東京24区 ドラマCD 我妻タイガ編『Love, Honor and Obey』 ネタバレ感想
タ「足りません。足りない、もっと、欲しい。晟尋さんが欲しい!」
いやー、もうホントに。
この2人、宮岡さんには頭上がらんでしょ。
ちょっと感想いく前に。
実はですね。
CD開封してジャケットをパカりんちょしたら、ゲームで使用された2人のイラストがあったんですよ。
これ、先生が『眷属を従えた魔王の如くエンディング』のやつじゃん。完全にペン吉独自視点で解釈しちゃってますけど…。
シーン名だと『かわいい犬』エンドの方と言えばピンときますかね。
えっ、こっちの話なの!?
って、ちょっと早とちりしたペン吉です。あれはアレでその後が気になるところなので、その内どこかのSSで読めたら嬉しいな。
ドラマCDの簡単なあらすじ。
IAFも終わり、いずれ晟尋が大臣でなくなれば、タイガも身辺警護の任を解かれる日がそう遠くないうちに訪れるかもしれない。そんな中。
今作はゲーム本編で登場していたリュウも登場している。
そのリュウの恋人、ロンの出所を2週間後に控え、部屋を借りるためタイガに保証人になって欲しいと2人で会うのですが。
上納金を納めないことに腹を立てた上層部が、タイガをロンと間違えて拉致⇒監禁⇒暴行。自分がロンではないと気づかれれば命を失う可能性も見えてくる。
晟尋はタイガを助け出すことができるのか!?
こんな感じですかね。
普段プライベートでは、「晟尋さん、晟尋さん」、「よしよしタイガ。お前は本当に可愛いな」って感じの2人ですが。
今回は先生の本音が垣間見えるシーンや、SS含め新しい発見があったりで大変興味深く楽しませていただきました。
これ以降はネタバレ。
拉致救出後、病院から強引に自宅へ帰って来たタイガ。発熱しているにも関わらず晟尋とエロシーン突入となりますが…。
またこれ先生の破壊力がすごいですな。
怪我をしてるタイガを気遣い最初は自分の指でほぐしてるんだけど、それを見たタイガの「はぁぁ、すごい」って、どんだけヤバい先生の姿をみてるんでしょうか。
そのあとたまらなくなって晟尋のものを触っているうちに、先生が先にイッてしまう。
晟「もぉ…先にイッちゃったよ」
これの息遣いとか、ちょっと拗ねた先生が可愛くてヤバいわ。こんなのを目の前で見せられたら、タイガが暴走するのは言うまでもないでしょ。
タイガとすることによって後ろで感じることを覚え、ついにはメスイキを経験する先生。
意図しないところで先生の身体がどんどん開拓されいくのが、すごいのひと言に尽きる。
ゲーム本編や特典SSでタイガの絶倫ぶりがよく書かれてますけど、このCD聴いてその凄まじさがよくよーくわかりました。
確かにこれは先生の体力が持たないわな(^^)
だけどタイガの場合、セックスという行為以上に晟尋への想いみたいなものがとめどなく溢れているので、これだけでにおまいカワイイなーって思えちゃうんですよね。
晟尋がよく「俺のかわいいタイガ」って表現するやつ。これ、プレイヤーとしても同じ気持ちになってしまうのは最早どうしようもない。
拉致されてどれだけ怪我を負っても「俺は帰る。あの人のもとへ帰るんだ」ってセリフがメッチャシビれました。
晟尋のために生きていると言っても過言でない。
それとドラマCDもいい演技してますよね、タイガ上司の宮岡さん。この人もタイガのことが可愛くて仕方ないんだろうなー。
自分の息子か!ってくらいに目を掛けて大事にしているのがよくわかる。
救出後、タイガが病室で朦朧としながら晟尋の名前ばかり呼ぶことに寂しさを訴える宮岡さん。これには彼の並みならぬ情の深さを感じた。
そして肝心の晟尋ですが。
タイガ捜索を、自らの地位を使ってズバーンと宮岡さんに命令しちゃうのに驚きはしましたけど…。
IAFが終わればタイガが自分のSPでなくなることに対し、タイガが傍にいない毎日が想像つかない、とか。いっそのこと自分の専属SPにしてしまおうか…とか。
先生らしからぬ言葉を聞いてちょっと意外だったんですが。でもこれこそが晟尋の本音ですよね。
相手を心の拠り所にしているのは、立場は違えどタイガも晟尋も一緒。
宮岡さんの計らいで今後タイガが晟尋のSPを続けることは確定となりましたが、タイガを傍におくには自分にもその覚悟が必要になる。
いつかタイガが晟尋のもとからいなくなる日まで、どちらも強くあり続けるんでしょう。
そんなことを感じたドラマCDでございました。
これ以降は特典SSの簡単な感想です。
公式特典『Fever of the puppy』
拉致後、タイガ自宅の翌日。
熱あるのにセックスなんかして大丈夫なのかと私も思っていましたけど。やっぱり悪化していたよ。
薬と水飲んで、お風呂入って汗かいたら治るって…気合で治そうとしてるタイガに笑。
よく具合悪くなったときに「寝れば治る」って言うけど、あれと同じ感覚でいるよね絶対。
先生がコンビニに買い出しに行くから食べたいものを尋ねたら、桃がいいって。
桃缶!
