腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム DRAMAtical Murder 感想3 ドラマダ 紅雀&ノイズエンド ネタバレ

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ラマダ紅雀とノイズのエンディング見ました。

DRAMAtical Murder 普及版



この前のクリアとミンクに比べると、ずいぶん甘さを感じるルートだった。ただ、ストーリー的にはこの2人から始めた方が良かったかなーと。ちょっと後悔。

それとサントラを買ってしまった!

OP・ED、BADにはキャラ別にエンディングソング。これ普段も聴きたくて、ファンディスク分も含めボーカル曲が収録されたCDを色々買ってしまった。

普段からBLに限らず、ゲームに使用されたボーカル曲聴くことが多いのですが、今はもっぱらドラマダです。

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それでは以下、紅雀とノイズのネタバレ感想。

 

紅雀

 

何かと蒼葉の世話を焼いてくる幼馴染。髪結いの仕事をしてて、女性から絶大な人気がある軟派野郎。

プラチナ・ジェイル入りしてからすぐに女性から声を掛けられ、「情報収集」を口実に単独行動。蒼葉も呆れてたけど、私も呆れたよ。

翌日も1人で勝手にフラフラ~と出かけてしまい、何か隠し事をしているようだった。理由を尋ねても「話せない」の一点張りでワケがわからないまま時が過ぎていく。

今回は紅雀に施されている刺青の話だったんですが、人の心を喰らう刺青という、とんでもないシロモノだった。

この刺青を入れたのは、彫師の竜峰というファッションセンス皆無の男。イケメンなのに、ドクロやら勾玉にばかり目がいってしまうのは最早仕方ないことだと思うんだよね。

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竜峰が紅雀の刺青を入れたのは単なる偶然ではなく、東江から「刺青で人の心を操るのは可能か」という話を持ち掛けられ、その実験体となったのが紅雀だった。

結果的にはこの刺青が原因で母親が死んでしまっているので、紅雀は竜峰に対して並々ならぬ恨みを持っている。

蒼葉とは幼馴染だけどずっと島にいたわけでなく、一度本土に戻った時に刺青を入れている。母親が死んだのは自分のせいだからと、自ら命を絶つつもりでいたようです。

そんな中、支えになっていたのが幼い蒼葉と過ごした思い出。もう一度蒼葉に会いたい一心から踏みとどまります。

ゲーム中に夢として、幼い蒼葉と紅雀が登場するんですが、この蒼葉がべらぼうに可愛くてたまらん!

紅雀は、最初女の子だと勘違いしたっていうのがわかるくらい激カワでした。

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最終的には蒼葉が紅雀に『暴露(スクラップ)』を試みて暴走した紅雀を止める…というか、壊します!そうです、このゲームのキャッチコピー的なアレ!

 

 


『ー-俺がお前を壊してやる』

 


幼馴染なのに実は紅雀のこと何にも知らなかったんだなーとか、久々に蒼葉のいる島に帰ってきたら、いきなり大人びててちょっとした距離感が出たりとか。

こうしたすれ違いとかが甘酸っぱい。

基本的に、紅雀は蒼葉が可愛くて仕方ない。紅雀も周りからは頼れるアニキで慕われているのに、どこか抜けてるところがある。どちらも互いを知り尽くしている仲だからこその関係がすごく良かったです。

エロシーンでは紅雀の鼻血に笑ったり、ラストのスチルでは本当に2人が幸せそうで…。紅雀の幼少期がきつかったので、ようやくここで一緒になれて胸がいっぱいになりました。


BADは暴走紅雀が東江に捕らわれ、それを愛でる蒼葉。

蒼葉は『暴露(スクラップ)』で失敗して、破壊担当の蒼葉が完全に表に出てきてしまっていた。しかも東江と手を結んでいる。

本能むき出しのありのままの姿の方が好きだという蒼葉。この時の白い蒼葉と赤い紅雀のスチルが印象的です。

 

