腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

Switch BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) モズ ネタバレ 感想その4

バスタフェ、モズです。

若くして検死局の主任を務める検死官。事件などで亡くなった遺体を解剖し、死の要因を突き止める、言わば死のスペシャリスト!!だそうです(公式より)

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両親は既に他界しており、妹が1人いたようですが行方のわからない状態が1年続いていると言う。今回はこの妹に焦点があてられたストーリーとなっている。

メンバーの中では表情の変化が少なく、自身も話すことが得意でない。彼が発するセリフも独特の言い回しが多く、これはある意味斬新でした。

料理が得意のようで、各ルートで彼の作った食事を食べるシーンがありましたが評判は上々。妹を世話していたせいか、ちょっとオカン的な要素を思わせる部分もあり。

彼のルートでは、デリバリーをネットで注文したクロちゃんが間違ってボタンを3連打し、食べきれない料理が届いてしまったシーンがあります。

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この後の電話で「モズには内緒で…」と言ってるあたりで、彼がみんなの中でどんなポジションにいるかわかるかと…。

それとモズの中の人、福山潤さんですが。もうアニメやゲームでもお馴染みの方ですね。モズって、かなり表現の幅が狭いと思うんですよ。

感情の起伏もあまりないし、セリフのテンポも似たような感じ。これをどう演じるのかな…と注目してたんですが…さすがやったわ。

僅かな声のトーンの変化や間の取り方で、ちゃんと雰囲気が伝わってくる。あくまでモズを崩さない前提で喋ってるのがすごい。

話の内容がかなりデリケートかと思うのですが、ここにモズのセリフが響きます。

ここからネタバレ感想です。

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モズのルート、これも結構キツかった。

近しい人の家族の死を扱う話だったというのもあるし、テウタ自身も兄を殺されている。どうやっても家族の『死』に向き合うので、ここから恋愛に向かう余地あるんかいな?という不安がありました。


今度の舞台は学校。それも名門校で生徒が首を吊って死んだという事件が発生。

事件はテウタの親友・警察官のルカが担当となり、死因特定のために鑑識としてモズ、指定媒体の記者としてテウタをそれぞれ指名します。

"学生の死"を取り扱うにあたり警察もかなり慎重になっており、学校側としてもできれば大ごとにせず、自殺という線で早々に片づけてしまいたいといった具合です。

検死の結果、他殺と断定。これまでもこの学校では不可解な学生の死亡・失踪事件があり、気になっていたモズは再びテウタと学校へ向かうことに。

そこで出会った1人の学生・アイビー。彼女から1枚のポラロイド写真を渡されたが、そこに写っているのは、いなくなってしまったモズの妹だった…。

今回の事件で、学校とテウタたちのパイプ役を買って出てくれた、トロイという若い男性教員。非常にフランクな性格で、学生からの評判も良く特に女生徒からは人気があるみたいですね。

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どうもこのトロイ先生、テウタのことを気に入ったらしく、こなれた感じで誘ってくるのがちょっといやらしいわ!どうもリンボ経由の話だと、これまでも過去に女生徒とウワサになったり、手も早いともっぱらの評判。

テウタが学校の理事長にとある疑いを掛けられて学校へ呼びだされた時、ヘルベチカさんが「テウタは生徒じゃないし、大人の男と女だしね。僕なら理事長の前でテウタを優しく庇って、その後ランチに誘うな~」的なコトを言ったんですよ。

そしたらモズが「僕も一緒に行こうかな」という流れに…。

このときの私の心境は👇こんな感じです。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ガッツポーズ

いやいや、だってモズっては興味ないことは本当にバッサリだからさ。これはテウタが気になってるってことやん!多分!いや、間違いなく!!

 

そして帰りにはモズ節炸裂して笑った。

「トロイはキミに対してオスの性的アピールと表すしぐさがあった」

モズの表現が斬新すぎる。

👇これも唐突に始まって驚いたわ。

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どうしたのか尋ねたら、落ち込んでいたらしい。過去、両親が死んで黒い死体袋に入ったいた時が鮮明に思い出され、それを繰り返していくうちに、その袋の中に妹の顔が見えたなど。

簡単に言うとパニック状態だってことらしいけど、全くそんな様子には見えない。まあ、それくらいわかりにくい人なんだよね。で、これを落ち着かせるためには、性的興奮が一番だという結果に…。

モズが何か言うときは既に結果となってセリフに出てくるため、テウタがいつも驚くってパターンですね。

この後の『すごくテウタ』って表現も新しい!



さてさてさて。

多分ここを読まれている方は、ゲームをプレイ済み、もしくはプレイはしてないけどネタバレOKだと思うのでバッサリいきます。

結局のところ事件は想定通りトロイ先生の仕業だったのですが、やはりモズの妹も彼によって拘束されていた。ところが彼女だけは殺せなかったと言っている。

えっ!もしかしてこれは妹と再会する望みがあるってこと!?

監禁場所へ急ぐモズたち。先頭にいたルカの「間に合わなかったみたいだ…」が私の中でリフレインしてる。

そこには変わり果てた妹の姿。
それを愛しそうに抱きしめるモズ。



もう、何も言葉が出ませんでしたね。

失踪して1年が経ち、モズ自身も彼女が生きていることに対して諦めていました。それでも改めて妹の死を目の当たりにして、一体どんな気持ちなんだろうと…。私には想像もできませんでした。

テウタも兄を殺され家族を失っているので、モズの気持ちは痛いほどわかるでしょう。

正直なところ、ここからラブラブハッピーエンドは無理っしょ!というか、私がムリだわ。それどころじゃないから。

そしたらその後談ではモズから衝撃的な話が。

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モズは過去、トロイと同じように死体を消す仕事をしていた。そして6年前22歳の男性の遺体を消したことがある、そういう話だった。死体を消すとは文字通り、遺体が残らない状態にするということです。

6年前にテウタの兄は殺されており、遺体は一部しか見つかってない。兄はそのとき22歳だった。

でも、その遺体がテウタの兄だと確証はない。
ないけど、兄かもしれない。

おいおい、これ以上ハードル上げるなや!

いや、もうすごいなって。
なにがって、この話の流れが。

公式がものすごく挑戦的だと思いましたね。2人をくっつけたいのか、微妙な関係でいさせたいのか…。

でも、モズがこれを抱えたままテウタの傍にいられるかといったらNOですね。だからこの話をテウタにしたのは、ごく自然な流れだと思うのです。


だってモズもテウタも、どちらもお互いを好きだから…。

 


トロイはイリーナさんを消すよう依頼を受けていたと言う。それは彼女が属していたいた組織『ルイ・ロペス』からだったようです。

やっぱりこのルートでも絡んでくるんですね。この組織の目的がイマイチ掴めない。

イリーナさんの話じゃ、組織の力が大きくなり過ぎて一人歩きしてるとか言っていた。ということは、今は本来の動きをしてないってことになるんだよね。

これ、残りのルートで真相出てくるん??

 

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) - Switch

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