BLゲーム ディストピアの王 群紗木庵士 ネタバレ感想
な、なんて狂暴なエロスだ。
庵士クリアしました。
初っ端からネタバレ全開なのでご注意ください。
うぉー!ここはバンドものらしい展開で熱かった。さすが庵士ルート。
私てっきり庵士と組んで頂点のぼりつめるぜ☆的なエンドが待ってるのかと思ってた。定時退社やコルチカムという枠でなく、新しいバンドとして…。
もっとキラッキラなヤツを想像していたんだけど、さすがにそこまでご都合主義ではなかった。ですよねー。
先にデビューしたコルチカムだったけど、後に同じ事務所からコミックバンドとしてデビューした定時退社の方が売れてしまったというオチ。
このご時世、何がウケるかは本当にわからないのは現実世界も一緒だよ。
Z地区ではあれだけ期待されて華々しくデビューしたコルチカムだったけど、定時退社の露出と相反するように斜陽化していく対比感が残酷です。
ところで。
体験版を体験したときに、庵士は桐久のことを知っていたのではないか?というのは感じてたのですが。
クルビで見た幼少庵士は大人しそうな感じの子だったんですよ。何でもデキる桐久に一方的に憧れていたのかな?なんて。
それにしてもねぇ。将来はプロピアニストになって、その世界のトップになるであろうはずの男がですよ。
ヘタクソなギターかき鳴らして、「俺はスターになる!」なんてほざいていたら、庵士的にカチーンくるのはわかる気がするんですよ。
「おまいがいる場所はここじゃねぇだろ」ってそんな気持ち。
庵士の、ピアノでは敵わなかったけど、せめて同じ音楽の世界で活躍したい。そして一緒に演奏できたら…なんて、なにこれ胸アツやん。
結局子供から大人になっても、桐久に執着し続けてしまう庵士が可愛くて仕方ない。ラストでは甲斐甲斐しく桐久の世話を焼くシーンにニヤけてしまった。
ちなみに雨鯉くんの「こいつら、デキてる」にプスッってなって、同時に失恋した半左のヤケ酒に走る姿にも大爆笑でした。
桐久もおかしいけど、定時退社メンツも大概ゆかいな仲間たちだよね。
それとですね。
このゲーム主人公総受けなんだけど、プレイしてるとどうしても桐久攻め視点になってしまう私おかしい??
途中から桐久突っ込まれるシーンがきて、「そうかこれ総受けだったわ」って気づくペン吉。
桐久自身はノンケだし、入れられるよりは入れたい派なのは半左ルートの時からよく存じ上げておりました。そりゃ、普通はそうなんでしょうよ。
ただ半左も庵士も、どちらかと言えば桐久の方が性格的に突っ走っているせいか、桐久がタチでも全く違和感ないのでは??なんて思えてしまう。
庵士のフェラシーンがまさにそれだった。あの赤い部屋の。このとき桐久の脳内思考がバカ受けでした。プレイヤーを飽きさせない桐久、ホント大好きだわ。
それとフェラシーンでこんなに怖い顔されたの初めてです。ごめん、笑った。別な意味でトラウマになりそう(o´罒`o)ニヤリン
トラウマと言えばね。BADが結構キツかったね。あの赤い部屋の。
スナッフの文字が出てきたときは、うぉ~マジかーって体温下がりましたよ。しかも庵士が桐久の身代わりて。
私、その手の描写は大がつくくらい苦手なので、ゲーム中にスナッフシーンがないのが救いだった。文章だけでも結構きちゃう人なので。
半左BADのときは、今作のBADエンドは比較的マイルド仕様なのかな?という印象だった。でもピルスラだからねぇ。
まだ水明クンと李京先生が残ってるけど、どんなBADが待ち構えているやら。もしかしてココはまだ嵐の前の静かさってやつなんだろうか…。
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