腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

東京24区 ドラマCD 東郷遊馬編『He belongs to me』 ネタバレ感想

遊馬のドラマCD聴いてみた。
終わりの方には各店舗特典SSの簡単な感想を上げています。



遊「お前の中、俺のに絡んで…。あー、たまんねーーー」


( 」`Д´)」<うおおー!

私もたまんねーーー!!


ゲーム本編の特典CDで、そのヤバさは既に存じ上げておりました。今回のドラマCDでも、可愛い遊馬と雄遊馬のへんげっぷりを存分に堪能できるのではないかと思います。

 

 

 

いやー、それにしても。


手加減なしのエロSE音が激しくてワロタ。

 


途中からベッド壊れちゃうんじゃないかって思ったよ。

でもね。どんなに激しくても、基本は晟尋に気持ち良くなって欲しいスタンスなので、遊馬の貢献さは充分に伝わってくる。

この遊馬の惜しみない愛情がエロシーンでは炸裂しております!

小難しい駆け引きとか理屈はいらんのです。晟尋好きで好きでどうしようもない。もうそれだけ。

そんな彼の想いがストレートに響いてくるので、聴いてて非常に気持ちが良いです。


ここからネタバレしてますので、閲覧ご注意ください。



 

東京24区 ドラマCD vol,1 東郷遊馬編 (仮)

東京24区 ドラマCD vol,1 東郷遊馬編 (仮)

  • 発売日: 2020/07/31
  • メディア: CD
 



対する晟尋ですが、今回は割と積極的で驚いた。

晟尋ってあまり恥ずかしがったりしないのなー。本人も気持ちいいことは好きだろうし、欲しいものは欲しいとハッキリ言うもんね。

ただ普段は遊馬から「ドライだな」と思われていたようなので、アメリカから来た友人にソコを突かれちゃいましたけど。




この友人。遊馬が高校で留学した際、おなじドミトリーにいたと説明があったので、相部屋だったんでしょうね。15年以上付き合いのある古い友人らしい。

遊馬自身この友人にはよくしてもらっていたので、それなりに信頼関係もあるんでしょう。彼は遊馬にビジネスの話をするため、日本へやってきます。

が、紹介されて早々晟尋にやたら挑戦的。しかも滞在中は遊馬にべったりだったので、珍しく晟尋がモヤモヤしてるんですよねw

遊馬と連絡がつかないことに焦燥してると、蓼丸が助け船出してくれるんですが…。

どうもそのビジネスは多額の資金が必要で、遊馬が融資を受けるため銀行へ出向いているというところまで情報を掴みます。

遊馬は晟尋の最大の支援者でもあるので、融資を受けなければならないほどの投資なんかして大丈夫なのか!?って話ですよ。

あくまで対、会社同士の取引なのでクチを挟むのはお門違いですが、これで失敗したら支援どころではなくなるので、晟尋たちにとっては死活問題に等しい。

もちろん晟尋にとってはそれだけじゃありませんけど。

紹介を受けた時からもあまり良い印象ではなかったのも手伝い、蓼丸にこの友人のことを調べさせます。

ここで彼の会社の財務状況がかなり厳しいことがわかり、もしかしてこのビジネスの話自体がウソなんじゃないかという疑念が出てくるんですね。

ただどうしても確証が掴めないので、総理経由で情報を得ようかという話になるのですが、さすがに内部事情を晒すことで「弱みを握られてしまうから」と蓼丸に反対されます。

これに対して晟尋が言ったセリフ。



「いいんだ。それでもいいんだよ」




やっべー!ここメッチャ痺れたわ!

遊馬のためなら弱みを握られようが構わない。これだよ、これ。晟尋かっこよすぎだろぃ。こういう潔いところがホントたまんないわ。

切り札使う場面を見誤らないのは、さすがとしか言いようがない。





「あなたに遊馬は渡しません。彼は私のものです」


最終的に友人はクロだったので、CD帯にあったこのセリフをぶちかましに行くわけですよ。

遊馬と会う約束してたのを先回りしたみたいだけど、どうやってこの情報を得たの?


…あ、あれか。
遊馬秘書の山本さんか。


晟尋が啖呵切ったあとに遊馬が現れ、そこで例のビジネスの話はご破算となります。

このあとは急いで自宅へ戻り、晟尋に例の言葉の真意を問うのですが…。


晟尋が「遊馬は自分ものだ」と言ったことや、さらには例の友人に嫉妬してただとか。

自分に対してそんな気持ちでいてくれたことが本当に嬉しかったようで、素直に「嬉しい」って言う遊馬が本気でカワイイんだけど!

彼のすべてでそういうのを表現してくるところが、最高にカワイイー!!




