BL雑誌 Cool-B 2022年7月号 Vol.104 感想 水都は薄明 BL大賞中間発表
クルビ104号感想です。
表紙はホリワさんの新作『水都は薄命』
雑誌はここのところずっと公式で買ってたんですが、今回は水都のポストカード欲しくて久々にアニメイトで予約しました。この表紙好きだわー。
では以下タイトル別に感想。
水都は薄明
公式サイトでストーリーや登場人物、ギャラリーなどは既に発表されていたのですが、このスチルに合わせ一部のキャラにSSが掲載。キャラの性格とか攻略対象との関係がほのかに伝わってきました。
攻略対象は4名。平たく言えば職場の先輩・美丈夫・不思議ちゃん・暗い幼馴染ってところでしょうか。
主人公のキャラ紹介で鬼に首を締められているイラストが一発目に出てきたんですが。「きっとこの鬼も攻略できるんだな、やっほい!」と思っていましたが、どうやら違ったようです。
インタビューでわかっていることは、主人公総受け・エンドは各キャラ3つ以上。バッドエンドでは複数や特殊なプレイ考え中とのこと。
うん、いいね!
今回ディレクターにはじまり、絵やシナリオを担当する方がガラっと変わってるんですね。プロデューサーは御雄幸路氏ということですが、また違ったテイストになりそうで楽しみでもあります。
発売日未定とのことですが、新作の発表があった段階でここまで準備ができてること。ほかディレクター等の制作スタッフが変わっていることを考えると何年もかけて制作とかは考えにくいかな?
東京24区が発表から発売まで早かったんですよね。
クルビで初出しスクープとして取り上げられたのが、2019年3月号(2/4発売)。ゲームの発売が2020年5月29日。発表から発売まで1年半かかってないんですよ。しかも当時は2019年内に発売予定でしたからね。
水都が同じとは限りませんが、ホリワさんは新作発表の段階でほぼ形になってから公にしてる感じがします。
24区発表後のクルビでは毎号何かしら新しい情報が出ていたし、SSやマンガがあって読者や気になっている層の心をしっかり掴んでいたように思うんですよね。クルビという媒体をうまく使ってアピールしてたよなって。
なんとなくですが、水都の後にも何かしら計画があって、長期的なプランで動かれているんじゃないかな?という印象を受けました。
今回のインタビューでなかなかに興味深い話がきけたなーと思うのは…
松山知世氏(ディレクター)
シナリオ構成が過去作品とは異なる⇒新しい試みへ挑戦か!?
愛沢アンジ先生(原画)
ゲームは総合芸術だと考えている⇒調和性を重んじている
吾妻奈都先生(シナリオ)
できるだけ意味が通りやすい、分かりやすい文章を書くようにしている⇒プレイヤーが作品に入り込めるように
⇒の先はペン吉が勝手に思い描いた感想です。
箇条書きでアレですが、気になる方は雑誌で確認してくださいませ。インタビューを読んでみたら、どんな作品ができあがるのか非常に楽しみになりました。
こちらのタイトルは予約してプレイしてみようかと思っています。
Friendly lab
アプリ版はすでにリリースされ、Twitterでプレイされた方の感想とか叫びをネタバレしない程度にチラ見してたんですが、ついにきましたPC版の情報!
