BLゲーム 東京24区 始めたよ&遊馬ルート攻略 ネタバレ感想
東京24区プレイ開始!
遊馬ルート攻略しました。
今回は設定資料集目的で公式予約です。
ちょっとだけパラ見しちゃった。
偉そうでがらの悪い其扇とか!(うっひょう)
高校生のたでそのぎとか!!なにこの高校生の晟尋がめっちゃ可愛いやんね。
うぉぉぉ…ちょっとこれ以上はフルコンするまで我慢だわ。封印、封印。
店舗特典色々あって結構迷ったんですよねー。
秘書のアニメイトも悩んだけど、新型コロナの影響で発送遅延が実際どの程度なのか見えないのでやめた。やっぱり発売日には手元に欲しい人なので…。
ホリワさんの作品は、紅天・メビウス・東京陰陽師プレイ済です。当時、メビウスの千家に大ハマりした頃が懐かしい。
今作の舞台はなんと政界です!
政界モノのボブゲって初じゃない?
現実世界の政界もかなり揺れてますが、こちらも色んな意味で揺れそう。
当然ながらファンタジー要素は皆無です。あやかしとか神様の不思議なチカラはございません。そして今このご時世とリンクしている部分が多いので、なんだかとってもリアリティー。
BLゲームでありがならも、政治家としての活動や、また日本が抱える問題につても非常にわかりやすく表現されていたんじゃないかと思います。
とは言いつつ時々わからないワードが出てきましたので、都度ググってのプレイとなりましたが…。
主人公は29歳京都出身の若手議員。
今後を期待される話題のイケメン君なのでありますが、政界で若いというだけでマイナス要素なんですねぇ。
いくら志が高くても、どこぞの組織に所属すれば個の考えよりも組織として活動することになりますし、またそうしないと活動資金やら情報が得られない。
長いものは巻かれつつもやはり狡賢さがないと生き残ることは難しい中、私としてはどこに話の落としどころを持ってくるのかが焦点となってました。
主人公が正攻法で挑戦していく粘り強さもあったし、時に攻略キャラと立場を利用しての取引的な要素もあり、非常に楽しませていただきました。
まだ1人目でこれなので、他のキャラで自らのポジションを生かしたストーリー展開が待ち構えているかと思うと胸熱。
政界というだけで地味な印象がありましたが、1人目終えましたけど実際のところそんな印象はどっかへ吹っ飛びましたね。
今回、遊馬から攻略したのですが、公式からオススメ攻略順があったのでその順番で感想も上げていきたいと思います。
ちなみにこんな感じでプレイ予定。
遊馬(いまココ)➡タイガ➡白洲さん➡蓼丸
以下、遊馬の感想です。
東郷遊馬
遊馬の父親が主人公・其扇晟尋(そのぎあきひろ)の支援者という繋がり。
父・正晴氏は社員1万人を抱える大手企業のオーナーでもあり、遊馬は同社の営業本部長というポジションです。正晴の引退後は遊馬を後継に据えるつもりでいたようですね。
国際的スポーツイベント・IAFを3か月後に控えたある日、渋谷で自動車の爆破テロ事件が発生。この親子が至近距離で巻き込まれ負傷。特に父が遊馬を庇い意識不明の重症となります。
自分の支援者でもありよくしてくれた正晴や、その家族である遊馬の傷ついた様子を目の当たりにして、自らテロ対策委員に立候補を決意する晟尋ですが…。
以下、ネタバレです。
ご注意ください。
遊馬、いい奴やん。
でもね。初対面からの上から目線に加え、正晴氏のお見舞いでは首襟つかまれひどい言いがかり。いいとこのお坊ちゃんだし、三男だし仕方ないのかね…。⇐ここからスタート
最初は「晟尋、嫌われてんなー」でしたね。
正晴氏お見舞いを兼ねてテロ対策委員に所属した報告に来たけど、ここで遊馬に遭遇。病院の屋上に誘われ、テロ対策委員へ立候補した経緯を話すのですが。何と言いますか。
この時点で、あまり政治家とそのスポンサーっていう関係がしないっていうの?
