腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム 弊社、モブおじさんプレイしてみた フルコンプ ネタバレ感想

おじさん出てるボブゲやりたい。

突然ですが、同人サークルNiche Positionさんの『弊社、モブおじさん』プレイしてみました。

最近では新作『少年よ雄乳を搾れ』もリリースしたのが、記憶に新しい。

今回はおじさん出てるボブゲやりたいなーと思って買ったんですが、これ選択肢によって受け攻め変わるリバありだった!

うっひょい。

私、雑誌でおじさんが攻めてるスチルしか見てなかったので、これはとんでもサプライズでした。受けのモブおじがめちゃカワイイので、受けおじ好きな方は是非。



安易にタイトルに『おじさん』って付いてたので、下調べせず買ったのですが。私、てっきりパッケージの下の方にいるおじ様も攻略対象なのかと思ってましたw

攻略できるのは、上の方いるピンクの人とスーツ兄ちゃんの2人。ボイスはなしです。

 

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主人公・モブおじさんは、株式会社MOBの社員。職種は男性カップル専門、恋のキューピッドです。このへんの詳細は冒頭で詳しく、かつわかりやすくモブおじさんが説明してくれる。


実を言うと、すごい職業だなって思いました。

そしてこの通称:モブレ業務っていうやつ。モブレとはモブレイプのことなんですが。

簡単に言うと、攻め側からの依頼でモブおじが受け側をレイプ。レイプは振りだけで実際はしません。そこにタイミングよく攻めが現れ、受け救出⇒ラブラブハッピーエンドという流れです。


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最初はネタとしては面白いな…と思ってたんですが、それだけでは「失礼かっ!」と思えるほど、この職業に対して真摯に対応するモブおじがアツイです。

業界の社会的な立ち位置・この仕事をする上での喜びや苦労が赤裸々に語られている。時には、そこまで必要なのか疑問に思える程のこだわりよう。

そして男性同士のカップルを扱うので、それらしい情報は商業BLや同人誌だったりします。

様々な客が依頼をしてくるワケですが、どんなカップルなのかはモブおじの記号化でプレイヤーにとっては非常にわかりやすい。


記号化①『へたれワンコ攻め×純情奥手受け』

両片思い状態のカップル。なかなか恋人同士になれないのでモブレを依頼したっぽい。ヘタレと奥手だもんね。こんなきっかけがないと厳しそうだわ。



記号化②『俺様上司×気弱部下』

社内恋愛。既にカップルとして成立している。学生時代からの先輩後輩で、付き合いが長い。2人の関係がマンネリ化気味だったので依頼に至るって感じ。


このあたり、モブおじの引き出しの多さにビックリした。ペン吉はこのゲームで『麦茶ックス』という言葉を初めて知ったのだった。

でも今の時期麦茶ックスしたら、熱中症で病院行きになりそう。セックスするのも命懸けの今日この頃です。



さて。

ゲーム中では様々な事情を抱えたクライアント(ここでいう攻め側)がモブレを依頼してきますが、全てはこのクライアントとターゲットの幸せな未来のため。

モブおじはあくまでモブに徹して、最高の演出をしなければなりません。

とにかく制作陣のモブおじ業に対する姿勢が本気過ぎる。この舞台をゲームにしたセンスがすごいと思った。

LOVEは比較的オーソドックスな印象ですが、とにかくモブおじさんという生態のなんたるかがとても興味深く、プレイしてて全く飽きを感じさせませんでしした。



ゲーム攻略について。

ゲームは共通ルートでの選択肢で、どちらのルートへ行くのか判定されますが、『好感度』の他に『貢献度』というものがあります。

『貢献度』が上がる選択肢を選ぶと、画面右上にアイキャッチが入るのですぐにわかるかと思います。

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その名の通りモブおじの会社に対する『貢献度』のことで、貢献度が低いと会社が倒産してしまう。

これが結構くせもので、最初BADエンドばっかり踏んでてなかなか個別ルート辿り着けなかった。途中でCool-B引っ張り出してきて、攻略見ながらプレイしたよ。


👇ちなみに攻略が掲載されているのは、Cool-B Vol.82 2018年11月号です。 

Cool-B VOL.82 2018年11月号 [雑誌]

