腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

ヤフオクとかメルカリの小話

最近モノが増えてきたので、もう使わないものをヤフオクやメルカリに出品してる。

この記事は『ヤフオクとメルカリどちらが高く売れるか!』とか、そういうのを検証した内容ではありません。

私がこうしたサイトを利用して日々感じたことや、過去の思い出話を綴った記事になります。興味があったら読んでみてください。

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これまでいろんなフリマアプリを使ってきたけど、今はヤフオク(たまにPayPayフリマ)・メルカリに落ち着ている。

出品70%・落札30%くらいの割合ですが、売る側としたら断然ヤフオクが快適。

一時は出品すればすぐに売れるメルカリばかり使っていたこともあったけど、とにかくめんどくさい人が多くて嫌気がさした。


メルカリがめんどくさい理由
・激しすぎる値下げ交渉
・長期の取り置き
・プロフ必読などのマイルールの多さ


もうねー。メルカリはホント驚くことが多い。それだけたくさんの人が利用している証拠でもあるんだけど、ヤフオクに比べると非常識さが際立っている。

5,000円で出品しているモノを「2,000円になりませんか」っていうのはもうさすがに慣れましたよ。今は値下げ厨キター!ってくらいにか感じなくなった。

それでも一番嫌だなーって思ったのは「別の人が〇〇〇円で出してたけど、売れてしまったのであなたも同じ値段に変更してほしい」ってやつ。

え?なんで私がそこまで値下げせなアカンの?

それと何が何でも値切りたい厨がウザすぎる。とにかくね、10円でもいいから値下げさせて買いたいんだよね。

確かに僅かでも値下げして もらえたら嬉しいのはわかるよ?でもさ、そこまでいくと卑しさしか感じない。

よくあるのは「いま売上金が1,000円しかないから1000円で売ってください」とかいうのね。じゃあ買うなって思ってます。メルカリは値段しか見てない人が多い。


そして、ついこの間あった出来事。

売れて5日経った商品に対して別の出品コメント欄から「それ私がずっと探してた商品だった。2万で買うからその取引キャンセルして私と取引してほしい」ってやつ。

えー、こういうのメルカリって普通にあることなの?
いくらなんでも強引すぎやしないかい??

私も早く売りたいときは値段交渉に応じるし、発送方法の変更や取り置きも可能な範囲であればできるだけ希望に沿うようにするけど、とにかくめんどくせー!

プロフ必読も今や当たり前にあるけど、急いでいるときは正直言って厄介。あと最近よく見かける、購入意思のないイイネお断りも。

それがあなたのルールなら、一応は従いますけどね。

このマイルールを大量に、かつ詳細に載せている方。例えばコンビニ支払いはNGとか、受け取り連絡は受け取った時から○○時間以内にしてとか。

怖っ!って思ったのは、普通郵便で発送しても荷物の着日は把握しているので、着日予定になっても受取り連絡連絡しない方には悪い評価つけますなど。

恐らく過去にイヤーな経験をされたことがあるんでしょう。それ故の苦肉の策なのかもしれませんが、締めつけ過ぎじゃない??

今は欲しい商品があっても、あまりに細かいルールを設けている方からは買わないようにしてます。あとあと些細なことでトラブルになる可能性があるので。

最近のメルカリは、数百円の商品を買うのに随分と気遣いすることが増えて非常に窮屈です。


あと嫌だったのは、商品購入後のしつこい受取催促。

メルカリ便で送ってくれたんだけど、昼間会社にいる時メッセージがきて「商品到着しているようなので早く受取連絡してください」っていうやつ。

いやいや、私会社にいて商品の中身すら見てないからね。到着と同時になんか受取連絡なんかできないっつーの。どんだけメルカリに張り付いてんだよ。

メルカリは自分の都合ばかり優先させる人が多いなっていう印象です。


そんな中でメルカリのいいところ。

圧倒的なアクセスの多さ。
ヤフオクにはないフットワークの軽さ。

食いつき度が全然違う。



そもそもオークション形式早い者勝ちの違いだとは思うけど、適正価格で出せばメルカリの方が早く売れるんだよねー。やっぱりこれは魅力的。

実は私の妹もメルカリを利用しているけど、ヤフオクはやってない。なぜか?と聞いたら「わかりにくい」と答えが返ってきた。

確かにメルカリはシンプルでわかりやすいと思う。メルカリしかやってない人にとっては、ヤフオクって敷居が高いのだろうか。

ヤフオクは無料会員でも出品・落札ができる。でも正直なところ、出品するなら有料のプレミアム会員でないとかなり使いにくい。

落札するだけなら無料でもいいと思うんだけど、オークション形式より、メルカリみたいにすぐに落札できる方がわかりやすいのかもしれませんね。


それでもめんどくさいと言いつつ私がメルカリをやってるのは、自分のよく買う商品がヤフオクよりたくさん出品されているから。

当然競争相手が多いので、同じ商品がたくさん出てるとどんどん値下がるんだよね。



だから買うならメルカリ。
売るならヤフオク



ヤフオクはやっぱりオークション形式がアツイ。

買い手が自分で値段を決めるから当然値下げ交渉もない。ヤフオクはメルカリに比べると無茶ぶりしてくる人がほとんどいない。

私の場合こんな感じで出品してる。

相場が10,000円以下  100円スタート
相場が10,000円以上  1,000円スタート

ほとんどの場合、競う人が2人いれば相場かそれ以上の値段で落札される。

ヤフオクも今は即決価格のフリマ機能がある。定額だと価格によっては売れないものが、オークションの低価格スタートなら積極的に競り舞台に出てきてもらうことができる。

なんと言ってもラスト10分の攻防戦が見てて興奮する。オークションやってると、これが1番楽しい。出品者の醍醐味だよね。

それでも思ったより入札されなくて、めっちゃ安く落札して終了!っていう時も勿論ありますよ。

あまり注目されてない商品は下手に低価格で出すと後悔することもあるので、ここは最低ラインの価格帯でフリマ出品することもありますね。

定額で出す時は必ず過去の落札価格や売れた時期を見て価格を決めます。実際の相場とあまりにかけ離れていたら売れるものも売れないので。

私は相場価格よりちょっと下げて出品することが多いです。

よっぽど「この商品はこの値段で売りたいんじゃー!」っていうのがあれば別ですけど。自分が買う立場になった時、この値段なら買ってもいいかな?っていう値段にして出しているつもり。