立候補した理由を簡潔に伝えて会話は終了。
たいした話はしてないんですが、明らかにここから2人の間に何か繋がりができつつあるんですよね。どちらかと言えば、遊馬の方に思うところがあった感じですかね。
この後テロ対策委員絡みで何度か会って話す機会があるんだけど、遊馬の対応がずいぶん変化してて驚き。もともと晟尋の顔は好みっぽかったし…。
遊馬って身内には優しいけど外部の人には高圧的でぶっきらぼうな人かと思ったら、ものすごく気遣いさんで繊細な心を持った人でした。
ちゃんと経営者としての自覚やビジョンがあって、自身の性格もあってか人の心内に入るのがうまい人だなと思いましたね。
それでも父の意識が戻らない中、後継者となるなら早く身を固めろと2人の兄に迫られていよいよ参ってしまったようです。なぜなら彼は…
ゲイだから。
同性しか愛せないことが家族を悲しませてしまう。将来は素敵な人と結婚して子供ができるとか、そんな当たり前の期待にすら応えられない自分は出来損ないなのかもしれない。
家族思いが故に、誰にも打ち明けることなくずっとひとりで苦しんできた遊馬。ここで晟尋に受け入れてもらえたことがどれだけ嬉しかったか…。
そういうのがごくごく自然に伝わってくる遊馬の素直さに心打たれたわ。
対して晟尋も既にこのあたりでは、遊馬のことを単なるスポンサーとは見てない。というか、見れないよね!割と自然に遊馬を受け入れてるんじゃないかと思う。
ここからはもう遊馬がグイグイ攻めててワロタ。まさに水を得た魚!
兄たちへは、自分はゲイでこれまで苦しんでいたことを打ち明け理解を得ることができました。
2番目の兄ちゃんは最初かなり憤っていたけど、やっぱり可愛い弟であることには何の変わりもなく。
家族だから言えないことは、逆に家族だからこそいろんなものを飛び越えて理解できることもある。
兄たち、遊馬が思い切って話してくれたこと嬉しかったんじゃないかなと思う。
その後、根回しバッチリな対策委員で作成した『被害者救済法案』が即日で差し戻されてしまいます。
理由は、議員が提出した法案より各省庁から出た法案を通した方が予算が取りやすいから…。
早い話、カネですね。
しかも後者では被害者にとって窓口がいくつもできてしまうため、非常に煩雑でたらい回しになる可能性が高い。
なんとしても早急に委員会が作成した法案を可決させたい晟尋は、とにかく国がこの法案絶対必要だと思えるような雰囲気を作らなくちゃいけない!
ってことで、なんと被害者本人である遊馬に公聴会のスピーチをお願いするんですね。
実は遊馬、件のテロ事故が原因でPTSDを発症している。
これから人の上に立つ人間が自分の弱い部分をさらすことは出来ないと散々悩んでいたのを知ってて尚。
マスコミが入る公聴会で被害者を代表し救済措置が必要だと言うことを強く訴えて欲しいと言ってるんです。
正直言って、遊馬にとっては残酷な申し出のハズです。しかもそれを好きな人から言われるという事実。
晟尋がお願いしてるこのシーン。
私、結構キました。
公聴会でのスピーチを受ける変わりに、「前払い」という言葉を使って「お前を抱かせろ」と遊馬が持ち掛けてくるんですね。
晟尋の気持ちが自分に向いているのもわかってて、こうした条件を出しているんですが…。
遊馬なら二つ返事で答えてもいいくらいには晟尋のことを思っている。
けど、あえてそうしないのは、自分がこの申し出を受けてしまったことで晟尋に後ろめたさを感じて欲しくないから。
なにこれ、やばいわー。
政界ボブゲでこんな恋愛めいた駆け引きが見れるなんてビックリだわ。遊馬、イイ男過ぎる!
そして遊馬のスピーチ後、テロ現場での野党演説とSNSを使い、最終的に与野党協力のもと法案を通すことに成功します。
ラストは父が目覚めたところでスタッフロール(感動!)
家族を案じる優しさや、職場で働く人への配慮も然り。遊馬が人の気持ちや感情といものに、どれだけ重きを置いているのかがわかるルートだったと思います。
父が遊馬を次期社長にと思うのは、人との繋がりを大事にしている彼の姿を見ていれば適任と思うのは自然なことだよなー。
その後。社長就任したあとも晟尋とは続いているようだけど、このあと2人はどうなるの?表立った立場は変わらないんだろうけど。
蓼丸は2人の仲、知ってるの??
というか、隠せないよね。あのメガネには…。
あ、この後はドラマCDで楽しんでくださいね!ってことか。
そしてテロ事件のことは結局犯人解明されず。どういった目的で犯行に及んだのかもここではわからなかった。他のルートでこのへんは判るのだろうか?
一方BADエンドも色々ありましたねー。
意地悪な選択肢はないかと思うので、基本的に遊馬のことを気に掛けるものを選んでいけばGOODエンドへ。そうでなければBADって感じでした。
BADは遊馬が痛々しくて見ていられなかったなー。兄や晟尋たちから見て明らかに遊馬の言動がおかしいのに、見て見ぬふりはえげつない。
あとエロに関しては、ちょっと物足りなかったカモ。これも他のルートですごいのありますかね?期待していいん??
次はタイガです。
penkichi-201902.hatenablog.com
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