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2人のHAPPY ENDを迎えるとギャラリーはほぼ埋まるのですが、どうしても1枚だけ埋まらないところがあって、これを見つけるのがちょっと大変だった。

共通ルートの貢献度数や、各ルート入ってからは好感度によって迎えるエンドが変化しますので、エンディング数が多く思っていた以上にボリュームあると感じました。

これからプレイされる方は、選択肢をいろいろ変えて試してみて欲しいです。


では、これ以降は攻略キャラのネタバレ感想です。
閲覧ご注意ください。

 

 

鈴木

 

株式会社MOBに入社した期待の新人くん。モブおじさんが彼を1人前にするために業務のイロハを教え込みます。

ソシャゲのイベントがあるからと、仕事が終わればさっさと帰りたいイマドキの若者。やる気があるのかないのか、いまいちよくわかりません。

モブおじも彼との距離感に悩みつつも、なんとか頑張ってほしいと熱心に指導していくのですが…。



最初こそモブ業に対して乗り気ではなかったものの、モブおじと共に仕事をしていくうちにメキメキ上達していく。

ただこれが仕事がどうのっていうより、上司であるモブおじに褒めてほしくて頑張っているようなんですね。

上司は仕事も出来て人望もある。なによりこの仕事に誇りを持っていて、自分はそんなモブおじの役に立ちたいって感じの。

これは何となくわかるんですよ。

だんだん仕事覚えて自分が役に立ってるとわかると、今以上に認めて欲しい⇒じゃあもっと頑張るぞってなるじゃないですか。

特に鈴木は前にいた会社がブラックで鬱状態になって辞めている。

これまで当然褒められたことのなんてなかっただろうし、存在意義すら見出せなかった中でモブおじと運命の出会い。

これまであまり自分のことは話さなかった鈴木ですが、ようやく自分の過去を話したとき、モブおじに「俺を頼ってくれ」って言われてボロ泣き。

なんかアツイ人情ドラマを観ているのようで、私の心もググっときた。

そんなモブおじも鈴木のことは気に入っている。さすがに大人なだけあって、そうした感情は表に出さないけど。

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そんなある日。

社長からそろそろ鈴木を独り立ちさせて、モブおじを自由に動かしたいと考えていると告げられるんですが。

どうもこれからモブレ業務増えるから、他にも新人入れる⇒教育して欲しいから体空けといてってことらしい。

鈴木としてはこれまで通りモブおじのサポート役を続けていけると思ってたら、まさかの独り立ちおめでとう発表ににビックリ。

しかも新人の面接予定があると聞いて、「オレの上司が新人に取られてしまう」と思い込んでしまうあたりがカワイイ。

きっと頭の中ではわかってるハズ。それなのについ感情的になってモブおじに八つ当たりしてしまうんですね。

そんな態度に困惑するモブおじですが。さすがモブの中のモブ。毅然とした態度で鈴木を諭します。



なにこれ、モブおじマジかっこいい

もうモブという枠には収まらないほどのキャラ立ち具合です。

鈴木が羨ましいわ。私の上司もこんな人だったら良かったのになーなんて思ってしまった。1年前に辞めたけど。

いやもう、モブおじがとにかく面倒見のいい常識人。鈴木くらい子供っぽく自分を主張するくらいの人でないと、こんな関係には発展しなさそう。

鈴木に至っては、「モブおじ大好き!」っていうのが全身からにじみ出ているで、ついつい応援してしたくなってしまう。

それとこのリバ、どちらも最高でした。全く違和感なくて、むしろたまげた。 

 

 

井口

 