やはり基本はお客様に買ってもらう立場ですから、できるだけ適正な価格で気持ちよく取引したいと思ってます。


これはどこのサイトでも同じだけど、やっぱり旬なものは当然欲しい人の方が多いからどんどん売れる。でも逆に、旬ではなくても競争相手がいないレア商品はヤフオクの方が高額で売れますね。

ヤフオクは、欲しいものこまめにチェックされているコア層が多い気がする。あくまで体感だけど。


それでも過去苦い経験もしましたよ。
所謂オークション詐欺。

確か15万円くらいのカーナビ落札したんですよ。で、見事にトンズラされましてですね。このとき私以外にも沢山の人が犠牲になってました。

支払ったお金が戻ることは諦めていたけど、裁判になったようで少しだけ戻ってきたんですよ。その人の親が出してくれたんです。

まだ今みたいな、受取連絡しないと入金にならないっていうシステムではなかった時の話です。

あとケースに入っていないCDを落札したとき、紙の茶封筒にそのまま裸でCD入って送られてきたことがあって、これはさすがに笑った。

でもラッキーなことに、傷もなくて普通に再生できました。

逆に過剰包装もあるある。これは今でも普通にあるある。剥いても剥いても、商品になかなか辿り着けないアレ。

前に5センチくらいの小さいアクスタ1個買ったんですけど、ものすごい分厚い封筒が届いたんです。

ガチガチのビニールテープで封された袋開けたら、ダンボール⇒ビニール袋⇒エアキャップ3重⇒ビニール袋でようやく商品がお目見えしました。

今って梱包の仕方でトラブルになることが多いらしいので、そのせいなんでしょうか。

私は経験ないけど、破損してるワケじゃないのに、このやり方じゃ下手したら傷がつくってクレームになることもあるみたいですね。

ヤフオクもメルカリも、以前に比べたらせっかちで神経質な人が増えたなーと感じてます。スムーズな取引をしたいけど、なかなか相手からのアクションがなくて四苦八苦した結果なんでしょうね。

でも過去こんなこともありました。

同じ趣味を持った女性の方と意気投合して、取引が終わるまで毎日取引メッセージのやり取りしたことがありました。好きなゲームの話や、オススメ教えてもらったりとか。

今はさすがに毎日メッセージとはかないですけど、買ってもらった商品がきっかけで話が膨らむことは稀にありますね。

こういうのは個人取引だからこそ経験できる楽しみでもあります。



世の中いろんな人がいるから、取引のカタチも様々。
こうして今日もせっせと出品作業に勤しむペン吉の小話でした。

PS4 わるい王様とりっぱな勇者 クリアしたよな感想

わるい王様とりっぱな勇者、クリアしました。

ヤバい、涙出そうになった( ;∀;)ウルウル

以下、感想ですが若干ネタバレ気味かな?と思いますので、未プレイ方はご注意くださいませ。100%フルオープンではないです。



前回の記事でバトルシステムがーとか、散々書いたんですけど。それを帳消しにしたくらいエンディングが感動した。特にスタッフロールのところ。

そして主人公ゆうがみんなの困りごとを解決する『ひとだけすけイベント』が中々に神がかっている。

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このイベントクリアが最初本当に大変で。目的地まで何度も同じ道を行き来することになるんだけど、「またかよ!」って匙を投げたくなる時もありましたね。

ひとだすけは全て終わらせましたけど、レベル上げ含め様々な装備品が入手できるのでやった方がいいに決まってるんですよ。

でもそれだけじゃない。

イベントで終わらせてしまうのがもったいないくらい、いい話があった。


私が特に好きなイベント。

1.魔本
なにこれ、やばい。このシフと魔本の過去が壮絶過ぎる。これだけで1つの物語ができるんじゃないか!?ってくらいグッときた。

魔物の村に住む女の子が魔女になりたいからと、魔女の手土産に「魔本欲しい!」とう依頼から始まった話。

この魔本がめっちゃ禁忌なヤバい本で、シフ自身の身に起きた悲惨な出来事が明らかに。そんな彼も魔物の村での出会いで救われた気持ちになる。

なるんだけど!!
それでも彼が魔本と共に旅を続ける理由が切な過ぎるだろぃ。

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これ以上は完全にネタバレになっちゃうから言わないけど、泣ける。これだけで泣ける。

