腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム スロウ・ダメージ 始めたよ&レイ ネタバレ感想 スロダメ

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スロダメ始めました。

今回はニトスト公式・ステラ・とらの3本購入。布モノ・クリアファイルはフォトフレームに入れて飾ってます。どっぷりスロダメに浸かってますよ。

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ラマダをプレイしたのが今から1年半くらい前。ウイトリにドハマりしたのが記憶に新しいですねぇ。

スロダメは前作からガラリと変わってかなりアダルティな雰囲気でした。トワがやたらバー通いしてるせいもあるんですが、プレイスタイルもしっとりまったりのスローペースに…。

だってこんなトワくん見たら、じっくりプレイしたなるやん。

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ただシナリオを追っかけるだけではなく、ゲームそのものを全身で感じたいと思った作品ですね。雰囲気がすごくいい。


それとやっぱり心配だった攻略について。

今作は、選択肢を選んでいくだけのゲームではないのは知ってはいたものの。

街を徘徊する探索パートや、相手との駆け引きともなる心理パートが思いのほか大きな割合を占めていた。

で、案の定心理パートでルートが分岐する仕様でしたねー。

難易度については体験版に毛が生えたくらいかと思ってたら、想像以上に難しくてたまげた。クイックセーブをこんなに使ったの初めてだよ。

そりゃ相手が触れられたくない部分を暴いていくワケだから、簡単にはいかないよね。砂時計からピシィィって音すると「ひぃぃぃ~」ってなるわ。

探索パートで拾った『インスピレーション』の使いどころに、いつも悩んでいます。

難しいことは難しいのですが、相手の反応を見ながら『ネガティブ』・『ポジティブ』選んでいくのが、すっごく楽しい。ゾクゾクする。

レイ攻略前に別の人の欲望を暴きにいくんですけど。相手の秘められた欲望のことを『傷』に見立ててるのがいいよね。

心理パートではこの傷が開いたり閉じたりするのが可視化されてるので、プレイヤーにも相手の状態がわかるのがいい。これはテキストだけでは味わえない面白さだと思う。



いやー、それにても。1人目の生稲さんがちょっとやばない??これ。

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トワは行きずり全然OK。むしろドンとこいだから、あーこれ生稲さんとセックスするんだなーって普通に思ってました。

え!ボブゲの民ならほとんどの人がそう思うシチュじゃないの?

そしたら…

『ありきたりに体を繋ぐことなど眼中にない』とか。
『そんな月並みの快楽など欲しくはない』ってピシャリ。


トワにしてみればこの欲望を糧に絵を描くんだから、セックスなんてしてる場合じゃないわな。すぐエロへ結びつけようとした自分が恥ずかしいよ。

でも確かに、剥き出しの欲望ってだけで充分人を惹きつける力がある。それを絵に起こして表現するっていうのは、絵描きにとってこれ以上ない題材だよね。

しかしながら理性がない願望というのは、おおよそ人として歪んでいたりするもの。トワが描くのはまさにこれで、身体的に痛みを伴うものがほとんどだった。

この生稲さんのも例に漏れずすごくて、「うおぉぉぉ~、痛ぇぇぇ~」って思いながら進めてたんだけどね。

生稲の吐き出した願望をトワが受け入れ、それを2人共有するところは、エロシーンと同じくらい情欲的でかなり衝撃を受けました。


傷と傷で繋がりたい。


ああ、まさにこれだなって感じ。Chapter1からこんなやばい人で、私ラストまでいけるんだろうかと心配になりましたよ。

それでも元々トワ自身が『道具のように扱われて、めちゃくちゃに蹂躙されたい』という人なので、自分の欲求も満たされながら趣味である絵も描けるんだから最高じゃんね。

ただやりすぎるとうっかり死んでしまうので、心理パートでは慎重に相手の話を引き出していかなくてはならない。

トワが生と死の綱渡りをしているんだから、当然プレイヤーも相応の緊張感の中で選択肢を選ぶことになります。

私、最初の生稲さんがインパクトありすぎて、その後の彼がどんな人生歩むのかものすごく気になるわ。

 

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ここからレイのネタバレ感想となります。


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オネエです!

