腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム Re;quartz 零度(Re零度)始めたよ マナ ネタバレ感想

B-clusterさんの『Re;quartz 度』始めたよ。
前作未プレイです。

今回はアニメイトゲームスDLカード版の限定セットを選んでみた。ゲーム本編の他に、アクスタと後日談が収録されたノベルゲームが付いている。

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本作は、クラウドファンディングで音声収録費用の支援を募って発売された、全年齢向けのBLゲームとなります。

100%ではありませんが、エンディング・スチル部分・ほか重要なシーンはフルボイスなんですよ!やっぱり声が付くと臨場感が増しますね。

〇メインキャスト(敬称略)

ユニ:小林裕介
ニジョウ:水中雅章
マナ:酒井広大
リオ:森川智之
コノエ アキラ:大河元気


初めて知ったのは、2020年8月4日発売の雑誌Cool-Bアニメイトゲームスの紹介記事内で見かけたのがきっかけです。

ずっと気になっていたところに体験版が出て、試しにやってみたんですよ。

途中までやってみたら面白くて、製品版でゆっくりプレイしたかったので途中でやめてしまったんですね。ボリュームがちょっと心配だったので。

そしたら結構長くて完全に杞憂でした。

1人につき表と裏2種類のルートがあって、さらにルート内の選択肢でエンディングが分岐する仕様だった。



ゲーム舞台は、同じ日を何度も繰り返す『リセット世界』
主人公の目的は『狂った世界を止めること』と『自分殺しの犯人捜し』

主人公ユニは『サヴァン』と呼ばれ、特殊な能力を持っています。

サヴァンは他殺だった場合は死なず、翌日の0時に蘇ります。蘇る場所は前日0時に居た場所。その時と同じ状態で肉体が再生します。

治癒能力が桁外れ…とかではなく、自分の肉体だけに作用する時間の巻き戻しが起こるようです。

そして『リセット』と呼ばれる世界。

これは一種のバグで、時間の巻き戻しの対象が世界全体となります。0時になったら、自動的にその時点で存在していた肉体に戻ります。

しかも同じ日を繰り返していると認識できるのは、サヴァンのみ。このリセット世界は、ある特殊な条件を満たすことで起こる現象のようです。



これに加えて、実質的に世界を掌握している『教会』と、敵対関係となる保守派『会議』の勢力争い。

ユニは『教会』を裏からサポートする『組織』に所属していますが、舞台となる極東の地でこの勢力争いに巻き込まれていきます。

攻略キャラたちも、様々な立場からユニと接点を持ちますが、味方だと思っていたキャラからの裏切りとか、そのキャラが抱えている背景とかね…。

攻略を進めていくと、そういうのが徐々に明らかになっていくんでしょう。…いくんだよね??

こうした特殊な能力や設定にワクワクしてしまうペン吉。もうプレイ前から、この世界観だけで何が起こるのか期待せざるを得ないでしょ!



というわけで、最初はマナに突撃しました。

彼も組織に属するサヴァンです。ユニのことを「せんぱい」と呼び、基本ユニ中心で世界が回っています。

ここからネタバレとなりますので、ご注意ください。


 


Re;quartz 零度 <PCダウンロード版>

 

 

 


マナー!。・゚(゜´Д`゜)゚・。


マナ絡みのエンドは全て見ましたけど、涙なしでは語れないほどの切なさ!

マナとユニは小さい頃から『組織』にいて、同世代のサヴァンだったことから幼馴染の間柄です。

ただし、ユニは母親がサヴァンだったため生まれたときから恵まれた環境だったのに対し、マナは異教徒の村から連れて来られた異端児サヴァン

見つかったときに生まれ故郷は全て焼き払われ、組織においては調教という名のそれはひどい仕打ちを受けてきました。

この頃、2人は出会っている。

特殊な能力を持つサヴァンは世の中に限られた人数しかおらず、神の御使いとして人々から崇められています。

ところが、その実態は『組織』によって管理され、汚れ仕事中心に各地で活動する暗躍者と言った具合ですね。

『教会』の地位を維持していくために、たてつくものは次々と排除していきます。こりゃ、御使いのイメージとは程遠いわー。

そうした殲滅任務をメインに行っているのがマナだった。
 



ちなみに。サヴァンは名前の他に二つ名があるんですが、マナは【穢レ】と呼ばれている。

殺し専門の彼にはピッタリなのかもしれなけど、由来が明らかになった時はなんとも言えない気分でしたね。あまりに惨すぎて。

ユニは【奇跡】

世界初の二世誕生だってことらしいけど、この【奇跡】の意味するところが別のところにあるような気もしなくもないですね。まあ、勝手な私の妄想ですが。

とまあ。サヴァンと言えど、マナは組織から冷遇され、信頼もされていない。生きる為には殺しをするしかなくて、どちらにせよ『組織』に飼われている状態です。

というか、サヴァンとして1度『組織』に与したら、死ぬまで解放されることはない人生を歩むことになる。それはユニとて例外ではない。



そんな中、欧州本部からの命を受けて極東支部へ派遣されることになったユニ。目的地へ向かう船の中で後輩マナを見つけますが、なんとマナは勝手にユニの後を追ってついてきてしまっていた。

