腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム スロウ・ダメージ 斑目 ネタバレ感想 スロダメ

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斑目クリアです。
スロウダメージよろしく、スロウペースでプレイしております。

クリア後メニュー画面に戻ったら、なんか禍々しい色合いで怪しい雰囲気になってんだけど、これ大丈夫なん??

次いくのが恐いんだけど。

ウサギのぬいぐるみが突然手前に移動してきた。ウサギの可愛さでごまかそうったって、そうはいかないんだからね!

ついさっきまで斑目の狂気エンドを見たばかりで、非常にナーバスになっております。次はどんな狂気が襲ってくるのか…。

今、そんな心境なのであります。



ストーリー冒頭で斑目はすでに死んだということになっていましたが、突如として新神海に姿を見せるように…。

鷹郷組の跡目争いの最中、なぜ再び戻ってきたのか。トワの前に現れた斑目の目的とは!?

 

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ここからバレです。

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元鷹郷組の人。

体験版やったときから『こいつヤバい奴、危険』認定され、ペン吉の中で警告音が鳴り響いていました。

ちなみに👇が体験版をやったときのツイ。


140字という限られた文字数で、あえて斑目に触れているのは、それだけ強烈だったということですね。

この時点でトワが斑目によってひどい扱いを受けることが確定していたんですよ。だってボコられて目が覚めたら首輪って。

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あらすじ簡単に説明すると。既にプレイ済の方はすっとばしていただいても問題ありません。

過去、組織内の抗争で斑目が姿を消してから、トワの記憶は曖昧でほぼ何も覚えていない状態だった。

昔は一緒につるんでいた仲で、当時組のトップだった鷹郷隆二郎の隠し子である加賀も含め、よく3人で一緒にいたみたいですね。

斑目自身、誰にも縛られず『俺は俺のやりたいようにやる』がモットーの男。

もともとケンカが強いところにきて怖いもの知らずな性格もあり、戦力は相当のものだったようです。

鷹郷組としても彼を持て余していたところ、組の経営方針で内部分裂が起こり加賀は殺されてしまう。当然つるんでいた斑目もその対象となります。

怪我を負った斑目は身を隠していたけど、しばらくして隆二郎が亡くなり、地盤が揺らいでいるこの時を狙い新神海に戻ってきたということですね。



もうハッキリ言っちゃうと、斑目のルートは非常にシンプルです。

斑目の目的は、鷹郷組を潰すため。
そしてトワを連れ戻すこと。

ルートの多くを強制連行したトワの意識改正に割いていて、そのやり方が行動の自由を奪ったり、圧倒的な暴力で支配するというものだった。

正直なところ、これは人によってはキツイだろうなと思う。どちらかと言えば私も苦手です。

これが斑目のやり方だと言われればそれまでなんですが、そもそもトワは痛みを快楽と思っているし、自らの望みが叶うならそれで死んでも構わないって人。

これを1番知っているのは斑目であり、何より彼が望むものを与えてあげられるのはこの人しかいないんですよね。

それを知っている人間が本来のトワに戻そうと思うなら、ギリギリまで追い込むやり方になるのは道理なのかと感じた。

右眼を失ったのも、斑目が銃で打たれそうになったところへ飛び出したのが原因ですが、しょっちゅう顔を殴られてるから流血してるんですよ。

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こういう描写が結構多くてちょっと気になってたんですが、眼の痛みとリンクするよう昔の記憶を取り戻していく。

昔を思い出すは、当時斑目と共にいたときのギラギラして本能を曝け出したトワを呼び覚ますためのものだったんですよね。

もともとトワは斑目に引き摺られてしまうことから苦手意識があったけど、実はその強い力を持つ者の支配下に置かれることに悦びを感じていたことも事実。

ここまでくると望む望まないに関わらず、2人の相性は最高という結論に至った次第です。



正直、斑目euphoriaは必要ないんじゃないの?とさえ思ったよ。

斑目の願望は本人からハッキリ言われているし、これほど「お前をそばに置いておきたい」と熱烈なアピールをされれば、あとはトワ次第じゃない?