2.美食家ネイサン
これも反則じゃない?涙

ネイサンのそばにたハリネズミのハリーの優しさに心打たれた。ここからヤマネコの話へ流れるのが素晴らしい。

このゲームってイラストから子供向けなのかと思ってたけど、完全に大人がやるゲームだわ。世知辛い世の中に疲れたら、このイベントで浄化されて欲しい。

可愛らしいイラストだから中身もぬるいだろうと思ったら、全然普通に厳しいから!その厳しさ故の心温まるストーリーに癒されてみてはいかがでしょうか。

3.勿忘草
幼馴染に元気になって欲しくて何度も薬を作るも、思うような結果が得られず。薬の素材を採るため、ゆうが助っ人になるのですが…。

このイベントは幼馴染の絆の深さが見どころでしたねぇ。リスクがあろうと絶対に取り戻したいもののために、それぞれが自分の弱さを乗り越えていく姿に感動。


ひとだけすけ大変だったけど、エンディングの中でこのイベントに関わる会話を聞いたら、頑張ってクリアして良かったなという気持ちになった。



で、魔王についてですが。

魔王が誰なのかはプレイする前から恐らく誰もが察しているとは思うのですが、スタッフロールを見る前と後で彼に対する印象が変わりました。

今はいない、かつての勇者から託された娘のゆう。彼女がどうやって魔王のもとへやってきたかが明らかになっている。

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最初、親バカなくらい娘に甘い父ちゃんだなーって思ってたんですけど。人間の子供なんて育てたことないのに、必死になって父親をしている姿がですね…。

もう愛おしくてたまりません!

これの背景には、魔王と勇者の間にある信頼関係の上で成り立っているのはわかるんですけど。それだけじゃない何かも感じられるかと思います。

だからこそ魔王が勇者の手によって倒される…そうそう、サブタイトルの『これは、いつか君に倒される物語』に繋がってきちゃうんだね。

魔王、おぬしも不器用な男だな。

過去。今は亡き勇者がこの世界平和の地盤を築くも、まだまだこれからというとき不運に見舞われてしまいますが…。

彼の意思は死ぬことなく、友から、そして子へと受け継がれた『これは、いつか君へと続く物語』へ変わっていくところが刺さった作品でした。



いやー、なんかものすごく感動したゲームだった。これは邪な気持ちで遊んじゃないけないゲームだね。

仲間はコンコ・サカサ・フローラの1匹と2人。基本は2人制のバトルだけど、最後は4人でもっと冒険したかったです。

レベルが上がっていくと終盤は大変頼もしい仲間に育ってくれました。特にフローラの成長は目を見張るものがある。

ラストは1番好きなキャラで!と決めていたのでコンコを連れて行きました。ボス直前のステータスは以下の通り。

ゆうLv.45 コンコLv.42
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コンコのとくぎ、へんしんがアツイ!

どちらもレベル40を超えればエンディングは迎えられそうな手ごたえでした。ラスボスの音楽が最高に盛り上がった。サントラ付きにしておいて本当に良かった。


サブイベントは充分満足できましたが、メインストーリーをもっと遊んでみたくなりましたね。

キャラやゲーム全体の雰囲気がものすごくいいので、次はコレのもっと壮大なやつプレイしたい。

バトルシステムは本当にシンプルで、いろいろ駆使しなくていいので私にはちょうどよかった。

ただ『とくぎ』を使うためのMPが少なくて、これがちょっとストレスでしたね。バトルの中で防御したり装備品などでの回復を考えて戦わないといけないので。

MP回復アイテムもショップの定番商品として販売して欲しかったです。お金は最後かなり余るので。

それと敵から受けるダメージがやや多めかなーと。

とくぎが常に使える状態ではないので、MP枯渇してるときに👇のようにひしめき合った魔物が出るとMP貯まる前に戦闘不能になる。

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だから戦い方には気を付けなくちゃいけないんですけど、レベルが上がってくるまでは割ときついバトルになるかと思います。



あと目的地までが長いのは仕方ないにせよ、交通の便があまりよろしくない。せっかちな方には不向きなマップ仕様かと思います。

ほか、次のレベルアップまであとどのくらいなのか。数値でもバーでもいいので目安が欲しかった。

ストーリー、絵や音楽がすごく良かったので、バトルシステムの調整とマップの仕様を変更して次回はもう少しボリュームのあるタイトルを遊んでみたいです。

雰囲気はこのまま維持して欲しいですねー。この可愛さとシンプルさが私にはピッタリでした。

攻略サイトなんて見なくても、自力で考えてクリアできるゲームってだけで貴重だと思います。

いずれ日本一ソフトさんのシリーズものとして、長く愛さる作品のひとつになることを願っています。このシリーズの新作出たらまた購入したい。

いろいろ綴りましたが、大変楽しく遊ばせていただきました。



この夏、ペン吉もりっぱな勇者になれた…ハズ。



 👇PS4

 

👇Switch版

PS4 わるい王様とりっぱな勇者 はじめてみたよな感想

今年の夏休みはコレ!

『わるい王様とりっぱな勇者』

ペン吉、今年の夏は勇者になってきました( ー̀ωー́ )

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ゲームは2021年6月24日に発売になったタイトルです。発売後に知って購入しました。

あとから店舗特典にいろいろカワイイグッズがつくお店もあったんですけど、私が知った時はほぼ取り扱いがなくなっていた(´・д・`)チーン

最近CSゲームはさっぱり新作チェックしてなくて、久々にSwitch立ち上げて新作情報を得ているような状態です。

購入した理由はRPGなのと絵がカワイイから。
ズバリこれだけです。

RPGはしばらくすると必ずやりたくなってくる性分ですが、最近のPRGてペン吉ついていけなくて…。

やることが多くて挫折するの(⇐泉の世界の雲じい風に)

