腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム DRAMAtical Murder re:connect 感想2 ドラマダ リコネクトフルコンプ ネタバレ

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ラマダリコネクト、フルコンプしました。
ミニゲームまで全てやりつくしましたー。はぁ~、面白かった。

  

最初リコネクトって、本編後の「それから」だけが収録されたディスクなのかと思ってた私。

「本編とコネクトはセットでプレイした方がええで!」ってそこら中で目にしたので、内容よく調べないで買ってたんですよね。

アフターストーリーの他にも様々なコンテンツが収録されてて、各ストーリーの合間にちょこちょこっと寄り道してました。

この中で『AOBA'S BIRTHDAY』っていう、みんながボイスメッセージ付きで蒼葉にプレゼントを贈るっていうのがあるんですが。

プレゼントやメッセージの内容に各キャラの特徴がよく出てて面白かったですね。笑ったのは蓮で、プレゼントの中身に意外性を感じたのがノイズ。

コンプすると見れる『ライナーノーツ』が用意されてて、制作陣の熱いメッセージやイラスト等がありました。こういうの大好きなんですよね。次作のスロダメにも是非取り入れて欲しいです。


終わってみれば、リアルタイムでは追いかけられなかったのを後悔するくらい好きな作品になりました。どのキャラもかっこいいけど、最終的にはウイルスとトリップが最高だった。

好きすぎてグッズやら特典関連、地味に収集してた…。

キラルセットとか。
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このドラマCD『碧島情報局』がめっちゃ面白かった。蒼葉・蓮・ミズキがラジオ番組のパーソナリティーとして登場。碧島の様々な情報をゲストと共にお届けw

紅雀・クリア・ミンク・ノイズ・ウイルス・トリップ、ほぼメインキャストが全員出演している。

クリアファイルとか、グッズを少々…どころじゃないか。気づいたらたくさん集めてた。

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ポスターやクリアファイルはフォトフレームに入れて飾ってます。クリアファイルは指かけがあるので、マット付のフォトフレームがキレイに飾れますよ!

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特典扱いでドラマCDも出てましたが、もっと長いの聴きたいよ。普通に売ってるドラマCDがないんだね…。残念。

ラマダはアニメにもなってたんだー。いつか全話観てみたいです。

それでは、蓮・ウイルス&トリップ・その他のネタバレ感想です。

 

  

 

 

開始早々話が2つあって驚いた。

オフィシャルワークス『Dawning sky』は読んでないんだけど、そこに収録されてたノベルがゲーム化したって流れなのかな?

蓮が人間の身体を手に入れることができるも、この身体の持ち主が蒼葉の双子の兄、セイであるという事実。どちらも戸惑いを感じて、なかなか一線超えられないのがもどかしい。

でもコレわかるよ、わかる!

セイの身体を使ってエロってどうなん?ってやっぱり思うよね。それでも溢れる想いは止まらない。

そしてエロシーンで蒼葉驚きの発言。今度は突っ込む方をやりたいと!

おいおいおい。まさかのリバ?

ねぇ、リバなの?つうか、これリバありだったの?全く予想だにしない展開なんだけど!!⇐突然の不意打ちにちょっと興奮。

と思ったら、あっけなく蓮にポジションチェンジ。蒼葉に当てられてムラムラしたらしい。

蓮ってオールメイトだったせいもあって、いつも冷静で蒼葉からの問いにもハッキリ答えていたイメージ。そんな彼が1人の人間として、戸惑ったり悩んだりする姿がすごく新鮮でした。

『ずっと一緒だから』

このセリフが心に響く。

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もとは同じ存在だったものが2つに分かれても、こうしてまた隣にいることができるって幸せ過ぎる。

一方の話では、リハビリ兼ねて2人で出かけることに。ついつい手に取ったものの匂いをクンクンと犬の習性が出てしまうのがカワイイ。エロはまさかの屋外w

いきなり難易度高くない??

ここでは蓮の表情がコロコロ変りますが、終わりの方で笑顔のアップ!蓮ってあまり笑ってるところないので、これは貴重!!

 

ウイスル&トリップ

 

ウイトリ怖ぇぇぇ!
けど激萌え!!

