BLゲーム シニシカント ユーゴルート感想
シニシカント、ユーゴルート終了した。
発売が2013年10月25日のタイトルなので、今からだと5年以上前の作品。パッケージ版は既にロットアップしていて、現在はダウンロード版が販売されている模様。
プレイ前としては地味な印象。派手さはないけど、ボリュームあってスチルがキレイ。数は多いと感じた。使い回しが目立ったかな。エロはそこそこ回数あって、どれもアッサリめ。
はてなブログ記念すべきBLゲ1本目のタイトルなのに、辛口感いっぱいの感想です。このルート好きな方は読まない方がいいかもしれない。ユーゴというキャラがどうのではなくて、内容があまり好みでなかった。
以下ユーゴルート、ネタバレ。
未プレイだけどバレOKでここまで来ちゃった方のために、簡単に内容を説明。
主人公マキは、親を失った子たちが集まる離れ小島にある学園の生徒。この平和そうな学園の実態は人身売買・臓器提供のために子供たちを集め教育している場所だった。
一方攻略キャラであるユーゴは黒蓮会という組織の若頭で、実はマキの幼馴染でもある。(再会時はお互いに幼馴染だということは気がつきません)
なんでもその黒蓮会組長の友人である大物政治家ヘンリーが病気→先が長くない→今彼にいなくなられては困る→治す方法は心臓移植しかない→適合者がマキ1人だけ
この流れでマキをドナーとしてお買い上げし、ユーゴが島までやってくるのですが…。黒蓮会に敵対してるZENCAというマフィアが横槍を入れてきます。
このままドナーとして死ぬか、
それとも生きるためにあがくのか。
こんな感じで話は進んでいきます。
ストーリーとしてはなかなか緩急あって楽しいのですが。どうしても個人的に『これはどうなん?』と思うことがあり、モヤモヤしたままエンディングを迎えてしまったわけです。
ヘンリーは特に延命を望んでないし、むしろ人身売買には反対の人。本来は彼の部下である鴻上氏が跡を継ぐ予定だったらしいけど、俺は器じゃないからと逃げている。しかもマキが死んだら自分も後を追うなんてセリフも…。
黒蓮会組長も心臓を提供してくれるマキには真摯に対応するから、自分からドナー志願したことにしてよって、そりゃないわー。
その気があるならどっちも死ぬ気でヘンリーの意思を継いだらええやん!
とんだイカレポンチの集まりなのかと思いきや、黒蓮会の上層部はキレもの揃いだったよ。なのに誰1人として間違ってると声を上げないんだなーと。現代社会と一緒で上司には逆らえない的なアレ。
ユーゴの性格からしてマキが幼馴染だとわかれば当然組織裏切ってもドナーになんてさせないでしょうよ。周りがどれだけ敵になろうと俺だけはマキを助ける!っていう流れにしたかったのかね。まあ、BLですから。
こんな中胸熱になったのが、学校から一緒に連れて来られたイリヤ(生徒)とのシーンだった。最初はずいぶんと辛辣で、面倒なのと一緒になっちゃったなぁと思ってた。
が!!最終的にユーゴのためにドナーになると決意したマキを、一緒にここから逃げようと必死に説得してくる。
女顔なのに男前すぎる!
マキの父親がストーリー上で明かされてなかったり、唯一のドナー適合者だと散々フラグが立っていたので、これはまさか!
ラストでヘンリーとは親子だったんだよって種明かしを期待してたらそのまま終了してしまった(ちーん)
GOODエンディング迎えたあとメニューのエクストラから回想行ってこのシーン見たら、私の見た違う展開になっててビックリ。
つきさっきまではヘンリーが銃で撃たれたのに、回想ではマキが撃たれて死んでしまった。これはBADエンドなの?
アップデートファイル1.1当ててプレイしてるんだけど、迎えてないエンディングを見てしまい、BADエンドのネタバレくらったよ。
(´・_・`)
開幕からあまり良い印象でないんだけど、残す2人のキャラは大丈夫なんだろうか。
次回カルロ編です。
カルロ、めっちゃ俺様やん。
俺様系あんま好きじゃない。
ゲーム画像の著作権はAndsにあります。二次転載禁止です。