先に攻略を見ておかないと後々後悔するタイプのタイトルが多いのと、複雑なゲームシステムを把握⇒これを駆使したバトルが疲れてしまう。

もう年ですかねー。
ですよねー、知ってた。

だからシンプルでかつカワイイRPGやりたかったんですよ。そこにちょうどこのわるい王様のPV見ちゃったんですよね。


www.youtube.com


でもすぐには飛びつかなかったんです。理由はPV見ていただければわかるかと思うんですが、最後は身内と戦うんでしょ?っていう感じでしたので。

もう完全にお涙頂戴の心が苦しくなるゲームやんけ…。

欲しいものは割とすぐ飛びつく方なんですけど、さすがにブレーキかかっちゃったんです。

でも結局買った。

だって音楽がすごくいい。
そして主題歌は志方あきこさん。

どうせ買うならサントラ付きがよかったので、たまたまPS4の初回限定版があったので買ってみました。

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で、さっそく修業してきた。

 

本当のパパはいないので、王様ドラゴンが父親代わりとなり勇者見習いのゆうを育てています。

りっぱな勇者になって欲しいけど、1人で冒険させるのはまだまだ心配らしく、後をついて様子を伺っていたり。時には影でこっそりバトルの手伝いも。

なんとも微笑ましいです。

王様ドラゴンもかわいいんだけど、ここに出てくる魔物たちが本当に可愛くてたまらん。村に住んでる魔物も、バトル対象の魔物もどこか憎めないフォルム。

見逃すのでなはくお持ち帰りしたいです。


物語の章ごとに仲間になるキャラがいるんだけど、きつねのコンコの話は泣きそうになった。

ふくろう爺さんモフりたい。

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バトルはゆう&仲間キャラの2人で戦うことになるんですけど、レベルが上がってくるまでは迂闊に○ボタン連打はできない。

HPを回復するアイテムを装備しておけばそこそこしのげますが、受けるダメージが多いせいか回復アイテムをケチる、もしくは常備してないとヒヤヒヤする場面あり。

敵が全体的に強いイメージですね。

良く言えば常に気を抜けないバトルですが、正直申し上げてそこまでは求めてないのですよ。

1回ごとのバトル終了で回復アイテム使って進めているから、サクッと倒して早く目的地にたどり着きたい私にとっては結構キツかった。

敵を見逃すシステムも、このゲームの内容からして搭載されているのは面白いとは思うのですが。トロコンは狙わないのでスルーしちゃってます。


時には王様の家来とも一緒に旅をすることも。
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キャラはカワイイんだけど、道中の移動がちょっと大変。

このへんは先にレビュー見てたので「ああ、これのことを言ってたのかー」って思いながらプレイしてたんですけど、目的地までが長い。

似たような道中をエンカウント率高め&強敵揃いの中、限られた回復アイテムで進んでいくので結構疲れます。

なんかバトルに関しては見た目に反して歯ごたえがある。


人間の女の子とも冒険するよ。

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フローラちゃん、カワイイけど弱すぎる(;'∀')

最初仲間になった時、この子はどうやってバトルに参加させたらいいのか悩みました。レベルが上がってくればしのげるようになるのですが、そもそもレベルが上がらない。

いつも戦闘不能でバトル終了してたので。

仲間になったばかりのころは防御してないと敵の初撃で戦闘不能に陥ることが多々あり。バトルに参加させていい要員じゃないと気づくまでは、全くレベルが上がりませんでした。

仲間キャラそれぞれに特徴があって、それに応じた戦い方をしていく必要があるってことですね。

りっぱな勇者になるには、仲間の戦闘スタイルも把握する必要もあり。ゆうに課せられた試練は結構厳しいのだと痛感した。


ちょっとここまで厳しいことを綴ってきましたが、物語の雰囲気やストーリーはすごくいいんです。

それだけに何故バトルや移動がこんなに鬼畜仕様なのか。ちょっとアンバランスな印象を受けました。


そしてついに魔王を倒す時がやってきました。

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ゆうは知らないんだろうけど、私は非常に複雑な心境です。

~つづく~


↓↓ わるい王様とりっぱな勇者 クリアしたよな感想 ↓↓

penkichi-201902.hatenablog.com

 

 

 👇PS4


👇Switchもあるで 

 

BL雑誌 Cool-B 2021年9月号 Vol.99 感想 東京24区-祈- Friendly Lab CAGEリメイクなど

ペン吉夏休みです。

マンガ読んだり、アマプラでアニメ観たり、モンストのドクターストーンコラボでまったり過ごしています。完全に引き籠ってます!


クルビVol.99発売になりました。

次号はついに100号かー。昔は『微熱王子』というタイトルで発刊されていたCool-B。微熱王子という響きがものすごく懐かしく感じる。

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今回は橋姫の川瀬が表紙。

大きく古書店街の橋姫々の特集やってますが、基本これまで雑誌に掲載されていた内容とあまり変わらんので、新しい情報が載ってるところだけ感想してきます。

 

 

Switch 東京24区-祈-

 

PC版⇒Switch移植。これは前号でも発表ありました。今回は具体的にどのへんが追加になるのか…というのが気になってたんですが。

なんと蓼丸の新エンディング追加!おおー!!

蓼丸はルート制限かかっていて、他の3人を攻略しないとルート開かない仕様でした。とくれば必然的に真相ルートと扱いとなり、ラストは大団円って感じだったんですよ。

ただこれがかえって蓼丸らしさが控えめになってしまった感がありました。

そういう点では他のキャラの方が、主人公晟尋と一緒に問題を解決していく流れですごく面白かったんですよ。

まあ蓼丸に関して言えば他のキャラのBADに必ず絡んできていたので、そっちの印象の方が強すぎたというのもあるんですが。

私の中ではBADの蓼丸が非常に生き生きしてたので、Switchでは彼の得意な暗躍っぷり根回し技を思う存分発揮していただけたらなーと思ってます。


代表的な追加内容
・蓼丸エンディングの追加
・書き下ろし後日談・新規CG
・エンドリスト追加

発売は2022年予定。

恐らく新規CGについては、今後のCool-Bで紹介されていくでしょうね。楽しみにしています。

 