 

ノイズ

 

ずばり、萌えキャラですね。

突然ライムを仕掛けてきた、不愛想でイマドキの”あるある”な兄ちゃん。このライムで蒼葉に敗れ、リベンジするために付きまとってきます。

プラチナ・ジェイルでは彼と行動を共にしますが、なんせ1人でどんどん事を進めてしまうので見ていて危なっかしい。

そのくせケガを手当てしようとしたりすると「構うんじゃねー!(シャーッ)」ってな具合で、相当蒼葉が振り回されてます。

蒼葉が23歳なのに対して、ノイズ19歳といわゆる年下君。時々蒼葉がアニキ風を吹かせますが、最終的には蒼葉が狼狽えているという、大変美味しい関係ですね。

青葉がノイズを庇ったりケガの手当てすることに対して、見返りが欲しいからやってるんだろ!俺に近づいてくるやつは、金か体が目当てだ!と。

それはもう、昔とあるグループが歌ってた『ガラスの十代』並みの反応。

蒼葉が「そうじゃない」と根気よく説得しても「意味がわからねー」で、なかなか理解してもらえないんですよね。

そしてプレイしててずっと思っていた違和感。舌以外は、痛みをほとんど感じない身体であると衝撃の事実が語られます。

原因は、親からの愛情が受けられなかったということになるのかな。

この痛みを感じない身体のせいで、他人を際限なく痛めつけてしまうことが、過去何度もあったようです。

子供の頃、泣かせた相手の親が怒鳴り込んできて、親からは「お前は家の恥だ」と言われてきたらしい。

お金があった家なので、ノイズを完全に隔離し、トイレ・お風呂完備、食事もメイドが運んできて、勉強は家庭教師がみてくれたという生活を送っていたようです。

最初は寂しかったけど、そのうち1人でも何とかなるようになって…。そうしたら1人でも余裕で生きていかれる、他人なんて関係ないと思うようになり、今に至っているという感じ。

ライムにハマった理由も、ダメージを受けると痛みを感じることができる。この痛みこそが生きていると実感できるものであり、また人が受ける痛みとして認識できた。

紅雀同様に、キツイ子供時代を送ってきたようで、切ないです。

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このルートでは直接大江と戦うシーンはなかったので、そこが残念。親が資産家だったようなので、親の会社と大江の研究に何か繋がりとかあったら盛り上がりそうだったのになーと。

大江がいるだろうとされるオーバルタワーでノイズは操られてしまいますが、蒼葉の『暴露(スクラップ)』で閉じ込められた世界を壊すことで正気に戻る。

タワー脱出の際大怪我を負ったノイズだけど、怪我が治った後は『蒼葉VSノイズ』のライム再戦があった。

ここのエロからライム戦のノイズがですね…。人が変わったくらい穏やかで、かなり見どころでした。

このライム戦のあと姿を消して音信普通になってしまいますが、ある日突然蒼葉の前に姿を現します。

一度ドイツの実家に戻り、両親と話をしたそうで。父親の会社で後継ぎの弟と一緒に働くことになったようです。

ピアス全部取って。スーツ姿でビシッと決めて。色んなものにケジメつけて蒼葉を迎えにやってきた。

とても19歳とは思えないスマートさだわ。

大江全然出てこなかったし、ぶっちゃけ人を操る研究とか全く掠りもしなかったけど、萌えパワーがぱねぇです。


BADは暴露(スクラップ)失敗Ver。

ノイズの心の中、2人血みどろで抱き合っていた。

お互い触れあったところから傷になって血があふれ出してくる。体中が傷だらけで、もはや動くことすら叶わないといった状態です。

ここでようやく痛みを知ることができたノイズ。それが偽りの作られた世界でも、彼が望んだ世界。その世界に囚われた蒼葉とずっと一緒に…。

なんだか、体中が痛い。
というか、どのキャラもBADはもれなく痛いスチルなんですね。

 

 

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