タイガ、桃缶好きなのか!
これは新しい発見だ、メモしておこう。
しかも、晟尋の手から食べさせて欲しいと!!
ここぞとばかりに甘えてくるタイガ。これはヤバい。
ちょ、タイガかわいいなー(萌)
こんなの滅多に見れない貴重なシーンだよ。しかも、まだ先を求めてくるタイガにニヤニヤしっぱなしのペン吉です。
そ、そんな可愛くおねだりしたってダメなものはダメなんだよ。
もー、これ確信犯やろ!
治ったらなんでもしてやるという条件で回避しましたが、恐らくこれまでお断りしてきたアレやらコレをお願いされるのではないかとヒヤヒヤする先生w
ああーそうか。こうして晟尋の身体はどんどんいやらしくなっていくのか…。妙に納得してしまったSSでした。
アニメイト特典『Good night,baby』
こちらも拉致後、タイガ宅の夜明け前。
晟尋視点のSSですね。
自分の腕の中で眠るタイガの寝顔を見つめる先生。いつも先に眠ってしまうから、寝顔がこんなにも幼く見えることに驚いた様子だった。
強い肉体と精神、揺るがない覚悟のもとに守られていた晟尋にとって、タイガという存在に『彼がいれば絶対に大丈夫』という妙な安心感があったんですね。
ところが今横で眠っているのは、なんとも頼りなく眠る少年のような顔をしたタイガ。
実際のところ、タイガは自分より年下でもあるし、どんなに強かろうが絶対はない。晟尋に惹かれ、ただひたすらに想いを寄せる1人の青年なのであります。
今更ながらそんなことに気づき、自分を悔いる晟尋の姿がありました。
時々タイガを試すようなこと言う先生だけど、最終的には自分が彼に相応しい器でいつづけることを常に再認識していたかと思う。
どちらもストイックな面があって今の2人が成り立っている部分は大いにあるけど、時としてこうした慈しむ感情だけからくる信頼関係も大事にして欲しいな…と感じたSSでした。
ステラ特典『Good morning,my beloved』
アニメイト特典のタイガ視点のお話です。
先生が優しい。
甲斐甲斐しくタイガの世話をする晟尋ですが、優しいの領域を超えて完全に甘やかす体勢に入ったようです。
タイガにとって晟尋は恋人でもあるんだけど、この国のために尽力し、いつかは国民にとってなくてはならない人になる。
そんなカリスマめいたものは既に見出しているかと思うのです。
だからなのか、自分の感情をさらけ出してしまうことにどこか躊躇うところもあるんじゃないだろうか。
晟尋自身はもっと恋人らしいやり取りしたいと感じてはいるみたいだけど、タイガの性格もあるのか、なかなか思うようには振舞えないでいるのも事実としてあるでしょうね。
それでもタイガとしては晟尋の傍にいられるだけで幸せだと感じているので、それ以上を望むことがそもそも考えつかないのかも。
それがこの日、晟尋が丸1日時間を割いて自分のためだけに世話してくれるってなったら、そりゃ嬉しくて嬉しくて仕方ないよね。
タイガに尻尾があったら、全力でちぎれるくらい振りまわすんだろうなー、なんて想像しちゃいました。
タイガの中で、晟尋こそが生きる意味となっている。
そしてそれに恥じない自分であり続ける晟尋もまた、タイガという存在に支えられている。
「好き」とか「愛してる」も勿論あるんだけど、この2人にはそれとはまた違った繋がりを感じてしまうペン吉なのであります。
故に。
純粋に人を愛し、だから優しくするという根本的なところを、こうした全ての特典SSを通して読めたことが嬉しかったですね。
以上、特典SSの感想でした。
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