Friendly Lab

 

『なぞがナゾを呼ぶTennenouji新作の続報が爆着』ということで、ゲーム内の画面まわりや被験者ニシくんの入浴シーンが掲載。

このゲーム、閉じ込められた2人の男性に様々なアクションを行い、彼等にどのような影響を及ぼすのか?を実験するのが目的のようです。

2人の反応を見て楽しむゲームとのことですが、果たして本当にそれだけなのか。もしくは、そこから記憶喪失である彼等の記憶を探り出すことにも繋がっていくんでしょうか…。

新しい情報は出たものの、まさになぞがナゾを呼んでいるところであります。

画面見る感じだと、なんとなく育成ゲームを思わせる雰囲気。

てんねんさんの新作なので興味はあるのですが、ここまでの情報だとちょっと手を出してもいいものなのか判断しかねるところです。

発売は2021年予定。10月頃にはPVが公開されるようです。更なる続報に期待。


CAGEリメイク

 

リメイク本誌初掲載!やったー。
ようやくクルビで取り上げてもらえるようになって嬉しい。

クラウドファンディングは約1700万円という驚異の数字を叩き出したのが、まだ記憶に新しいところです。

PCクラッシュが原因で1度ロットアップしたタイトルですが、ついにクラウドファンディングによって再び現世に舞い戻ることになりました。

プレイしたいけどゲームソフトが売ってなくてできない!って人、結構いるんじゃないかと思うのです。

クラファンは既にプレイした方はもちろんのこと、未プレイだけどリメイクを待っていた方もたくさん参加されたんじゃないでしょうか。


このゲームはOPENとCLOSEのディスク2枚仕様で、それぞれ攻略できるキャラが違っています。今回はOPENメンバーの新しい立ち絵が公開。

ふぉぉ~。みんなカッコいい。

個人的に今1番楽しみにしているボブゲですね。

1度プレイはしているものの、今回はかなり手を入れてのリメイクとなるため、同じ内容のゲームでも印象とかずいぶん変わってくるんじゃないかと思ってます。

一番大きいのはやはり声がつくことですね。そして上でも触れたように立ち絵から一新しているため、ほぼ新しいゲームをプレイする感覚になりそう。

リメイク版
・フルボイス実装
・全立ち絵・スチル差し替え
・スチル450枚に増量
・目パチ口パクあり
・シナリオ修正加筆変更

ほか演出・UI強化、FD制作も決定してます。

これで予定価格4,000円前後って破格じゃない??年内リリースを予定。順調にいけば年末年始で遊べたりして。

楽しみなことには変わりないのですが、焦らず体調と相談しながらじっくり作って欲しいなーと思ってます。

そしていつかクルビの表紙を飾って欲しい☆

 

ほか

 

ディストピアの王
半左・アンジー・水明クンの攻略チャート掲載。SSがすごく面白かった。あのアンジーがこんなにカワイイ奴だったなんて最初は思いもしなかったよなー。

・贄の町-いろむすび-
おおー!新しいキャラが何人も紹介されてる。発売が2021年から2022年へ延期。

・患者Sの救済
攻略キャラのエロCG公開。

三島君の万歩計の絵。コレどこかのクルビに載っていたような気がするのだが…。アへ顔で。もしかして修正になった?それともここからアヘるの??

発売がいよいよ来月なんだよね。意外に胸アツ展開になりそうで、今からものすごく期待してる。


 

BLゲーム ディストピアの王 フルコンプまとめ 特典ドラマCD・SS ネタバレ感想

デ王フルコンプしましたのでまとめです。
後半は特典ドラマCDやSSの簡単な感想です。

 

 

まとめ

 

まとめはネタバレなしでいきます。

デ王、予想を裏切られたゲームでした。

久々ですね、ボブゲでここまで笑ったの。すごく面白かったです。

最初はバンドもので、主人公がスターを目指すために様々な障害を乗り越え夢を叶える的なストーリーかと思ってたんですよ。

所謂これがメインストーリーで、各キャラルートで相手キャラの掘り下げとスターになる道筋が違うってだけの。

もちろんそういった話もあるんですが、全く予想してない展開がありましてですね。

攻略キャラ4人のうち2人については、バンド活動とかスター目指すのはどこへいった??となるくらいスターへの道は遠のきますが、ドシリアスかつ壮大なテーマに大変ビックリいたしました。

このゲーム最大の特徴は主人公そのものと言って過言ではないかと思います。良くも悪くも主人公・桐久の王様気質と、プレイヤーすらも疑問に感じる揺るがないポジティブ思考。

まったくその自信とやらは一体どこからやってくるんだよ?って思うくらい眩しい主人公でした。

今だから言えますが、このゲームがCool-Bで発表になった時、この主人公は正直苦手なタイプかもなーって思ってました。

これが雑誌のSSを読んだり、1人・2人とプレイして中身が見えていくうちに1番好きなキャラに変化していくという。なんとも不思議な現象を体験できます。

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デ王はプレイしてみないと、面白さがなかなか伝わりにくいかもしれません。

これからプレイしてみようか迷っているようであれば、迷わずポチっていいと思います。どうせ買うならどこか特典つくところで買われた方がいいと思いますよ。

ピルスラさんは特典としてドラマCDやSSを積極的に付けてくれるので、第一印象で好きなキャラのとこを選んでいいと思います。

私は水明クンが気に入ったので彼の特典つくところは全て買いましたが、今は全員のドラマCD聴いてみたい、SS読んでみたいなーと思うくらい、攻略キャラが非常に魅力的です。


