ラッキードッグ1 +bad egg ドラマCD第3弾『Howling Bad Guys』ネタバレ感想 特典SSテシカガの感想も
俺の恋人がめっちゃセクシーで幸せです
悪卵・バクジャンCD第3弾、鑑賞いたしました。
ズバリひとこと。
すっごく面白かった!
第1弾⇒2弾、そして今回の3弾。回を重ねるごとに面白くなっている気がする。今回はドラマCDを聞きながら、ゲーム本編のいろんなシーンを思い出しながら聴いてましたね。
今回はジャンさんとバクシーの他に、リッカルド・テシカガが参戦です。第2弾の時からそうなんだけど、ひよこたちがジャンさんへ向ける憧れ模様がキャラによって様々。
特にテシカガについては、ここまでハッキリ自分の心情を語るのってなかったんでない?って思った。
これ以上はネタバレになるので、ご注意ください。
前作。ジャンさんの金のリングが、ついにバクシーのお腹から出てきたところで終わっていたんですが…。
なんとここで第1弾ステラワース特典冊子『Exotic Boxingday』で触れられていた、あの雪原逃亡シーンの全貌が明らかになっていた。
私てっきり金のリングは、ジャンさんの強運を抑制する力があるのかと思っていたんですが、ちょっとよくわからなくなってきた。
悪卵本編ではカードゲームに勝ち続けていくシーンがあったんだけど。
バクシーの到着が間に合わなかった場合、明らかに何かに精神を乗っ取られたようなエンディングを迎えていました。
もともとジャンさんには何か憑いているっぽいので、チャンスがあれば出張ってこようとしてるのかなって思ってた。強運であればあるほど依り代を支配できる感じ。
リング自体はまさにお守りで、不幸を回避させるような効果があるんでしょうね。多分。
バクシーは基本ジャンさんの近くにいるからリングがお腹の中にあっても問題ないんだろうけど、あの雪原逃亡シーンではここからじゃ守ることができないと思ったから一時的に戻ったってことなの??
ただ憑き物もリングも、結果的にはどちらもジャンさんを守ることにはなるから、うまく共存できればいいとテレサが渡したものだったのかな?と推測してみた。
今回は危険を予知してバクシーの中から出てきたってことだよね。勘の鋭いバクシーのことだから、自分がお役御免だと気づいてあんなに弱気になったってことなんでしょう。
ジャンさんの中にある得体の知れないモノは、自分がどうこうできる範囲を超えた存在。だから『怖い』と本能で感じたのは、バクシーだからこそとも言える。
このあたり聴いていたら、本編で怪我したジャンさんを献身的に看てたバクシーを思い出してですね。ほんと、バクシーにはジャンさんしかいないんだなーって思うと胸が締め付けられそうになるんですわ。
狡賢くて、どんな時も慎重で、人並み外れた力を持つ悪魔みたいな男がですよ。
ただ1人の愛する人のために、自分が死んで守れるならそれでいいとスッパリハッキリ断言しちゃうところはやっぱりカッコイイなと思ってしまうのです。
エロシーンは、相変わらずバクシーの悟りポエムに笑った笑った。
もうね、好きで好きでどうしようもないのを、態度だけじゃなくて言葉でも懸命に表現しようとしているのが可愛く思えてしまって仕方ないです。
ジャンさんも相変わらずな安定のエロさですが、ここまでくると他の誰も入り込むスキなんてないなって思ってしまうのです。
だからこそのテシカガなんですよ。
これはキツイですね。
このドラマCDでは意外な一面を知れて驚きました。何か秘めたものがあっても、微塵も表には出さないような人なので。
ひよこたちがジャンさんに対して、尊敬、崇拝、傾倒など。似ているようで違う感情を抱いているのは、ゲームやドラマCD、書籍などで知ることができるかと思います。
皆それぞれに苦い背景がありますが、ジャンさんについてきた理由の中で唯一異色なのがテシカガ。彼はもともと暗殺を生業としてますが、これまで幾度となく人の業に触れてきました。
そんな腐りきった自身の清算場所を探して生きてきたものの、ジャンさんに魅せられ高みを目指すことになります。
ところがいつの間にか『とある欲』に憤りを感じているのが、今回のドラマCDなんですよ。
ひよこたちの中で、誰かはそんな風に思ってしまう人が出てきてもおかしくないって感じていたんですが、まさかのテシカガか!って驚いた次第です。
このあたりは特典冊子の感想で語りたいと思います。
シカゴとデイバンから標的となっているロックウェルですが、いよいよ新しいシノギの目途が立ってきたようですね。
確かゲーム本編でも河川について触れられていました。あの時からジャンさんの中には可能性のひとつして感じるものがあったということなのかな??
ドラマCDはここで一段落となるのでしょうか。CR:5のエンブレムを持ち帰ったままなので、話はまだまだ続きそうですけど。
本音を言えば、まだ続いて欲しいのですが、どうなんでしょうか。CDでなくても本とか出れば追っかけていきたいです。
これ以降は、WoGa特典SS冊子の感想となります。
ネタバレです。
ラッキードッグ1+bad egg Howling Bad Guys
WoGa特典SS冊子『Pale scars』
テシカガ、ガチでした。
マジかー。この冊子で確信した。やっぱりジャンさんにはそういう感情を持っていたんだな。
もちろんジャンさんにはバクシーがいるし、自分の入り込める余地なんてないのは百も承知なんですよ。それでもバクシーに嫉妬して、その嫉妬する自分にも嫌気が刺すという、なんとも人間臭い男でした。
実はですね。テシカガってひよこたちの中で1番人生に達観しているのではないかと思っていたんですよ。だから叶わない事は始めから諦めているから、物分かりもいいのかなって。
でもこの冊子読んで、テシカガの生に対する執着とか、人として誰もが当たり前にある感情がちゃんとあるってわかって安心したっていうんですかね。
あと、童貞だっていうの初めて知った。
え!?これ、既出情報じゃないよね??どっかに出てたらごめんなさい。
ゲーム本編でジュリオに斬られて、その後どうやってひよこたちが隠れてながら生きていたのかが、この冊子の中で明かされている。
悪卵での掃除屋ラグトリフの立ち位置って結構微妙だったけど、ここでも彼のお陰で助かっていたんだね。
ジャンさんとバクシーがそういう仲であることを知っているのは、DG団の中では自分だけだろうと言っている。これは、やっぱりそうかーって思いましたね。
仮にもしテシカガにそいうい感情がなかったとしても、彼なら一発で見抜くだろうなって。
笑ったのが、他メンバーがジャンさんとバクシーの仲をどういう風に見ているかっていうのが、テシカガ目線から語られている。
ヴァルター 信仰心が強すぎて盲ている。
リッカルド 薄々気づいてもそこから完全に目を背けるタイプ。
ランドルフォ うん、いいよね。ああいうタイプ。長生きしほていい。
ヴァルターとリッカルドまでは、なかなかの観察眼と思ったけど。ランドルフォに至っては最初から問題外っていうのがおかしくて草。
テシカガが、この先もずっと秘めた想いを口に出すこともないんだろうなと思う。
ジャンさんに焦がれながらも、彼を高みへ押し上げるまでは、いつものあの表情で彼を陰から支えている。そんな気がします。
30ページに渡る、なかなか読み応えのあるSSでした。テシカガ好きな方なら、公式通販で買うのもオススメです!
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