腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

PS4 テイルズ オブ アライズ クリアしたよ 感想 その4

久々にゲームの感想記事でございます。

アライズようやくクリアしました。

実は途中でやめちゃってたんですよ。最後のダンジョンにいるほとんどの敵が固くて嫌になってきちゃって。

あと次のファストトラベルポイントまでかなりの距離があって、一旦離れてそのままになってました。最近ようやく再開してエンディングまで見てきたので感想上げます。


この先画像も載せてネタバレしてるので、未プレイの方はご注意ください。



テュオ様が仲間になってからしばらくは楽しく旅をしてたんですけどね。

アルフェンの過去が明かされ…実は300年前に存在してた人物だったとか。シオンがその300年前の世界で巫女だったネウィリの子孫だったとか。

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そうだったのかーと衝撃を受ける反面、ここまで運命の2人だったという演出が盛りすぎじゃね?って感じてしまい冷めてしまった感アリ。辛口でスマン。

2人がいい感じなのは序盤からよーくわかってたし、荊に苦しめられてるシオンが早く解放されて2人がくっついたらいいという気持ちでズーグルと戦っていたんですけどね。

ほかの仲間までカプにしなくてもええんやで?

ロウとリンウェルはあからさまにロウが意識してたし、テュオ様とキサラにも、ちょろっとそれっぽいシーンがあった。

一緒にいればそういう気持ちが芽生えることに否定はしないけど、ちょっと材料が不十分というんですかねぇ。アルフェンとシオン見て触発されたんだろうかと思ってしまった。

ぶっちゃけそういうのはペン吉望んでないんだわ。テイルズには。

思いのほか恋愛的な要素があって驚いた次第です。



そもそもアルフェンの戦う動機は、ダナ人が受けるレナ人の支配を終わらせたい。シオンを荊から解放したい。もとはココやん?

徐々にダナとレナの背景が明かされていったけど、話が壮大になってきて途中から一体誰が敵なのかわからなくなってきた。

高度な技術力を持った生命体ヘルガイムキル(真のレナ人)が、星霊力を効率的に集めるための仕組みを作り、支配してたってことでいいんだよね?領戦王争もそうだし、ダナ人をレナ人に改造するのも。

ただそんなヘルガイムキルすらも、実はレナの星霊によって支配されていたという事実。

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本来レナとダナは1つの星として生まれるはずだったけど、2つに分かれてしまったようです。

それじゃああるべき姿に戻ろうよってことで、全ては『1つの星になりたい』というレナの星霊の意志で今に至っている。

このあたりは、なんとも皮肉な現実だったとやりきれない気分でしたね。

アルフェンたちがダナとかレナとか関係なく同じ人間としてひとつになろうとしている中、実は星霊の意志も1つの星になろうとしてたっていうね…。

ただ星霊の意志は人の感情みたいなものでなく、もっと生命を維持するための本能的なものらしい。

特にレナの星霊力は枯渇状態で、1つの星になる前に自分が先に壊滅しちゃうってことで強引にダナから星霊力を奪っていたみたいですね。



ボス撃破後…ラスボス戦が意外な人物で草。


またおまいか!

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ボス倒して誰が来たのかと思ったらまさかのヴォルラーンで驚いたわ。生きてたんだな。この間焼かれてたのに。

この人もなまじ強かったから王になったはいいけど、星霊の支配に翻弄された人だったわ。

彼も元はダナ人であり、支配されてた側の人間だった。アルフェンが行方不明になったあと、次の王として完成したのがヴォルラーン。

ある意味アルフェンの暴走によって、結果的に領将として君臨したわけですが。自らがこの運命を生きることになった原因でもあるアルフェンに異常な執着を見せてた。

支配される側から支配する方へ。

いろんなものから解き放たれた反動なのか、この人の頭の中は支配することでいっぱいな模様。王は1人いればいいので、とにかくアルフェンを排除したがっている。

シオン攫って嫌がらせしてみたり、やり方がいちいち小物臭い。

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ヴォルラーンとのラストバトルで、アルフェンが「自分も仲間がいなければ同じようになっていたかもしれない。だから俺はお前を赦そう」のシーンはえ?そうなん!?ってなった。

なんか突然取ってつけたような話の展開に、ペン吉若干面食らったわ。正直そこまでヴォルラーンに思い入れはないと言うんですかね。

どっちかっていうと、こんだけ尊大な態度取っておいてアルフェンばっかり追い回して単に暇人なのだろうかって思ってた。


ヴォルラーンと言えばこれっしょ。氷の玉座。ごめん、コレは笑った。

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まあでも…

同じ王でありながら常に孤独だったアルフェンの対というポジションだとか。『赦す』という選択をしたことで、憎しみや支配の連鎖を断ち切るんだって思えばわからなくもないけどね。



ところでエンディングがアルフェンとシオンがくっついたっていうのはいいんだけど。その後、人類共存の道を歩んでいると思っていいのだろうか。

エンディングやスタッフロールはアルフェンとシオンがほぼメインだったから、その後の世界が気になるわ。

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まとめ。

全体的には王道で、ストーリーも面白かった。仲間がいることの大切さや、何かを犠牲にしないと得られないという常識を超えて、自分たちの望む未来を掴み取ったという展開は素晴らしかった。

綾香の第2のOP『Hello, Again』と『Blue Moon』もイメージと合っててグーです。

あと良かったのは、やっぱりバトルですね。

ペン吉はあまりアクション得意じゃないので、場合によってはバトルが苦痛に感じるタイトルもあるんですよ。

その点アライズとにかくおもしろいようにコンボが繋がるので、派手な演出も相まって楽しかったです。

ただ終わりの方になってくると敵がデカいし固いしで、レベルが適正値にあっても時間がかかってめんどくさかった。

逆にこれどうなん?って思ったのは、お金がなかなか貯まらない。

CPを回復するアイテムが欲しいけど、結構なお値段するので極力ファストトラベルで戻ってHP回復してましたね。

仲間にそれぞれの背景があって一緒に行動するまでは良かったんだけど、ラスボス倒した後がかなりあっさり。

やっぱり1番気になるのはダナ人とレナ人が今後どうやって共存の道を歩み、その結果どうなったのかってところなんだよねー。ここをもうちょっと見たかったな。



個人的にここの👇シーンは結構エグイなって思った。

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火あぶりからの星霊力吸い取り⇒虚水化まで

宿敵アウメドラに怒りを露わにするリンウェルの表情もすごくて、未だ脳裏に焼き付いている。ヴォルラーンに攫われたシオンの虚無な表情も「これブラックやわー」って思ったな。

結構随所にインパクトのあるシーンが散りばめられてましたね。


では最後にペン吉が癒された画像を貼って終わりにしたいと思います。

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たまにズレた発言をするテュオ様と、かわいいフルルがペン吉の癒しでした。


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