ほかゲームシステムは相変わらず快適でしたし、声優さんたちは間違いところで固めてきているので違和感覚えるところは皆無です。

それと今回絵が全体的にキレイなものが多く、痛々しいシーンでも見入ってしまいましたね。

特に表情がイイ。

何より水明クンが童顔なのにオットコ前でかっこよかった。どこぞの店舗特典に描き下ろしイラストがないのが残念で仕方ない。

2021年8月4日発売のCool-B Vol.99では、アンジーと桐久の新規描き下ろしイラスト&SSが掲載されるようです。いつかどこかで水明クンと桐久のも載せて欲しいなー。


FDが出るなら勿論プレイしますが、いつかの次回作も立石涼先生の絵だと泣いて喜びます。

以上、ゲーム全体のまとめでした。 

このあとはドラマCDやSSの簡単な感想です。
ネタバレしてますので、ご注意を。 

 

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特典ドラマCD・SSネタバレ感想

 

初回限定版特典ドラマCD『キング・オブ・ゲーム』

 

笑いで死にそうになった。
一番ツボったの。

ふるちんヘリコプター

全員で王様ゲームをすることになったのですが、毎回王様になるのは桐久です。王様からの命令は絶対。

桐久のムチャブリに他の4人が振り回される結果は目に見えているのですが、もう桐久が楽しそうで非常に生き生きとしております。

李京のオネエにビビり、庵士の可愛さに大爆発しました。
 

公式特典設定原画&SS集(全員)

 

SSはエンディングその後じゃなくて、ゲーム内では描かれていない各キャラの生い立ちとか、桐久に会う前の過去がズバリ書かれていました。

エンディングその後のSSは各店舗特典になってるから、こうした内容になったのかな?

SS読んでると、中にはこれゲーム内にあっても良かったんでない?と思えるものもアリ。

特に李京については、菟針李京になる前についてはあまり詳しく語られていないので、このSSって結構重要じゃないの??って思った。

私、どうして李京がここまで情に欠落した人になってしまったのかイマイチ決定打のようなものを感じられずにいたんですよね。

彼のルートでは最初の方からワケもわからずエグいシーンが続くので、プレイしててダメな人はそこで拒絶してしまう人いるんじゃないかと思う。

エンディングまで迎えても、これまでされた仕打ちを考えると桐久のようには思えないよってなるかもしれない。

それでもこのSS読むと、李京の残酷な振る舞いやセリフについても繋がってくるので、SS読む前と後ではキャラに対する印象も変わってくるのではないかと思っている。


デ王の攻略キャラで、半左は幼馴染かつ最初から桐久のこと好きだったから比較的キャラの心情がわかりやすいと思う。

でも、ほかの3人については桐久を好きとかいいなって思う前に、自身の問題にケリをつけないとなかなか好意を抱くまでには時間かかっているかと思います。

そうした点から、攻略キャラ視点のSSは本当に貴重。

ゲーム背景を深く知りたいのであれば、公式のSS集はアリだと思います。


設定資料集なだけあって、人物紹介・一般的なパーソナルデータ・略歴が載ってました。ここのキャラクターデザイン解説や作画解説が良かった。

こうした雰囲気を出したいとか、こんなところを注意してみたとか、そういうの。

作品を作り上げていく上で、作り手の考えや思いを知れるのは、プレイヤーとして非常に嬉しいです。


あと1番驚いたのが九銛さんの32歳という年齢。

え?こんなに若かったの!?

だって本人、自分のことおじさんって言ってじゃんね。ライブ用のズラとかさ…これもう狙ってるとしか思えないんよって。

ゲームからしておじさんを前面に押し出してきてたから、どっぷり40代なのかと思ってたペン吉です。バリバリのアラサーでした!

シーガル特典SS『模索可能な未来のこと』

 

やべ。

桐久の尻を作り替える話が、ラストで桐久両親のセックス話聞いて泣きそうになったわ。


水明クンの両親が殺された日。オカンが父の友人に強姦され殺されたのを目撃してから、彼のセックスに対する認識は歪んでしまっている。

彼曰く、セックスは愛を確かめ合う行為ではなく単なる道具だと言う。本人がそう言うのだから、間違いはないのかもしれない。

ただ私は果たして本当にそうなのか?と疑問に思っている。

これはゲームをプレイしている時から思っていたんだけど、愛…めちゃくちゃあるよね??

そもそも疲れた身体に鞭打って、寝る間も惜しんで尻を作り替える行為自体…

愛がないとできなくない?

ねえ、ちょっと。そこんとこどうなん??


さいころ突然両親を奪われ、そこから必死に這い上がってきた水明クンですが、何より欲しかったのは家族なわけで。

その家族になろうと言った桐久の尻を作り替えるということは、自分だけがして許される深い絆を持った関係を築くことでしょ?

テクニシャンな彼のことだから、尻作り替える=桐久のことをセックスで繋ぎとめておきたいように思えてしまったんだけどさ。

何て言ったらいいの?好きだからセックスするんじゃなくて、セックスという行為で好きを表現してるの。

だって私から見たら、水明クンは桐久にベタ惚れなんだもん。

常に自分だけを見て欲しくて、俺なしじゃダメってくらいにはしたいんでしょ!!そういった意思を感じてしまう。


引越しの時、業者の人を家の中に入れたくないっていうのは、あの父の友人事件が原因かと思うんだけど。

家族と過ごす大切な場所へ他人を入れたくないのは、今度は絶対に壊されたくないからなのかなーって思うと、ちょっと切ないですね。

普段は紳士的に振舞っている水明クンですが、時々子供っぽいところがチラチラするのが本当にカワイイです。

 