ピンクの人。2年前からMOBにアルバイトしてる役者のタマゴです。

モブおじ曰く、モブレには綿密な調査と日々の訓練が欠かせない。このモブレ訓練において、ターゲット役(受け側)を演じてくれる人です。

ゲーム初登場からモブおじのこと気に入ってる雰囲気。どちらかと言うと会社のマドンナ的存在で、社内のみんなから慕われてるって感じ。

自分の魅力は当然理解してて、可愛らしさを前面にモブおじにアピールしてくる。

これ、モブおじが選択肢を井口寄りにいていけば、2人がくっつくのに障害はないんでないの?と思いながらプレイしたんですが。

井口のルートに入ったら、とんでもない展開になり、むしろ2人の間がギクシャクしてしまった。

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社内の別グループで、このリーダーとターゲットが駆け落ちしたトラブルが発生。これの影響で業務が縮小されてしまう。

それでも会社としては存続していかなくてはならない為、他の仕事を請け負うことになったのですが…。

なんとモブおじを汁男優として各所に派遣するというものだった。

ちょ!汁ってwww

突拍子なさすぎてウケた。



どうも役員の中に会員制クラブと強いパイプがあって、この経営難を乗り切るために社長もついには断り切れず引き受けた仕事のようです。

実はこの会員制クラブのぶっかけられる役をやったのが井口だったという驚きの事実。

今回は1年ぶりだったけど、3年前からこのクラブでショーをやっていたと鈴木が突き止めます。

井口にとっては割りのいいバイトだったのでしょうが、ここのオーナーがどうにも怪しい。

おかしな薬を使って若い男優を懐柔している様子もあって、モブおじはどうにかして井口にこのクラブとの関りを絶って欲しい。ところが井口自身がこの仕事を断れないでいる。

このへんは井口の過去が明らかになることで、クラブと縁を切れない事情が見えてきます。

冒頭では、モブおじに好意を持っている可愛い役者のタマゴかと思っていたんですが…。見た目の印象からは想像できないくらいアングラ側の住人だった。



そんな荒んだ中。
たまたま紹介されたアルバイト先でおじさんに出会う。

お金になればなんでもいいと思って来た会社だったけど、モブおじの仕事に対する姿勢を見て衝撃を受けます。

これを通して、井口は『俳優になる』という夢を見つけることができたんですね。

井口が変われたのはモブおじのお陰。だから最初からあんなにモブおじに懐いていたんだ。

どちらもお互いのことを想っているのに、この2人が結ばれるまでは結構大変な道のりだった。

そんな中、このルートは鈴木が大活躍。彼を攻略するときは手のかかる子だと思ってたのにw

モブおじ1人では限界があるけど、井口のためならと社内のみんなの協力を得てクラブとの関係を断ち切る展開は爽快だった。



リバについて。

ここは順当に『モブおじ×井口』だよなーって思ってプレイしてたんですけどね。モブおじの受けが可愛くてビックリ。

「俺が受けなのか!」って驚いていたけど、井口と繋がれるならどちらでも構わないって、マジ男前。

井口が我慢できずにガンガン突いてたら、モブおじ、自分の勃ったアレが揺れて視界に入るの恥ずかしいって!!

なにこれ、めっちゃ萌える。



鈴木も井口もカワイイんだけど。
私のベストオブベストは文句なしにモブおじです。

 

最後に

 

おじさんが主人公のBLゲームって他にないよね?私が知ってる限りでは思い浮かばない。攻略キャラの中におじさんもいるっていうくらいかな。


商業レベルじゃきっとやらないだろうな…。
やって欲しいけど、まあムリだろうな。


そんな中、「おじさんのボブゲやりたい」という私の願いを叶えてくれたNiche Positionさんに、心から感謝申し上げたいです。



ゲームの方は、モブおじを軸に攻略キャラが成長していくハートフルストーリーという印象が強いですね。

このあたり、タイトルからはちょっと想像つかないかもしれませんが、正統派モブおじさんを十分に楽しめる作品かと思います。

ボリューム的には思っていた以上に色んなルートがあって楽しかった。欲を言えば、社長や高橋さんとの絡みも見たかったなー。THE 大人のモブおじなポジションで。

そのくらい面白い設定なので、モブ業に興味を持たれた方がいたらプレイしてみて欲しいです。


 

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2020/8/19 公式サイトへ画像使用を申請済です。