2度もカワイイって言っちゃった。





話を戻して、例の友人ですが。

遊馬は最初から友人がウソをついてるとわかっていたようです。

それでもやっぱり古い友人だから。当面は彼の会社の運転資金を援助する方向で手打ちとなりました。

晟尋も言ってたけど、そういうところが遊馬らしいよね。嘘はつかれたけど、困っている彼を助けるために自分ができることをする。

人の縁を何より大切にする、彼らしい選択で幕を閉じました。




それと今回の秘書・蓼丸についてですが。

ドラマCDの中でも晟尋に何度か「怖っ!」とか言われていたけど、相変わらず勘の鋭さや気配の操作等。彼の能力はすこぶる健在のようです。

多分、遊馬といい仲なのは承知してるよね。

だからと言って蓼丸の目的に何ら支障はないし、2人が良好な関係でいる以上は政治家としての活動も盤石でしょうから、晟尋の好きなようにさせてるのかな。

何より1番近くにいるのは蓼丸だから、いざとなった時に対処すればいいと考えていそう。あのクルビVol.92のSSのように…。





では、これ以降特典SSの簡単な感想です。

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公式特典『どうぞ、いつでも』

季節は冬。遊馬から美味い鮨屋ができたからと誘われたけど、急なトラブルで待ち合わせ時刻を大幅に過ぎてしまう。こうして遅れるのは今回が3度目。

遊馬宅近くのカフェで、彼が訪れるのを待つ晟尋。待つのは全く苦にならない。

「今から会社を出る」とメッセージを受けてしばらく。カフェの窓越しに、走ってくる遊馬が目に留まる。

晟尋の姿を見つけてパーっと表情が明るくなるやつ。これ無意識なんだろうけど、安易に想像できてしまうのが微笑ましい。

「遅くなってごめん。会いたかった。うちへ行こう、晟尋」



私、ここまでのやりとりだけで十分萌えれる。



このあとはエロシーンとなりますが、ものすごく甘々だった。

その後ジャケットのポケットから何かを取り出す遊馬。「いい加減ちゃんとしなきゃと思ってた」とか「ずっと渡そうと用意してあったんだけど」って。

なんかめっちゃ意味ありげ。

「晟尋には重いかもしれないけど」って、普通はアレかと思うよね。

手に載せられた、遊馬からの贈り物…。



もらったの私じゃないけど、こんなところまで彼の気遣いを感じられてすごく嬉しい気持ちになった。

 

 

アニメイト特典『Vacation to spend with you』

 

公式特典SSから約1ヶ月後の話。

ホテル買収の為、ニュージーランドへ行っていた遊馬が帰ってくる。それを遊馬の自宅で迎える晟尋。

下見してきたホテルは条件的には買いだけど、資産100万ドル以上ないと会員になれないのが日本では受け入れられないかも…と、今一歩決断を下せないでいる。

テーブルに広げられたパンフレットを見た晟尋が「きれいな場所だね。こういうところなら海外へ行ってみるのも悪くないなあ」とつぶやく。

この言葉で晟尋がこれまで海外に行ったことがないと知り、渋っていたホテルを買うとあっさり決断。



遊馬、すげーなwww



まだ1度も海外を経験してないなら、その初めてを叶えてあげたい。そして、それを一緒に共有したい。

どうもこのホテルがヴィラ型のようで、オーナーになれば全棟押さえることが可能。マスコミ気にせず思う存分リゾートを満喫できるねってことらしいです。

さすがにこれは財産豊かな彼にしかできないことなのかもしれないけど、たまたま今回ホテル買収の話だっただけ。

彼が抱く晟尋への愛情は、それはそれは深いものであることに変わりはないワケで。遊馬が望むなら、晟尋だってそれに応えてあげたいよね。

もともと遊馬って子供っぽいところがあるけど、その純粋さが私には眩しいわ。

なんかさ。このメイトのSSに限らずなんだけど。ホント相思相愛で幸せいっぱいなんだよね。


私、いろいろ満たされた。


この流れでステラSSのタイトル見て、ちょっとクスッとなった。

 

 

ステラ特典『あなたで満たされる』

 

これ、ドラマCDの続きだよね?
この後、食べるものとスーツ買いに行く予定だったんじゃないのかい?



晟尋の独占欲を知った遊馬が舞い上がり、彼の中に何度も精を放ったあと。ざっとシャワーを浴びようぜ2人で!となるのですが。

中に残ったものが出てきてしまうので、先に行ってくれと晟尋がお願いする。

そこでハッとした遊馬が謝るんだけど、晟尋は自分が欲しかったものだからいいんだよ…って。

案の定ここで遊馬が、ああ、もうこらえられない。



ペン吉「…(。-∀-) ニヒ」



晟尋をバスルームに連れて行き中のものを掻き出すんだけど、「もう出さなくていい…また、出してほしい」と懇願され再開となる。

もちろんエロシーンの話ですよ。

メイトSSで晟尋が「遊馬は欲張りだ」って内心思っていたようだけど、晟尋も負けず劣らず欲張りだよね。

この欲張りが、どれだけ遊馬悦ばせてるのかわかってるのかな。…多分、わかってないよね?



遊馬とすれば、最初はゲイである自分を受け入れてもらえただけで嬉しかったはずなのに、それだけじゃ足りなくなって今度は相手からも求められたい。

これまで出来損ないだと思っていた自分を、もっと欲しいと言ってくれる目の前の愛する人

CDでは「欲しいだけやるよ」って言ってたけど、逆に遊馬が満たされていくのがわかるかと思うので、SSとリンクしてて楽しめた。

SSのタイトル、話の筋としては晟尋サイドだと思うかもだけど。私としては、遊馬のメンタルからも来てるのかなーなんて感じてしまった。

このSSはドラマCD聴いたら、続けて読んだ方が良さげ。

 

 

最後に

 

特典SS、どれも甘くてよかった。ゲームでの遊馬エンドがあっさりだので、CDからSSまで含めて、ようやく満足できた。

次回は白洲さんだね。おおよそ1ヶ月後、また感想をUPしたいと思います。

 

↓↓ 東京24区 ドラマCD 白洲武彌編 ネタバレ感想 ↓↓

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