Amazon特典ドラマCD水明×桐久『あの日と同じ、部屋の中で』

 

ラブホを経営する支配人さんのお見舞いに訪れた2人。またあのピンクの部屋に泊まることになったようです。

水明クンは早くセックスしたいので『ヤリましょうのどぎつい視線』を送るも、ワザとやってんのかってくらい伝わってなくてワロタ。

彼の意思がしっかり伝わったあとの自信に満ちた桐久の「さあ、来い!」に、やっぱりこれこそ安定の桐久だよねーって思ったわ。

「色気ない」とか「アンタが喋ると興が削がれる」とかこのあたりのシーンで、半左の時も「喘ぎが汚い」とか言われたのを思い出してですね。爆笑してしまった次第です。

これまでのボブゲで、こんな色気のない主人公っていた?ってくらいには桐久って異色かと思うんですけど。

エロいとかカワイイとかそういうのとはまた別のタイプだよね。アホっぽいけど、アホじゃない。この型にハマってないアンバランスなところがイイ。

エロシーンは相変わらず雄みある水明クンの囁きが聞けました。エロくてサド気質なのに、カワイイって最高だね。 

 

公式特典ドラマCD李京×桐久『あの日と同じ、腕の中で』

 

ゲーム本編の終わりがあんなだったのでエロいシーンは難しいだろうなって思ってましたが、濃厚なキスや李京が迫るシーンあり。

このへんはさすがに百戦錬磨の李京先生なので、桐久の怒りものらりくらりと躱していく。


ただドーム内にいた頃に比べると、確実に李京が変化しているのがわかります。

あのエンディングの後の2人ってどんな生活してるんだろうって興味あったので、このCDではそういうのが聞けて良かったと思ってます。

攻略キャラ4人の中で李京と一緒にいる桐久が1番警戒心強いですね。両親を殺され、自身もひどい目に遭いましたから当然っちゃ当然なんですけど。

それでも一緒に生活して李京の変化が見て取れると、憎いという感情よりは本来の李京がどういった人間なのかっていう方が興味があるようですね。

李京が新しい世界で自分を偽る必要がなくなり、『生きる』を実感しながらも満たされていく中。

時間をかけてゆっくり桐久のわだかまりも解けたらいいなーと、そんな風に思えたドラマCDでした。


以上、デ王の特典感想でした。



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BLゲーム ディストピアの王 菟針李京 ネタバレ感想

李京まで終えてフルコンプしました。

攻略制限あったので、ここが文字通り真相ルートだったわけですが、ブチ込み過ぎすぎやしないかい??っていうくらいかなり濃厚なルートでございました。

結論から言うとここがピルスラでしたね。

特に李京BADがえげつなかったわー。これはキッついなーって思いながらプレイしてました。

他キャラは、BADながらにも桐久への愛が感じられたんですけど。ここはBADという名に相応しい中身だったわ。

以降、ネタバレです。

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ちょっと李京先生。これはとんでもない先生やわ。

同ブランドから発売されてるボブゲ『神学校』で、オーガスト神父っていう肉欲の先生がいたんですけど。アレとはまた違ったヤバさがありましたね。

李京はデ王攻略キャラの中で1番年上。体験版をやっただけだと、温和でゆるい大人という印象でした。

ところがルート入ってから早々に両親が彼によって殺され、後に数々の拷問受けるという。精神的・身体的に非常に痛々しい時がしばらく続いたんですよ。

いやー、これはハードル高くない?
ここからどうやってBのLに持ってくの??

水責めはプレイしてるこっちまで苦しくなりましたね。

Cool-Bのインタビューで「エグいシーンはあるのか」という質問に対して「カナヅチの方には相当厳しいかも…」ってあったんですけど、コレかーって。

ここで更に李京先生から尻に突っ込まれるワケですが、死と隣り合わせのセックスにメチャ感じまくってる桐久がエロい!

いわゆる『窒息プレイ』というやつですね。脳内に酸素いかなくなって仮死状態に近くなるアレ。

先生もともとセックスはそんなに盛んな方じゃないらしいけど、相当締まって具合がいいらしく、「こんなに締まるなら、今後組み敷く子の首は全部絞めてもいいかもね」なんてサラっとこぼしたセリフに凍りました。

空気を吸うように人殺ししたり、暴力振るうとかね。これはまた相当ヤバいキャラがきたと思いましたね。



桐久両親である博士たちですが、結果的にはユグドラシルの真実を隠蔽していた…ということになるよね?

停戦して世の中の情勢から事実を伝える必要性もなくなってきたし、この箱庭で安全に生きていけるなら現状を維持しつつ…いざという時は軍事設備だけ動かせるようにしけておけばええんやで?と、長い時間をかけてそうなっていったのだろうか。

このへんは、良くも悪くも歴代の博士たちの意思をそのまま継いだということになるのかね。ただ息子には外へ目を向けて欲しいメッセージ性は残ってましたけど。

博士の後継者として育てられてきた水明クンはどこまで知ってたんだろ。

水明クンと言えば李京ルートで彼が助けにくるシーンがあったんだけど、嬉しくて泣きそうになったね。あのときは「桐久!迎えが来たぞ!!」って本気で思った。



李京が生きていくために、自分の友人であるホンモノの菟針李京を殺害し、彼のコピーとして長年成りすましてきたワケですが。

李京がZ地区で過ごしてきた惨めな生活は、そもそも何が発端になっているのか。自分を捨ててまで他人に成り代わる選択をせざるを得なかった背景には、どんな事実があったのか…。