ちなみにペン吉はアプリ版やってません。
〇PC版での追加要素
1.ボイスあり
2.18禁シナリオ
3.追加CG&シナリオ
4.ENDの追加
1.のボイス化でのコメントに「いやもうコレ!コレですYO!」って載ってて思わず笑った。だってすごく嬉しそうなんだもん。確かに声がつくつかないは全然違うもんね。あった方が断然嬉しい。
具体的な追加要素については由良先生が質問に答えてくれてます。
PC版は10日までプレイ可、アプリ版では11日以降も遊べるとのことです。これは実験が10日で終わるから…という認識でよろしいでしょうか。アプリ版はインストールしてないのでさっぱりです。
ほか実験項目が増えたり、CGは40枚ほど、エンドは7つ追加予定だそうです。
またPC版では蘇生実験は収録されず、ここはアプリ版との差別化をしてるのかなーと。やはりアプリは長期で更新できるのでこういうのは強みですよね。PC版、アプリ版どちらもそれぞれに楽しめるよう工夫されてるんでしょう。
今のところPC版では追加ディスク・DLCは考えていないようです。発売は2022年12月末くらいには出せたらいいな…という感じですね。
贄の町 いろむすび
発売予定日は2022年7月29日。いよいよ来月です。
そろそろ予約しなきゃなーって思ってるんですけど。実はちょっと悩んでます。
いろむすびだけ買うか、本編ついてるツインパックを買うか。
いやね。初回豪華版はあるんですけど。ツインパックが非常にお得なので、完全版として持っておくのもアリかなーと。
贄は発売日2018年6月に買ってフルコンプしてそのままです。その後ずいぶん経ってから追加パッチ出ましたけど、当時ブランドさんに対していい印象なくて再プレイしてません。
ただこのままいろむすびやっても、かなり忘れている部分があるので楽しめるのか心配なんですよね。
素直に追加パッチ当てて、本編もう1回やっておいた方がいいかな。うーん。いいよね。わかってはいるんだよー。
ただ絵は可愛くてとっつきやすいんですけど、割と中身がグロだったり重かったりハードなんだよね。ペン吉にとっては精神力が削られるボブゲなので再プレイはきついものがある。
ペン吉はあすくが好きなので、アニメイトで購入します。あすくの帰還エンドは本当に最高だった。
ということでツインパック予約します。
あ!そう言えば6月は誕生月なので10%オフになるクーポンあったんだよね。よしよし、少しお得に買える。
BL大賞中間発表について
中間発表なのであまり詳細には載せませんが。各部門3位まで。
〇BL大賞
1位 古書店街の橋姫
2位 ラッキードッグ1
3位 ラッキードッグ1 +bad egg
〇主人公部門
1位 玉森(橋姫)
2位 ジャンさん(ラキド)
3位 佐伯克哉(鬼畜眼鏡)
〇メインキャラクター部門
1位 川瀬(橋姫)
2位 イヴァン(ラキド)
3位 バクシー(悪卵)
〇カップリング部門
1位 川瀬×玉森(橋姫)
2位 イヴァン×ジャン(ラキド)
3位 千家伊織×柊京一郎(大正メビウスライン)
〇サブキャラ部門
1位 ラグトリフ(ラキド)
2位 メイコ(橋姫)
3位 グンジ(咎狗の血)
〇シナリオ部門
1位 ラッキードッグ1
2位 古書店街の橋姫
3位 ラッキードッグ1 +bad egg
〇ビジュアル部門
1位 ラッキードッグ1
2位 スロウ・ダメージ
3位 古書店街の橋姫
〇音楽部門
1位 ラッキードッグ1
2位 古書店街の橋姫
3位 ウウウウルトラC
全体を通して、やっぱり橋姫が強えぇぇぇー!って感じですね。これ前回のBL大賞の時は悪卵でした。で、記憶に新しい表紙総選挙は橋姫の川瀬でしたね。
今回、橋姫や大江の感想記事は上げてませんが長い年月をかけて口コミでどんどん広がり、今やBL大賞有力候補ですからね。橋姫の人気はすごいわ。
そして王道のラキド!ラキドシリーズはどれだけクルビの表紙を飾ったことか。
本誌では各賞10位まで掲載されていますが、前回と同様にかなり懐かしいタイトルがチラチラっと出てるんですよ。
薔薇ノ木とか、佐伯克哉とかね。あとカップリングはイヴァンの民が猛攻撃を仕掛けてきてますねー。
この結果眺めていると、作品やキャラを愛する人たちがこの業界を支えているんだなーって痛感してしまう。
次号では第2回目の中間発表があるようです。
ではそろそろ眠くなってきたので、このへんで。