腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム サイキックイクリプス 裏ルート ネタバレ感想&攻略情報

サイキックイクリプスの裏ルート・ゲーム全体の感想・最後の方に攻略情報載せてあります。

攻略については、選択肢が各ルート3つしかないので難易度としては易しいと思います。ただTureとDark Endは1つでも選択肢を外すと到達できないようです。

これからプレイされる方で、時間ないよって方は攻略を参考にしていただけたらと思います。下の目次から飛んでください。

 

 

ここからネタバレしてますのでご注意ください。

 

裏ルート

 

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まだこのルートをやる前にCool-Bミカゲさんのルートがあるよって載ってたんで、ゲーム中のルート選択の人物はてっきりミカゲさんが来るのかと思ってました。

ところが3人クリアしてここに表示されたのは、ポラリスシステムを開発した北辰だった!(驚)

いやー、まさかここまで種明かししたルートが存在しているとは思わなくて普通に驚きましたね。

前回の感想記事であえて触れませんでしたけど、スバル・リヒト・シリウスの話って既にポラリスが大暴れしているところからスタートしてました。

ところがこの裏ルートは、そもそもこのシステムがどういう目的で開発されることになったのか。このシステムを巡ってどんな人たちの思惑があったのか…。そういうのが描かれたお話だったんですね。


北辰(スバルの父)と南(ケイの父)が高校からの友人で、北辰が一方的に南に想いを寄せてるってところからスタートです。

ポラリスシステムも元はAIに命を宿すための研究で、サイキック能力の開花とやらはこの研究でたまたま発見された副産物的な扱いだったんですね。

そしてここではリヒトの兄のや父のブルーノ(本物)も登場し、バートランド家の陰惨な内部事情が明らかに。

ブルーノは北辰のやってる研究のスポンサーですが、このポラリスに関係する主要人物たちが自分の目的のためにしか動いてないのが草。

スバルやリヒト、ミカゲさんはある意味1番の犠牲者と言ってもいいかもしれない。


北辰自体は問題ありありの人間でしたけど、南にはただひたすらに純粋に生き延びて欲しいっていうのは結構刺さりました。だからその子供であるスバルも、ケイに対してこんな気持ちだったんだなーって繋がった。

1つしかないワクチンをスバルに渡す時は、当然ながらその意思は全く伝わらず北辰父のあの微笑み。アレはスバルが勘違いしても仕方ないわな。

これまでさっぱり父親らしいことしてこなかったから、スバルが自分のためにワクチンを託されたと思いたい気持ちはわからないでもない。つうか、本当はそうだったらよかったのにって思う。

自分の子供より、愛する人の命を何より最優先させようとした何とも不器用な男だったわ。

人としての感情がかなり欠落した北辰だったけど、人物選択の欄になぜ北辰ルートだと表記された意味がプレイした後でよく理解できた。


そう言えば、リヒトルートでケイが超能力の始祖である的な表現がありましたけど、それなら確かにポラリスの催眠効果が効かなかったり、ケイの能力について解析ができないのはなるほどなって思った。

ケイがまだ物心つかない時期に無意識で使った能力『確率の選択』が、正常な世界を次々と歪ませているのを見ちゃうと、とってもやるせない気分でしたねー。

なんかケイが存在してること自体が『悪』みたいな気分で…。リヒトのDark Endを思いだしちゃうわ。

ただ結果的に蝕人化のワクチンをケイに使ったことで、人類の生き残る道が各キャラのルートに繋がっていく流れは良かったですね。

 

 

まとめ

 

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まとめは良かったところやイマイチだった点を載せてます。結構思ったことをハッキリ載せてますので、これ読んで気分を害してしまう人もいるかもしれません。

もしこのゲームに関して不満要素は一切読みたくない!という方は、これ以降は読まない方が懸命かと思います。苦情は受け付けていません。



まずここ良かったというところから。

ストーリーや設定がきちんとしていて、伏線がほぼ回収できた。

サイキックという特殊な能力を使用するSFものでしたけど、フルコンプすると見えてくる人の繋がりや感情が思いのほか人間くさくてペン吉の好みでした。

もうここまできたらケイ(蛍)がなぜこんな大それた能力を持つことになってしまったのか…。ここが匂わせでもいいから知りたい。

恋愛要素についてはBのLなので勿論あります。が、どちらかと言うと目的が『人類の生き残りをかけた戦い』なので薄めかと思う。友人と恋人を足して2で割った感じ。

でも個人的には満足です。
むしろこのくらいでちょうどいい。


今回気になった点は大きく2つ。

1.システムについて

画面の大きさが変更できない。サイズは1280×720のみです。

コレ普段大画面にしない方は気にならないと思うのですが、ペン吉はデッカイ画面でプレイしたいんですよ。大きい方が迫力あるし文字もよく見えるから。

ゲームの価格が6,800円(税抜)なので、この価格帯なら画面の大きさは選択できるようにして欲しかったですね。

メニューや設定は本当に基本的なものしかないです。Q.SAVEやQ.LOAD、スキップも全てメニューを開かないとできないので、ここはちょっと不便だなと感じました。

ショートカットも探してみたけど、どこにもそんな説明がないので『無し』ってことでいいんだよね??もしかして私が見つけられないだけだろうか。

あとイマドキのボブゲと比べてしまうと、画面周りや配色に洗練された印象を受けなかったのも残念です。SF系ならもっとこう…近代的な雰囲気を醸し出してもいいかな?と感じました。


2.声優さんについて

これはかなり言いにくいんですけど、正直に打ち明けます。

たまに『演技してます』っていう感じが伝わってきてしまい、うーんって思った箇所がありました。

よく映画とかで本職の声優ではなく有名な俳優さん連れてきて声を当ててると、違和感を覚えるアレです。

特に感じたのは怒るような声を張るシーンですね。どこか自然じゃないので一気にゲームの世界から脱線しちゃう。

これまで色んなボブゲやってきましたけど、私声優さんについては声が合ってればあまり拘りはない方です。

ただプレイ中にここまで頻繁に思ったことがなかったので、今回は記事にさせていただきました。本当にごめんなさい。

でも中には光った方もいらしゃいました。

声優さんについてはプレイされる方によって捉え方は様々かと思いますので、あくまで1プレイヤーの意見としていただければと思います。


話が面白かっただけに、ちょっと惜しい…。総合的にはまあまあといったところです。

 

 

攻略

各ルートTure・Normal・Dark、3種のエンドがあります。TureとDark以外の選択肢は全てNormal End行き。どこかのルートで1つ選択肢を外せばNormalルートへ入れます。

〇スバル
Ture⇒行ってきます⇒わかった⇒疑う
Dark⇒大丈夫だよな⇒嫌だ⇒黙り込む
Normal⇒上記以外

〇リヒト
Ture⇒またな⇒本当の恋人だったら⇒そうだ
Dark⇒色々ありがとう⇒頼みがある⇒答えない
Normal⇒上記以外

シリウス
Ture⇒放っといてくれ⇒調子くるう⇒ポラリスの夢
Dark⇒所詮、機械なんだな⇒ありがとう⇒お前の夢
Normal⇒上記以外

〇裏ルート(上記3人クリアで出現)
北辰 End⇒期待している⇒押し黙る⇒悪魔の薬だ
蛍 End⇒頷く⇒微笑む⇒悔しくないのか?
ミカゲ End⇒上記以外