こういうのが李京で言うところの「真実を知りたい」になっていったのかもしれない。

結局どんな拷問を与えても桐久に言う事をきかせることはできなかったけど、桐久が提示した「言う事を聞くかわりに全部終わったら李京を殺す」にはアッサリOKしてた。

ここからの李京の変化が見どころですかね。

100%ではないにしろユグドラシルの歴史を知り、隣りには親の仇をうつために自分を殺そうとする博士の子供。

これに運命的な何かを感じてしまうあたりは李京らしいなと思いましたね。そもそも出会いからして、李京にとって桐久は興味を引く対象だったでしょうし。

どんな困難にも屈しない強靭な精神力を持った中身を持つ子でもありながら、熱でうなされれば人並みに誰かに縋ろうとする素直なところも。

こういうのを羨ましいと表現する李京にグッときたよ。

最初、桐久は真実を知るための道具だったけど、ここから可愛らしいと思える存在へ変化していくシーンはお見事でした。


ラストは2人でユグドラシルで守られた世界から、トウキョウの外で生活してくことに。以前とは違った、どちらかと言えば不便を強いられる生活。

当然桐久は李京のしたことを許してはいないし、いつかはこの手で彼を殺すのは自分だと思っている。

そういう気持ちはずっと消えないんだろうけど、この時点で殺してないところを見ると、今後そうした行動に出ることは可能性は限りなく低いでしょうね。

あの『この世の終わり』という境界線で、これまでの李京が終わっていると認識しているようなので。

今は復讐を果たすより、明らかに変化した李京の行く末に興味がある。そんな感じだった。

李京ルートはラブラブハッピー大団円!っとしたエンドではないけれど、2人が真実を掴み取ったことで、新しい人生が始まったともとれるエンディングだったなと思いました。



いつかまたユグドラシルがドームを開ける日がやってくるのだろうか。

ドームの中の人々が真実に目を向けた時、外の世界と再び交わる可能性が訪れるかもしれないことを期待しつつ締めくくりたいと思います。

次回はまとめと特典の感想あたりを載せたいですね。



↓↓ デ王 フルコンプまとめ 特典ドラマCD・SS ネタバレ感想 ↓↓
penkichi-201902.hatenablog.com

 



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BLゲーム ディストピアの王 霞丁水明 ネタバレ感想

水明クンがかなり衝撃的な件。


以降ネタバレです。

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童顔・テクニシャン・口調の豹変ぶり等、想像以上の意外性を発揮してくれた水明クン。

体験版ではそれとなく彼のS気質が垣間見えましたが、まごうことなき正真正銘のバリタチ君でした。

これまで半左・庵士と、どことなく受け臭のする攻めで締めくくられてきたんですけど。今回はそんなヒマさえ与えられないくらいにガッツリ責められていましたねー。

2人の優劣はアソコの毛の濃さで決めるという、大変男気溢れるシーンもありました。公式サンプルボイスの「もうボウボウな大人だよ」は、ここへ繋がっていたのか!



これまで散々笑ってプレイしてきたので、ここもすごいのが来るかー!?とプレイしてたんですが。

水明クンルートでは桐久両親が殺害されてしまうという、非常にシリアスな内容でした。

てっきり、桐久両親がガチ私的事情でユグドラシルを使ってスターへの道をことごとく阻止ていくおもしろ展開。そんな話なのかと思ってたんですよ。

だって半左であれだけ笑ったから。

ところがですね。予想を大きく外れた重い話に、途中から桐久のオトンオカンに申し訳ない気持ちでプレイしてました。

この両親から息子へ対する愛情は本物であったと言っていい…よね?両親の殺害に至るシーンが全く出てこないので推測となってしまいますけど。



今回いいなーって思ったのは、ラストは家族になろうで幕を閉じたところ。こういう結びつきがあってもいいのではないかと思えるので。

恋愛対象だから一緒にハッピーエンドは王道かもしれないけど、このスタイルだけが愛のカタチだけではないもんね。

一緒にお風呂入って桐久から家族になろうと打診するシーン。どちらもお互い恋愛対象というところまでいってないのはよくわかった。

それでも桐久が『俺たちは一緒にいた方がいい』と確信しているところは胸打たれたね。

そうそうそれ!
理屈じゃないんだよ。

他キャラでも『ピキーン(効果音アリ)💡』とよく閃いていた桐久だけど、なかなかに頭の回転が速くベストな回答を導いてくるあたりは、スターの素質は充分あると言えるでしょう。

この場面、桐久の勢いとノリで舞い上がっていたペン吉ですが、家族になるにあたり水明クンから非常に冷静な質問があり我に返りました。

今回はどちらも両親を殺されて1人になってしまっているという共通点はあったにせよ、根底にあるのは1人でいたくないという気持ちによるところが大きいのかなと思う。

それでも互いに無いものを埋め合うと言うよりは、この2人だからこそ一緒に生きていく意義があると感じたんですよね。

家族という重みを知る2人が、これからそれに向かって幸せになろうとしていくエンド。

なんだかすごく前向きでポワワーンと心温まるエンドだったのが好印象です。あとラストのスチルがすごく好み。この絵だけでも幸せな気持ちになれる。



ところで。2人の関係性と水明クン玄人なテクニシャンについては満足したのですが。

このルートでは肝心な真相は何ひとつわかりませんでした。李京先生がルート制限かかっているようなので、多分ここで色々明かされる仕様なんですかね??

両親がなぜ殺害されなければならなかったのか。あと桐久がギターを弾くと真実が明らかになるとかなんとか。桐久両親がやっぱり何か秘密を握っている感じですねー。

Z地区の住人がユグドラシルのことを嘘つき呼ばわりしているのも、気になるところであります。

ではラストの李京先生行ってきます。



↓↓ デ王 李京 ネタバレ感想 ↓↓

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