一時、レイやタクの元へ帰るという選択肢も与えていたけど、『お前の戻ってくる場所はここしかない』とわかってて泳がせたのが彼らしい。

レイとタクって、時にトワに対して腫れ物を扱うように接する時があるけど、当然斑目はそういうのが一切ない。

誰かに言われたわけでもなく、自然と斑目のそばにいた過去を思うと、居心地は決して悪くはなかったんでしょうね。似た者同士が気づいたら一緒にいた、そんな感覚。



主導権はあくまで斑目が握っていますが、私としてはこれまで彼がトワにしてきた行為全てが、トワを強く求めているのが故のものと思えて仕方ないです。

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このあとのエロシーンは趣向を変えるとかで、これまでの暴力的セックスとは違い、あの斑目が前儀をするという驚きの展開!

トワが物足りなさそうにしてるのに思わずクスってなった。

これまでそういうセックスをしてこなかっだろうし、痛みこそが自分にとっての快楽だと思っているだろうから、こんな恥ずかしい行為に耐えられないトワくんがカワイイ!

ついつい監禁やら暴力の方に目がいってしまったけど、斑目がトワを求めることに一途で真っ直ぐなのは、始めから終わりまで変わらなかったなと思う。



その後、鷹郷組が解体して本土の警察が新神海へ介入。2人は国内を放浪したあと海外へ渡り、海外版デスマッチに参加してた。トワがまた金髪になってる!

ラストスチルは斑目とトワの表情が何とも言えないくらい満ち足りていて、スッキリ終わったなーって感じですね。

スロダメ、ここまで3人攻略したけど、どのルートもちゃんと終わってて非常に好ましい。きちんと話が起承転結しているのが好感触です。




狂気エンドについてですが。

euphoria失敗してるけど、2人の本質は変わっていません。

ここを終えたあと真っ先に思ったのは『痛ェェー!』ですね。

鷹郷組潰したあと組を乗っ取り、なんと斑目組と改名。斑目って、こういうのにはー全く興味ないのかと思っていたので意外でしたね。

ここでは組織に裏切り行為をした組員を、斑目の命令でトワが殺していた。これをやるとひどく興奮するのか、必ず斑目にセックスをせがむようになっていた。

斑目がトワの望みを叶えるために、彼の身体にナイフを走らせ無数の傷を作るという、非常に痛いシーンが続く。ここらで生稲さんのeuphoriaが蘇った。

いやいやいや、これはマジ痛い。

そしてトワが斑目を憎んで殺そうとするシーンもあり。斑目はそれを受け入れようとするのですが、結局トワがそのナイフを振るうことができないでいる。

斑目の影響を受けて、完全に自分の感覚が狂ってしまったトワにとって、彼は憎むべき対象であるにもかかわらず、逆にいなくてはならない存在でもある。

こんなことを繰り返していけば、いずれどちらも命を落とすことになりかねないのですが…。

常に『死』に近い位置にいながらも、どちらも殺されてもいいと思うくらい今を100%で生きてるって感じてしまうんですよね。不思議なことに。

生と死を、これほどまでに違和感なく調和させたシナリオにちょっと震えたわ。

言葉の意味は対であっても、『表裏一体』とは正にこういうことを言うんだろうなと思った。



斑目のルートって。

幸福も狂気どちらにも言えるけど、トワの中にいつも相反する感情があって、その2つのせめぎ合いだったような気がする。

斑目に流されたくないと思うのに、やっぱり最後はアイツの思い通りになってしまう、そういうの。

これにささやかな抵抗を見せるものの、斑目はそれすらも楽しんでいるようでしたけどね。まあ、euphoriaが難しい時点で、トワが彼より有利になるのは厳しいでしょう。

過去斑目がいなくなった後、なにもかもがどうでもいいという虚無感に襲われたものの。

圧倒的な強さと存在感が再び自分の元へ戻ってくれば、これはやっぱり惹かれてしまうのは言わずもがな…といったところでしょうか。

私から言わせれば、『元の鞘に収まる』って言葉がピッタリな2人の話だったなと思いました。



いよいよ次回はラストの藤枝さんです。

 

 

↓↓ スロウ・ダメージ 藤枝のネタバレ感想 ↓↓

penkichi-201902.hatenablog.com

 



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