マナが起こす行動の判断基準は、ユニのためになるかどうか。

普段からマナが突拍子もないことをするのは、幼少期受けた扱いや仕事柄仕方ないのかな…と思っていたものの。やっぱり自分を慕う後輩にはどうしても甘くなってしまうユニなんですよね。

 

 

このあとは、裏と表の各TRUE ENDの感想へ。

 

 

マナ裏『恋、慕い【死体】』


ちょっといいですかね?

私、最初に裏やって、そのあと表をプレイ。で、また裏をやってます。それを踏まえた上での感想となります。



裏ルートではリセット世界が続いたまま。

港に到着したものの、ユニが船の外に出ようとすると必ず殺されてしまう。これは敵対勢力絡みなのでは!?

ということで、マナと一緒にリセット世界を解除し、かつ極東支部に辿りつくことを目的に行動を共にします。

が!!ある程度の時間を一緒に過ごすと、必ずマナに殺されて1日を終えていた。

笑顔のマナに。キャー!

ユニも困惑してましたけど、私も理解不能だった。いっつもいきなり不意打ちでグサッと殺られちゃうんですよ。

もう何度か殺されたとあるリセットの日、ユニがもう限界だ!って言うんので理由を聞くんだけど、「いくらリセットするとは言え、眠れないのは辛いから強制的に殺している」とかなんとか、そんな話を聞く。

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ああ、そう言えばユニって人肌がないと眠れないってゲーム冒頭で説明あったわ!

心因性からくるものみたいだけど、死んでしまえば次の0時までは眠ることになるもんね。理にかなっているけど、多分真意ではないんでしょう。

どうもユニを眠らせた後、何か1人で行動しているみたいなんですよ。のちにリセット解除のために片っ端から殺人してたとわかるんですけど。

これ、船の中の連中(抵抗勢力の為)を殺していたのは理解できるんだけど、教会関係者までマナがやっていたんでしょうか。

表ルートではコノエ残党が動いて教会の神父を殺していたけど、ここは裏と表違う話なのかな。でもマナだろうとコノエだろうと、どちらにせよマナの目的に沿っているから関係ないのか。



一刻も早く極東支部と連絡とりたいユニだけど、探索を繰り返すだけの毎日。船の外には出られるようになったものの、なんとなく惰性的な日々を繰り返していることが不思議で仕方なかったんですよ。

マナが全然その気ないのかな?とか、むしろ食べ歩きしたりデートだと言って観光地巡ってみたりね。こういう何の変哲もない日常を過ごしたいだなーっていうのはわかった。

実はこれ。最初に裏ルートから始めたせいで、初回は「ん?」って思う違和感だらけだったんですね。

マナ【裏】ルート冒頭で、自分を選んでくれたことに対してものすごく嬉しそうにしてたこと。あと、マナに時間があまり残されていないようなセリフとか。

これらは全て表ルートで解明されたので、そっちで語りたいと思います。





この裏ルートは、ユニが幼少期マナに初めて出会ったとき「なんで、血まみれなの?」とマナに問われた記憶だけが残っているけど、その理由がわからずにいたという話だった。

マナに聞いても答えてもらえず、恐らく自分にとって良くない記憶なんだろうと想像はできるものの、確かめる術がない。

マナの「せんぱいのためにならないことはしない」という、ある種行き過ぎとも思えるこの感情の経緯は、裏と表の両ルートをやるとよく理解できました。

『組織』へ連れて来られて間もない頃に出会った唯一の光。神様なんて信じないけど、せんぱいだけは信じることができる。だからせんぱいの言うことは全て正しい。

ここから「マナが生きる理由はユニが全てだから」へ繋がっているんだなーと思った。そこにユニの意思は関係ないことも…。




マナってさすが過酷な環境にいただけあって、物事の顛末や道理に対する理解力が高い。そこに自分の損得はなくて、客観的にこの先どう行動したらいいのかも瞬時に察することができる人ですね。

だからマナ自身が傷つくことも平気でやる。

『組織』の中では常に弱い立場にいたマナだったけど、自分の持ちうる最大限の切り札である命を削ってユニのためになることをしてきました。


裏ルートのエンディングについてですが…。

これまで面倒なことは見て見ない振りをしてきたユニも、マナに対する思いや、自身の過去と向き合う覚悟を決めた結末は本当に泣ける。

そんな中で、ユニがマナの背負っていた痛みを共に分け合うことで、「一緒にいる」という新しい道を作り出したことに胸が締め付けられる思いでしたね。

終盤ではリセット世界を上書きしてしまった2人。リセットの解除方法は対象となっているサヴァンの自殺か、発端となった『紐付け』と呼ばれる者の死。

つまりユニかマナが自殺しないとリセットはまだまだ続くことになります。このままずっと同じ日を繰り返すのか。または新しく誰かが上書きするのか…。

このあたりは後日談ノベルゲームに収録されてるのかな??