このBADは秀逸です。

リコネクトのウイトリ。嬉しかったのは、2人の出会いも描かれていたこと。しかもスチルつきで。


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ウイルスの方が6コ上。この頃はまだトリップの方が小さい。子供の頃から東江に連れられてこられていたってことは、結構長い付き合いなんだねー。

トリップは自分以外の人間を「目と鼻と口がついた醜いバケモノみたいなもの」だと思っていて、近づかれたりしたくないし、話しかけれたりするもんなら端から殴り飛ばしていたらしい。

まさに狂犬と言ったところか。

ウイルスと出くわしてからは、彼に何か感じるものがあって「ついて行こう」と自然に思ったようです。

ウイルスには他の連中にあった醜さを感じることはなく、むしろ真っ白で何もない『無』が、自分と似ていると…。

このへん、ウイスルとトリップに暴露(スクラップ)が効かないのに関係してそうだね。

一緒にはいるけど、つかず離れず。特別仲がいいわけでもないけど、馬が合うから自然とこうなった…って感じですかね。

そんな彼らが好きなものは蒼葉とセイ。人工ではなく、生まれつき持っている能力というものに憧れがあり、隙あらば自分たちのものにしてしまいたいと考えていたようです。

オーバルタワーで蒼葉が何もかもを『諦めた』とき、彼等には「弱っているから捕まえてほしい」と見えたようで、そこから3人での海外生活が始まることとなります。

ゲーム中は残酷に扱われるシーンもあり、蒼葉が痩せて心身疲弊しきっている様子が痛々しかったですね。

身動き取れないほどの狭い鉄製の箱に閉じ込めたり、甘いお菓子を次々クチの中に入れられて食べさせられたり。獣姦もアリ…(((((((・・;)

『抵抗するとひどい目に遭う、彼等には逆らえない』という躾がかなり徹底していて、それを自らが選択して受け入れなければいけない状況を意図的に作られている。

2人がモルヒネとして、人の精神に異常をきたすような記憶操作をしていたことを考えると、人がどうやったら壊れてしまうのかを熟知したやり方に恐怖を覚えました。

ところが蒼葉にはじっくり手間暇をかけて、壊れていく過程を楽しんでいます。ものすごく残酷なんだけど、2人が蒼葉に抱く憧れや好意はウソじゃないとわかる。

エロが終わった後、2人が蒼葉に対して「大好き」と言うセリフ。もちろん人を慈しむものソレではないけど、彼等なりの愛みたいなものなんだろうな~というのはひしひしと伝わってきた。

ウイルスの物腰柔らかな喋り方や、トリップの飴と鞭の使い方。これが思わず優しくしてもらっているのでは?と錯覚を起こすほどのやりくちで、恐怖でもあり甘さを含んだ毒のようでもある。

リップルートでは、暴露(スクラップ)の蒼葉に出てきてほしそうなセリフがありましたが、『破壊』としての人格を持っている方に興味があるってことなのかな。

蒼葉の中にそうした別の性質があることがわかっているので、『理性』の蒼葉には壊れて欲しいのだと言う。

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それでもどちらも蒼葉であることに変わりはないので、蒼葉が生きている限りはずっと可愛がっていくんでしょうね。

2人にとって、蒼葉は宝物みたいな存在に見えました。

 

蒼葉の父と母・ミズキ

 

まさか蒼葉の父・母の話まで収録されているとは思わず驚きました。

もちろん血の繋がった親子ではありません。父が蒼葉を見つけてくれたから、今の蒼葉があるって感じでしたね。

父は東江の研究所にいた被験者だったようですが、婆ちゃんの娘と知り合って一緒になったようです。とは言っても、娘も婆ちゃんが産んだ子供ではないので、この家族全員血の繋がりはない。

それでもみんなが一緒に暮らしている様子を見るだけだと、どこにでもある本当の家族みたいだった。

そんな蒼葉の幼少期を知ることはできましたが、結局父と母は2人で島を出ていってしまい、具体的な目的はわからなかった。

ただ研究所から抜け出してきたから一所には留まれないっていう婆ちゃんの話だけど、蒼葉も感じたように、それだけではない他の理由があって旅を続けているんでしょうね。

ここまできたら、それを知りたかった。っていうか、途中まで父が旅を続ける理由がわかる話なのかと思ってプレイしてたので…。

話の終わり。父からハガキが届いた。蒼葉がまだ幼い頃父とした約束、ちゃんと覚えてるんだってわかるハガキ。

いつかこの約束が果たせるときがきたらいいな、って。ちょっと温かい気持ちにもなって切なくもある。そんな話でした。

 

ミズキ。蒼葉の暴露(スクラップ)からずっと入院してましたが、会話もできるくらいに回復していた。

自分のせいでミズキを壊してしまったと責任を感じていた蒼葉。ミズキとしては、そもそもこんな状況に陥ったのは自分の弱さからくるものだから気にするなって。

ミズキ、ええやつやん!

BL要素はなく、友人として微笑ましいエンドだったのも良かった。

PS Vita版の『DRAMAtical Murder re:code』にはミズキに関わる追加シナリオがあるようで、ものすごく興味あるんだけど。

しばらくして「またドラマダやりたいなー」と思ったら、今度はVita版をプレイしてみたいと思っています。

 

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