腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

東京24区 ドラマCD 『白洲武彌の奇妙な一週間』 特典CD&SS ネタバレ感想

甘ー!

ゲームフルコンしてから結構経ちましたけど、やっぱりこうしてドラマCDが出ると嬉しいですね。

今回はAGF2021事前通販で予約して、ドラマCDのほかSSやグッズが一緒になったセットを購入してみました。

去年の遊馬も甘々で良かったんですけど、白洲さんのは収録時間が1時間強と2倍以上になり、ストーリーの方も楽しませていただきました。

ゲーム本編では、互いの力量を認め合ってライバルでもありコイビトとも言えなくもない間柄で終わってましたけど。さすがにドラマCD2作目ともなるとホント甘々でヤバい。

久々に白其聞いたけど、やっぱりこのカプ最高だわ。



以降、本編CD・ホビガ特典CD・書き下ろしSS冊子のネタバレ感想になりますのでご注意ください。

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ドラマCD『白洲武彌の奇妙な一週間』

 

初めて会ったときはあんなに腹の探り合いしてたのにね。今となってはいい思い出ですよ。私の中の白其は、完全に晟尋が舵を取ってますね。

あんだけ自分のスタイルを貫いている人が、晟尋の話には耳を傾けるし、素直に甘えられるとこれでもかというくらい甲斐性を発揮しますから!

デキる男なのに、意外と子供っぽいところが私は好きです。


今回は相続税の支払いにと、東京都に譲渡されたブルーダイヤに纏わるお話でした。

これまでこのダイヤを所持していた家は、みんな事業で失敗して最終的には手放すといういわく付きの宝石だったようです。

白洲さんの性格からして、こんなオカルトめいた話は当然興味もないわけですよ。

ダイヤのオークションが終了するまでは都が保管するのですが、ここから白洲さんの身に起きる奇妙な出来事。

この手の話は全く信用してなかったのに、晟尋からの電話で「ダイヤが寂しがっている」という話を聞いて対策を講じます。



この話、晟尋ではなくダイヤの意思が白洲さんへ伝わったようですが、電話の最後に『私を寂しくしないでくださいね』で白洲さんの心が動くところが見どころですね。

自分にとって価値のある大切なものは、ただ所持しているだけでは宝の持ち腐れ。それこそダイヤのように機嫌を損ねて離れていってしまうかもしれない。

たくさんの愛情を注ぎ同じ時間を共有し合うことで、どちらも満たされた関係を続けていくことができるんですよね、きっと。



いやー、それにしても。

晟尋がドラマCDの回を重ねるごとにエロくなって困る。2人の関係性もエンディング迎えたときのようなあやふやなものではないですしね。

白洲さんって晟尋と会う前は一匹狼だったけど、今では彼の中にちゃんと晟尋のスペースができてますから。

心も身体もしっかり2人が繋がっていると実感できたドラマCDだったと思います。


今回蓼丸も登場していたんですけどね。

ダイヤが相続税の支払いに使われたことの真相を探るべく、お得意の暗躍でその裏側を暴こうとする蓼丸。何か企んでいるときの蓼丸って、どうしてこんなに生き生きしてるんだろう。

『人間の黒いとこ見るの好きだよな、お前。引くわー』

晟尋からピシャリと言われててワロ。

やっぱり蓼丸はこうでなきゃね。



24区、Switch版出るのは決定したけどFDは出さないのかなー。

私、この2人が協力して国を動かす…とまではいかなくても、都知事と国家議員の立場で何かしらの課題へチャレンジしていくような、そんな話をゲームでやりたい。

白其は将来への可能性がかなりの確率で現実味を帯びるくらい強い関係性だと思うので、2人が活躍するシーンをもっと見てみたいと思ってしまう。

破天荒な白洲さんと静かながらも確実に仕留めてくる晟尋は、最高に相性がいいと思う。

24区ってラブも勿論あるけど、それにプラスして愛とか恋じゃない繋がりがあるところが気に入っている。これは白洲さんだけじゃなくて、みんなにある。

甘々も好きだけど、それだけじゃないというのをここまで強く感じたゲームはなかなかないから、ここで終わらずに次へ繋げて欲しいなー。

 

 

ホビガ特典CD『生ものですから』

 



タイトルからして想像はしてましたけど、まさかここでズバリ白其同人誌の話が出てくるとは!

つうかもともと蓼丸が所持していたものを、たまたま見つけちゃった晟尋。

蓼丸が買うはずないからって言ってたけど、正直なところこれは可能性としてゼロではないと思うのですよ。

最初のきっかけは蓼丸本人ではなくても、彼のことだから1度知ってしまえば今後もチェックし続けると思います。

しかもやけにそっちの話に詳しい白洲さんwww

内容としては、自分達の描かれたマンガを見ながら、2人のコメント付きで進んでいきます。

ちょ、これ終始笑いっぱなしでたまんないわ。2人が素で楽しそうに本を眺めている姿が浮かんできたよ。

同人誌の後編がどうなったのが激しく気になる。

 

 

書き下ろしSS『爪が伸びたら』

 

深夜のホテル。
情事後、目を覚ました晟尋。

目の前にはバスローブを着た背中と、どうやら白洲さんが爪を切っているというシーンでスタートします。

このSS、ストーリーとしては大きな動きはないけど、晟尋や白洲さんの些細な心情の揺れみたいなものが濃厚に描かれていると思う。

会話や行動は大人の恋と呼ぶに相応しい2人だけど、実は意外にも晟尋が白洲さんの反応を楽しんでいる面もあるよね。

例えば、途中で晟尋が自分の爪も切って欲しいとお願い…というよりはねだるって感じかな。言葉にはせず白洲さんに指を開いて切ってってやるんだけど。

晟尋のこういうところが魔性だと思うの、ペン吉は。


白洲さんが自分の背中に傷がつくと知ってても切れって言わないのとか。その傷痕見て、いやらしいアクセサリーと表現するのとか。

これは完全に2人がそれを楽しんでいるってことやん。

これまでも散々2人の駆け引きがあったけど、ベッドの方でもあえて言葉には出さないささやかな駆け引きがあるのが白其だよねー。

こういう遊び心があるカプ大好き。



アニメイト・ステラ・Amazonではホビガとは違う特典CD付くようなので、気になる方はチェックしてください。発売は2021年12月24日です。

特典CDのタイトルは『オチない二人』