BLゲーム Lkyt. ヤエル ネタバレ感想
Lkyt.、ヤエル攻略しました。
攻略キャラ唯一の異国人。普段から気だるげな雰囲気を醸し出した、砂漠の国から派遣された剣士です。
与から見たヤエルは、攻略キャラの中で1番気軽に接することができる存在ですね。国の人間ではないのもあり、天子様にもずいぶんとフランクに接している。
直前に長流ルートをやってたので比較になってしまうのですが…。
長流は世界を救うという使命を果たすことに何の疑いも持たず、兄である天子様からの命は忠実に遂行していたのに対し…。
ヤエルは外からやってきたよそ者。
基本はヒマなので天子様からの依頼はほぼ受けますが、外から見たこの国の在り方に異を唱えることもあります。
ヤエルを攻略していると、自国・他国による考えの相違やアプローチがここまで違うものなのかと気づくシーンが多々あり、このへんがなかなか面白かったですね。
与は純粋に戦うことが好きなので、常々自分より強い人と手合わせがしたいと常々思っているようですが…。
まさにそのターゲットとなっているのがヤエルだった。
相手するのが面倒なヤエルは適当にあしらっていたようですが、根負けして1度相手をしたのが最後。その後も幾度となく再戦を挑んでくるようにうになり、今に至っているようです。
ここからネタバレ、ご注意ください。
ヤエル
「…いいぜ」
これ2人で洞窟調査行ったとき、与が(結魂するために)自分と身体を繋げてもいいかと聞いてるんだけど。
この「…いいぜ」が反則級のエロさで参った。
この…には「フッ」っていうのが入ってるんだけどさ。このフッからの、いいぜがヤバイ。誘ってるの与なのに、完全に誘われている。
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ヤエルは色気もすごいが、存在そのものがエロいわー。
ちょ、また香油キターーー!!
ああ、これ。長流や永羽様がいる城の常備品なのか!この間は長流がどこかから持ってきてた。
今回は風呂場にあったぞ。もしかしてコレ。按護や永羽様でも登場するアイテムなんだろうか…。
というかね、私。
結魂の為とは言え、よくヤエルが与と繋がることを承知したよなって思った。
途中、ヤエル宅で「念のために聞いておくけどよ、俺を抱くつもりなのか?」って確認してるシーンに笑い…。
後日、ヤッた後の「…尻が痛ぇ」の返しに、与の「家に着く頃には(呪力で)治りますよ」のケロっと感に大ウケ。
与が大物過ぎた件。
そもそも異国人に呪力はないはずなんだけど、ヤエルの遠い祖先が汀(与が住んでる国)の人だったようで、僅かながらも力があるから結魂も可能じゃないかってことが発端となっている。
ヤエルの任務って、永羽様が言うところの『呪術ついての知識を故国に持ち帰ること』でいいんだよね?本人が言ったわけじゃないので実際のところはわからないけど。
冥刻に備えて、国とヤエル双方に利があるから結魂したい与。そして、これをすることで得られる恩恵が大きいというヤエルの思惑が一致したってところかな。
まあ、与はヤエルのこともともと気に入っていたようだから、自分のためというよりはヤエルのために何かしたかったのかもしれない。
ヤエル自体がきまぐれな性格もあるけど、最初は『うるさいガキだな』から『一緒に死んでやるからよ』ってなるまでの流れが本当に感動してしまった。
冥刻も所詮は他人事だし、何より無駄死にを嫌っていたあのヤエルがここまで変わるとは…。
汀で惰性的に過ごしていたヤエルにとって、与はさぞ眩しく映っていたんでしょうね。あのひたむきさが苦手だと言ってたけど、どこかでそれを羨ましいとも感じてたんじゃないだろうか。
いつからか、ヤエルが無意識のうちに惹かれていたのに気づかなかっただけで…というより、気づきたくなかったのかもしれない。
自分より年下で体も小さいガキみたいな奴に、なにより魅せられていたのは自分の方だったっていうのを…。
っていうのが私の解釈です。
ラストは世界のためというより、ここまで来たらとことん最期まで付き合ってやるぜ!って感じでヤエルらしいエンディングだっと思う。
汀の国が遥か昔から繰り返してきた戦いに終止符を打てなかった理由についても、異国人だからこそたどり着いた結論なのかなと感じた。
結末は前回と同じなんだけど、長流とは対照的なルートでした。
今でこそ虚と人間は敵対してるけど、元はどこかで繋がっていたんだろうか。
汀が舞台となっている不毛の地で、人が生存するためには呪力が必要だけど、その力は虚と同じって言ってたから。
永羽様36歳って設定だけど、明らかに生まれる前のこと知ってるみたいだし、大昔のこの地についてもいずれ明かされるのかな。
あと、真仁がどうして国を裏切るような行為に及んだのかも知りたいわ。御盾のじいさんも、呪力の正体が虚にある話をどうやって入手したんだろ。
このへん全員攻略すればスッキリするのかな。
そうだといいな。
次は按護に行くぞ。
↓↓ Lkyt. 按護のネタバレ感想 ↓↓
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