トワに近しい人物はレイとタクになりますが、ぶっちゃけこの2人がトワの生命線。レイは世話焼きオカンって感じでしたねー。

このゲームの食事シーンは、すいぶん気合いの入った美味しそうなご飯を拝めたのですが、飯テロかと言わんばかりスチルにどれだけお腹をすかせたことか。

そしてさすがに攻略キャラの心理パートは長い!1コ前の水野も手こずったけど、特に『狂気』エンドへ入る調整が難しかった。



レイの心理パートでは、自身が女として生きてきた人生と、実は人を思い切り殴りたいという雄々しい部分の矛盾に悩み続けてきたことがわかる。

男しか愛せないことを打ち明けた時に父親からひどく言われたことや、当時の母親がレイを女の子のように扱ってきた過去があり、小さい頃から自分が女なんだと思い込むことでしか存在を肯定できないところは胸が苦しくなりましたね。

ただね。正直言うとレイルートに関しては、もうひと頑張りして欲しかったなって。

レイにはトワじゃなきゃダメだ!っていうのは強く感じたんだけど、逆にトワにとってのレイはどうなの??ここがちょっと弱いかな…と思ってしまった。

心理パートやったあとって、欲求が満たれた相手は必ず幸せだと感じてる。

なのでサブではない攻略キャラとは、そういう気持ちを僅かでもいいからトワにも味わって欲しいと思っちゃうんですよね。

もともと惰性的に生きてきたトワが、この人なら一緒にいてもいいと思えるような何か。



レイが父親のことや自分の気持ちになかなか整理をつけられずにいた時、やや距離を置いたところで見守っていたトワの男前っぷりが際立ったなと感じましたね。

レイに興味を持って絵を描いてみたいという欲もあっただろうし、普段から世話になっている恩もあるだろうから、彼のためにトワが色んな行動を起こすのは理解できる。

でも私が思っていたトワって、もっとこう利己的で気まぐれっていう感じなんですよ。だから、こんなに融通が利くキャラだったの!?ってちょっと意外でしたね。

まだ1人目なので、他のキャラにはどんな態度で臨むのかはこれからのお楽しみですが…。



ちょっと悶々として進めてましたけど、エロシーンで悶々が全部吹っ飛んだので、結果的には満足しました。

トワがおかしいくらい可愛くて困る。

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もっと痛くして欲しくて肩に噛みつくとか、催促の仕方が可愛くてマジでやばい。

レイの性格からして好きな人には痛くしたくないんだろうけど、そこは今後の課題ということですね。

ただ大笑いしたのが、ここでレイが童貞だったと悟ったときのトワの顔つきとセリフ。

「お前、経験ないのか?」
「童貞?」
「こんなにデカいのに?」

最後の問いには「それは関係ない」ってしっかりツッコミ入ってて笑った。



うーん。どちらかと言えば『狂気』エンドの方が好みかも。

ここのエンド見た時にまず思ったのは、「キラルっぽいエンド」ですね。レイはボディアートをやっているので、トワを自分の作品として随分愛でていた。

目玉のない眼窩に発射するのは、初めての経験です。

人体改造で作品というワードから、咎狗のビトロ様が脳裏をかすめたのですが。あのお方はもっと変態の領域にいるので、レイとは全く違うのはわかっているんだけど。

咎狗懐かしいなー。
ちょっとやりたくなってきた。

『狂気』の方は、マネーマッチでレイが負ければそこで2人も終わる刹那的なルート。

もちろん将来性は限りなく皆無だけど、変わることを選ばなかった2人には『狂気』と呼ぶにに相応しいエンドだなと思いました。

 


一方『幸福』エンドは、レイが思いっきり短髪になっててビックリ。いろいろ吹っ切れた、ということなのかな?

ラスト。レイの父親(マダ男)と対話するあたりはグッときました。

今さら薄っぺらい親子の情ってわけでもないんだけど、やっぱりこうして対話することはレイにとっても前へ進む助けにはなるだろうから。

2人で旅行かー。

タクの『幸福』エンドもやっぱり、こういう感じなの??レイとタクは完全にオーバーグラウンド側の住人だろうから、お日様の下がよく似合うだろうね。

そう言えばトワに関する秘密はほぼ何も出てこなかった。時折チラっと出てくる赤い不思議シーンが、何か関係してるんだろうか。

しいて言うなら、レイの父親がトワの両親の仕事に関わってたってくらいか。

 

  

次はタク攻略してくる。   

 

 

 

↓↓ スロウ・ダメージ タクのネタバレ感想 ↓↓

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