腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

Switch BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) スケアクロウ ネタバレ 感想その2

バスタフェ、2人目はスケアクロウことクロちゃんを攻略しました。

自称:裏社会のボスですが、普段から家に引きこもりきり。他キャラからもニート扱いを受けていましたが、実はスーパーな頭脳の持ち主なのであった。

彼は所謂ハッカーです。ありとあらゆる回線に入り込み、ほとんどが彼の遠隔操作によってシステムを掌握されてしまうわけです。

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フィクサーとして活動するには、彼の力なしではかなり厳しいでしょうね。

そんなすごいクロちゃんですが、当の本人はかなりのお調子者。最初の印象としては、完全にムードメーカー。メンバーの中で1番取っつきやすい人物です。

テウタが彼の豪邸に住むことになったときも、ものすごく嬉しそうでした。最初からテウタに好意を持っているのがわかり、2人の会話も楽しくて2人目の攻略に選びました。

テウタより年上ですが、周りが大人びているせいか一番親しみやすい。そして何より優しい。

テウタの笑顔が見たくて、彼女が喜びそうなことをしてあげたい!という気持ちが伝わってきました。

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テウタの前ではかっこいい俺でいたい!

そんな思いは虚しく、常にダメ男の烙印を押されたかのような扱いに可哀そう…と思いつつ笑っている私がいます。

そんな彼にも辛い過去があります。普段がおちゃらけてるので、この落差はすごい。そしてシュウ同様、ここも『家族』がテーマなのかな?

以降、ネタバレになりますのでご注意ください。

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話の中ではもうじきクリスマスを迎える時期。クリスマスを祝ったことがないというクロちゃんに、テウタが『ザ・クリスマス』を企画します。

シュウに、飾りつけに赤と緑以外使うなと細かく指示を飛ばすテウタに笑った。

みんなとクリスマスを祝うクロちゃんが、ものすごく幸せそうでした。テウタともいい雰囲気なのですが、恋愛に発展するのかと言ったら…微妙なところ。

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クロちゃん、高校は飛び級して13才で大学に入学している。学校で授業を受ける時間が惜しくて14歳で中退。

その後はクラッカーになる。クラッカーっていうのは、ネットワークやシステムに不正に侵入し、情報を盗んだりシステムそのものを破壊したりする行為ですね。犯罪です。

この技術に民間の軍事会社が目を付け、彼にとあるハッキングシステムの開発に協力させます。内容は街一帯の通信を15分間ダウンさせるというもの。

ところが思いもよらない甚大な被害を目の当たりにして、クロちゃんはクラッカーを辞めることを決意。軍事会社も辞めようとしたが、ここまで関わった以上辞めることは許されず酷い拷問を受けたようです。

それでもそんな仕事はしたくないといつか逃げようとしていたら、今度は父親が殺されれてしまう。殺された映像を見せられて、仕事しないならお前も同じ目に遭わせると…。

そんな窮地を救ってくれたのが、同じハッカー仲間だった。

クロちゃんたちは、この民間軍事会社の裏情報を入手し、大量の武器取引があることを掴んでいた。そして彼等フィクサーの出番となり、まずはそのハッカー仲間と接触するため居場所を突き止める。

ところがそこにいたのは、殺されたはずのクロちゃんの父親だった…。

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クロちゃん自身が民間軍事会社で受けた拷問がトラウマとなり、極度のショックを受けるとパニック状態となり人が変わったようになる。そしてその時自分がどんなことをしていたのかという記憶がなくなってしまうようです。

普段から自身の弱さを憂いていたけど、今度こそ強い自分になりたい、嫌なことも全て覚えていたい、みんなと一緒にいられるまともな人間になりたい!

こうして自分を受け入れられるようになったきっかけは、他でもないテウタの存在だった。

前回のシュウの時は相手に振り回されていたテウタだったけど、クロちゃんのときは「私がなんとかしなきゃ!」と、完全に立場が逆転したポジションでしたね。

いつの間にか、彼女の中はクロちゃんでいっぱいになっていたって感じです。

後日談では、2人でピクニック。テウタは自信のない手作りサンドイッチを持参し、クロちゃんは普段しない車を運転するという、なんともチグハグなデート。

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しかも外でサンドイッチ食べてるときに大雨が降り、帰ろうとしたら車がぬかるみにハマり動かないときた。ラストは泥だらけに。

最初から最後までカッコ悪い続きのクロちゃんだけど、何故かこの2人を見てると微笑ましくて心が温まる。

私、クロちゃん大好きです。

かっこつけようとしててもイマイチ決められないクロちゃんだけど、素直で優しくて擦れてないところがいい。

彼の父親も、クロちゃんをそのまま大人にした性格だけど、ものすごく優しくて家族思いです。

自分のせいで死んだと思っていた父親との再会に戸惑いがあったようですが、特に父親からの「息子には幸せになって欲しい」っていう思いが伝わってきて、ウルルとなりそうなお話でした。


最後に。

クロちゃんは間違いなく、尻に敷かれるタイプだよね。

  

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) - Switch

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