 

 

マナ表『大丈夫【だいじょうぶ】』

 

こちらはリセット世界が終わって、極東支部と合流できたルートだった。

リセットの原因となっていたのは敵側のコノエっぽいんだけど、なんかよくわからないままリセットが終了してた。

表ルートでは、教会が次々と襲われていたんですが。どうやらその原因は、マナがコノエを殺したから、その報復としてコノエサイドが教会の神父を殺害した…ということのようです。

勝手に欧州から極東へ渡ってきたマナはただでさえ微妙な立場。それなのに、謹慎中の身でありながらの要人警護中現場に現れたり、毒を盛られそうになったことが発端で遂には『教会』極東支部トップの枢機卿を殺害している。

このままじゃマナの立場が危うくなるので、ユニが欧州本部へマナを戻してもらえるよう手紙を書くんだけどね。最終的にはそれを知ったマナが手紙を破いてしまいます。




そもそもマナの目的はユニを本部に戻すこと。

それは何よりユニが望んでいたことだからです。だから手紙なんて出されて、自分だけ戻されてしまったら意味がないんですよね。

極東の地がものすごーく危険な場所だってことが本部に伝われば、必ずユニを戻すようになるだろうと予測してたんでしょう。

加えて、マナの蘇生能力に限界が近づいているから。

これまで何度も蘇りを繰り返してきたマナですが、実はサヴァンとて他殺なら不死身というわけでなく、蘇る力は有限のものだったと後から聞かされます。

このへんが明らかになったあたりで、【裏】ルートのマナの行動が繋がって、そうだったのかーと理解できました。

自分が動けるうちに、どうにかしてユニを本部へ戻して、またいつもどうりの生活をさせたかったんだろうなー。




あとね。どうにも虚しくなったのは、極東支部長であるリオもマナを排除したかったし、ユニの紐付けとなったニジョウさんも、それは同じだった。

ニジョウさんなんか、親しい後輩を憂うユニの気持ちを利用してマナを本部へ送ることを手伝ってましたからねー。

どちらもユニにくっついているマナが邪魔で、自分の思惑通りに事が運ぶよう画策していたんだと思うのですよ。

幼少期から『組織』の中で厄介者扱いを受け続けてきたマナだけど、それは仕事ができるようになっても変わらず、挙句サヴァンとしての能力も底を尽きかけている。

マナの周りは敵ばっかりだな!

こういうの全部わかってて『利害一致』すら武器にして、どんなやり方でもせんぱいの願いは叶えたいって健気すぎるわ!



ラストは敵対勢力に囚われたマナを救出するユニ。これまでいつも大事なところで二の足を踏んでいましたけど、サヴァンの能力をフル活用して遂にコノエ撃破!

ラスボスコノエ君は割とアッサリでしたが、なんせ彼に関する情報が現時点で不可解な部分が多く、何ともコメントできず…ですね。

もーこれやばいわ、ってなったのは。例のマナを本部へ戻して欲しいと書いた手紙ね。破られたはずの手紙が辛うじて繋げられ、そこに書いたマナの文字。

幼少期、先輩風を吹かせていたユニがマナに文字を教えていたんです。

頭の回転と殺しスキルはキレッキレだけど、文字は下手だったマナ。せんぱいだけが読めればいいと書いた文字はシンプルな愛の言葉だった。

この『I love you』は重すぎる!号泣

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ところで…。

この表ルートで「はい!?」となったシーン。

極東へ向かう際に乗っていたあの船をもう1度調べていた時に、マナが爆弾級の発言をしているんですよ。


簡単にまとめると…

1.実はリセットは500日くらい続いていた
2.それを覚えていないのは極東支部長リオネルがユニの記憶改変を行っているから
3.このリセットはユニが大切な人を守るために起こしたもの
4.大切な人、それはつまりユニが愛する人がいたということ


うわー。
そうなんだ。

マナは、自分がせんぱいの運命の人でなくてもいいんだって言っていたの、これなんだ…。

他に好きな人がいたの承知で、残された時間をユニに使おうとしていたのか。

次はニジョウさん攻略しようと思ってるんだけど、マナのこれ知っちゃうとキッツいな。ニジョウさんには共通ルートで既に裏切られているし。

というわけで、次回はニジョウさんの感想の予定です。

 

 

 

 ↓↓ Re;quartz零度 ニジョウさんのネタバレ感想 ↓↓

penkichi-201902.hatenablog.com

 

 

 

※ゲーム画像の著作権はB-clusterあります。二次転載禁止です。

 

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サークル公式HPに掲載済みのスチルについては、B-clusterより画像使用の許可を個別に取得済みです。2020年12月9日画像使用申請済。