Switch Mosaic(モザイク) プレイしてみたよ 感想
休日。
久しぶりにNintendoのゲームニュースコーナーを見に行った。そしたらヤバそうなゲームを発見した。
その名は『Mosaic』
Nintendo Switchでは2020年1月23日に配信になったタイトルだけど、他にも様々なプラットフォームで配信されている。
これ。仕事で荒んでいる人には、ものすごーく自分と共鳴してしまうゲームじゃないかと思う。
Nintendo SwitchのPVが素晴らしいので是非。
Mosaic - Launch Trailer - Nintendo Switch
無機質な世界と美しい音楽で、ペン吉はすっかり魅了されてしまった。
Mosaicの主人公は大企業に勤める会社員。ただ毎日同じように会社へ行って同じことを繰り返す日々。
街が発展する裏側には、人を合理的に管理しようとする会社の残酷な現実が見える。
そんな中、いつもと違う行動をとってみる主人公。
光が射す窓の先の景色を見たり、公園で演奏家と出会ったり。この演出がなんかすごいんです。
他愛もない出来事なのに、孤独で疲労感いっぱいの主人公の心に訴えかけてくる何か。ほんのちょっぴりぽわーんと温かくなる感じっていうんでしょうか。
それとは逆に、明らかにヤバそうな機械がたくさん置いてある場所にたどり着いてみたりと。
世の人間はコイツらに支配されとるんや!間違いないで!!と確信を得るには十分な怪しい場所。
主人公は金魚と会話するくらいで、ゲームの中から入ってくるのは映像がメインです。この見せ方というか、カメラアングルとかそういうのがすごい。
時に現実なのか、主人公の頭の中の妄想なのかわからなくなる時がありますが、絵から表現される1つ1つの意味が果てしなく深いのです。
これはもはや感動するレベル!
それと。これプレイしてて、映画マトリックスを思い出してしまった私。
身体は水槽の中にあって、あたかも人間的な生活をしているようにプログラムされとるだけなんじゃないの!?とか。
そして主人公がイレギュラーな行動を起こすのは、わざとバグを発見させるための手段?なのか!!みたいなw
最終的には、そんな事実はありません。
ゲームの操作は基本主人公を動かすだけ。
特に難しいことないんだけど、途中エラーで落ちたり、会社のエレベーターに乗ったら、エレベーターから落ちて黒い画面になったまま進まないとか、そういうのはありましたね。
難があるとしたら操作性。
主人公がスクラップ?されてBOX状態になったときの操作は半端なく悪いです。これわざと??全体的にもっさりなのは仕様なんでしょうか。
ただラストはそんなものを吹き飛ばす展開で、おお!そうきたか!!と思わせる内容でした。無気力主人公の本気が見えました。
実はこのゲーム紹介を見ていたとき、ゲームフレンドSさんが一緒に見てたんですよ。私がPVに釘付けになっていたら、隣でひとこと。
S氏『これ完璧うつゲーやん!』
軽くメンタルにきそうなのは否めません。若干ホラーテイストなの?って思えるようなシーンもあるので、弱っているときは注意してプレイした方がよさそうです。
ボリュームはゆっくりやって4~5時間くらいかな。私は何度も同じところに足を運んだり調べたりするタイプの人なので、かなり時間かけていると思います。
値段は2,170円。ボリューム的にはちょいと高めかな?と思いますが、お金で買えない何かを得ることはできると思います。
実は私がこのゲームに期待していたこと。主人公の心を揺さぶるような出来事に、もっとプレイヤー自身も共感できたらいいなと思っていました。
これらがラストの主人公の行動に強く結びつくような内容なら、より感動したかもしれない。
それでも現代における無機質感や主人公のあがきっぷりが本当に素晴らしい。
普段パッケージ版のゲームしか買わないので、今回はまた変わったゲームが遊べて嬉しい。
今後もSwitchで安価で魅力的なゲームが紹介されていたら、買ってみたいと思ってます。