PS4 ニーアレプリカント ver.1.22... 青年期で5つの石片 感想その4
青年期真っただ中。
魔王への手がかりとなる5つの石片を集め終えたところです。
ここまでのイベントのいくつかを簡単にまとめてみました。ネタバレ甚だしいので、閲覧ご注意ください。
まずはエミールですね。あの美少年の。
エミールにはハルアという双子の姉ちゃんがいるんですが、この双子。対レギオンの魔法兵器として人体実験されていた過去があります。
レギオンとは元は人間です。
DODで紅いドラゴンの亡骸から出た『魔素』と呼ばれる粒子を吸い込むことで白塩化症候群を発症⇒死を免れた成れの果てが狂暴化したレギオンというワケです。
姉ちゃんは人間の姿とは程遠い生物兵器へ。弟は、姉が暴走したとき用の保険として、見たモノを石化する目を与えられていました。
私、PS3でこれを初めてプレイした時ものすごいショックを受けたんですよね。子供が実験の犠牲になったという残酷な事実も勿論なんですが。
あの美しく可愛らしいエミールが、また別の意味で愛嬌たっぷりの姿になっていたことが…。
姉ちゃんの魔力を取り込むことに成功したものの、自身は変わり果てた姿になってしまう。こんな姿になっても受け入れてくれたニーアに対し、恋心が芽生えた瞬間でもあります♡
仮面の街の結婚式前日では、花嫁であるフィーアのことを頻りに羨ましがっていた。
そんな彼にニーアは的を得ないセリフを返していますが、エミール的にはニーアの花嫁になれたらいいなって思っていたからこその憧れだったんですよね。
当然ニーアは気づいていませんが、プレイヤーの私はすぐにピカーン💡ってなった。
あとから攻略本で横尾氏が『エミールはゲイです』とハッキリ断言しているのですが、私の腐センサーは正常であったと安心しました。
ともあれ、手に入れた魔力のお陰で石化したカイネも救出できたし、自分を受け入れてくれる仲間もできた。
ところがカイネの村では魔力のコントロールがうまくできず、村ひとつを壊滅させてしまうとんでも事態が発生。
魔力フル放出後、エミールが振り向くシーンがあるんですけど。私の中では「うわー、やっちまった。どうしよう」って解釈でした。
望まぬ人体実験で手に入れた膨大な魔力は、使い方を誤ればたくさんの人の命を奪う兵器へと姿を変えてしまう。まだ幼い少年が背負う罪としては計り知れないものでしょうね。
そしてPS4で追加となった難破船、『人魚姫』のお話！
今回初プレイですが、周回するごとに少女の心理描写も加わるのでしょうか？？
私、攻略本に掲載されてたSSを既に読んでいるので内容はだいたい理解しているつもり。
1周目では少女のセリフはほとんど出てこないので、初めてやった人は「なんかめっちゃデカくて強いマモノが出た！」くらいにしか思わないんじゃないかな。
少女が郵便配達員を慕っているは、ほのかに感じることはできると思うけど。
周回してして初めていろいろ明かされる仕様のゲームなので、ここは根気よくプレイしていきたいと思います。
ロボット山！！
青年期では弟が店番をやっている。母も兄もロボット山で死んでいるのですが、母が亡くなってからは兄にかなり依存していたみたいですね。
その兄は弟自身の不注意で事故死。
兄が死んだ原因は、あくまでロボットに殺されたんだと思うことで自我を保とうとしているようですが、明らかに精神崩壊し始めているのがわかる。
時々クエストで弟を尋ねるのですが、話しかけるたびに「フヒヒ」とか言っててちょっと怖い。
ニーア的にも武器の強化は必須なので、彼にお願いするしかないんだけど。ロボットに復讐するためならと、喜んで強力な武器作りを引き受けます。
ちなみに弟の左腕は義手なんですが、これ攻略本の人物紹介でその理由が掲載されているんですよ。
機械崩落に巻き込まれてしまった兄を救うため、腕を引っ張った際ちぎれてしまっているんです。これはプレイされている方なら、そんな描写あったなってわかるかと思う。
弟はこれがトラウマになって、自分で左腕を傷つけて義手になってしまった経緯があります。
ロボット山は少年期のころから割と鬱展開なんですよね。ただ自我崩壊しつつも、ロボットに対する執念だけで強い武器を作り続ける弟が職人過ぎる。
今回はマモノとロボットが組んでいると聞き、討伐することになるのですが。
1周目ではほとんどマモノサイドの話がないため、善はニーア、悪はマモノたち！という設定のもと、相手を容赦なく倒していくんですよね。
これが後からわかる事実によって、果たしてマモノは本当に悪なのか？と疑問に思う時が確実にやってくる。
そう言えば難易度『EASY』のオートバトルですが、これものすごく快適で楽しいです。
勝手に回避やガードしてもらってますが、自分が操っているワケでもないのに素晴らしい身のこなしに思わず目を見張ってしまう。
これによって武器攻撃のチェインも途切れることなく続けられるので、トロフィーのお題も前よりクリアしやすくなってんじゃない？？
私はアクション苦手だから、このオートバトルはとても助かっている。
仮面の街では王の結婚式。
本当なら喜ばしいことなのに、狼襲来によって王妃となったフィーアが殺されてしまう。
他所からきた彼女がこの街で必死に生きてきたことを知っているだけに、涙なしでは語れないよ。
愛する王を自らが盾となることで救うのですが、息を引き取る間際まで王や民への気遣いをするフィーアが切ない。
掟ばかりの変わった街ですが、時にその大切な掟を破ってでも仇討を決行する民度がマジ熱いです。
クエストと同時に進めていますが、釣りはハイネリアを釣り上げて一人前になった！
釣りを教えてくれた爺さんから毎度スパルタ教育を受けてきましたが、ついに師匠を超えた瞬間。
これをルンルンで報告に行ったら、爺さんは病気で他界していた。釣りの爺さんの話はすっかり忘れていたので、ここほど気分が急降下したのは久しぶりです。
そろそろ終盤にきましたけど、月光草のピンクがやっと咲いたところ。白い花がなかなか咲いてくれない。
クエストは『ピンクの花の種10個欲しい』の以外は全て終わった。これは周回中に集めればいいか。ということで、いよいよエンディングに向けて突っ走ろうと思います。
それにしても1周目。いろいろ明かされてないうちから、どんだけ泣きそうになったかわからない。
ただこの先が決してHAPPYルンルンな結末でないので、正直なところ気が重いのは確かです。
それでもこのゲームの真髄は周回することで明かされる真実にあると思うので、ちょっと打ちのめされに行ってきますわ。
今作Ver.1.22…では通常のA～Dエンドに加え、更にEエンドが追加されているらしいので、そこまで終わらせてから、次回の感想を上げたいと思います。
↓↓ ニーアレプリカント 全エンディング迎えました！ 感想その5 ↓↓
penkichi-201902.hatenablog.com
