腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム スロウ・ダメージ 真相ルート 考察とか まとめ的なネタバレ感想 スロダメ

ニトロプラスの許可の上でニトロプラスの著作物を引用しております。これらは他への転載を禁じます。

スロダメ、フルコンしたのでまとめ記事となります。



ボブゲもついにここまで来たか。

これ、スロダメをプレイ最初に思ったことです。私の中でキラルは『常に新しいことに挑戦してくるブランド』、というイメージが強い。

ゲームは、シナリオ・絵・キャスト・音楽・システムなど、様々な要素が組み合わさって1つの作品になっている。

どれか1つが主張してくるのではなく、ゲーム全体のバランスがシビアに調整されて仕上がっているなと強く感じました。


例えば…


ゲームを立ち上げたメニュー画面の雰囲気。
物語の導入から感じられた独特の世界観など。


これから一体どんな物語が始まるんだろう…そういう期待感が否応なしに上がってしまう。作り手のこだわりが細部にまで行き届いた作品だったと思います。

こういうの本当にうまいよなー、っていうのと同時に安定のキラルだよなって。

広報も大手だけあって隙がない。潤沢に宣伝できるパワーのあるブランドは、やっぱり強いなって思ってしまう。

ラマダではファンディスクの実績もありますし、もしスロダメも出るなら是非プレイしてみたいなと思ってます。



今現在、公式から正式発表になったのはスピンオフが出るとのこと。

 

スロダメで出ていた小太郎・マユ・エイジは登場するみたいですね。新神海の実態を別の視点から描いたお話。まだまだこの舞台の余韻を味わいたい方には朗報じゃないでしょうか。



それともうひとつ。

私がこのゲームを評価したいのは『わかりやすい』ところ。

誤解しないで欲しいのですが、スロダメが単純なストーリーだと言っているワケではありません。

昨今のボブゲって、設定や話の展開が複雑なタイトルが増えてきていると思うんですよ。1周しただけでは、なかなか話が掴めないというか。

その点、シーン毎にプレイヤーに伝えたいメッセージが絞られているので、消化しながらゲームを進めていくことができるんです。このへんは制作者側のセンスもあるかと思います。

もちろん周回すれば、もっと色んなものが見えてくるのはどのタイトルにも言えることなんですが、1周目でも十分物語を楽しめることができる。

これってすごく大事なことだと思うのです。

私自身が難しいものよりわかりやすい方が好みだっていうのもあるんですけどね。このへんは個人の差も出てくるでしょう。

今回スロダメをプレイしてみて、プレイヤーの立場になって制作されているのを強く感じたので、あえて記事にさせていただきました。




スロダメは普段ボブゲしない方も気になってる、プレイしてみようなという方がたくさんおられるのではないかと思います。

今私から言えるのは、初回限定版があるうちに購入しておいた方がいいですよってことですね。PCスペックは要確認ですが。

ここに各キャラエンディングで使用されたボーカル曲が収録されたCDが付いているのでが、恐らくこれは後から販売はしない気がする。

キラルのボーカルCDって個人的に貴重だと思っているので、せっかくならゲームとセットで入手しておいた方がよろしいかと思います。

トワくんの(超ドエロな)学生時代のカラー挿絵が入ったSSも同梱されていますので、通常版に切り替わる前に是非お手元に…。


 

 

 

それではここから先は真相ルートや、私が個人的に感じたまとめとなります。ネタバレを盛大に含んでおりますので閲覧ご注意ください。

 

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最初に。

藤枝のルートで明かされたトワ母の摩耶という人物について。

鷹郷組組長の愛人で、その間に生まれたのがトワ。やっぱりというか、組長との間に『愛』というものは存在していなかった。

人の願望を察する能力はズバ抜けている彼女のことだから、意のままに操ることはそう難しいことではなかったんだろうと思う。


euphoria』は摩耶の店の名前でもあり、意味は多幸感だそうです。文字通りここを訪れた客はさぞかし幸せな気持ちになったんでしょうね。

藤枝エンディングでは、摩耶の日記の最後に「自分の中に非情な怪物がいる」と記されていました。

結果的に彼女の中に棲む怪物が大活躍して、鷹郷組へ莫大な金が流れたんでしょう。

でも、金や自分の衝動を満たすためだけにこの店をやっていたのか?と問われると、それだけでもないような気がする。



私としては、摩耶自身が幸せになりたかったからじゃないのか?そんな風に思ってます。

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人を幸せにしたら、自分も幸せへ近づけると思ったのか。この店の幸福感はだいぶ行き過ぎているものの、人によってその願望は一様ではないですしね。

摩耶がどんな子供時代を送ってきたのかはわかりませんが、最初は誰かの『愛情』が欲しかっただけなのかもしれない。


誰かに愛してもらうために。
この新神海で生きていくために。


摩耶が誰か寄り添えるような人を望んでいたのは日記でもわかったんですが、結局はそれより人の心を掌握する彼女の欲が勝った。その欲こそが『非情な怪物』の正体だったんじゃないかなと推測してみました。

euphoria』という店をやることで、実質彼女が新神海を制していたと言ってもいいのかもしれない。榊󠄀のあの入れ込みようを見たら、鷹郷組自体が摩耶を頂点へ押し上げたように見えますし。

彼女がここで生きていくためには、もう後戻りはできない状況だったのかな。だから息子にも自分と同じ、生き抜く術を与えようしたんじゃないだろうか。




トワにとって母親絡みで救いだったのは、この日記で『自分が愛されていた』のを知れたことだと思う。

実際は愛されていた実感もないだろうし、むしろ摩耶の行いで身体や心にも大きな傷を作ってしまった。

それでも彼女がトワに対して苦悩し、必死に孤独と戦い続けた記録を目にして何も感じないわけがない。

これがどれだけトワにとって大きな影響を与えたのかは、ゲームをプレイされている方ならご存じかと思います。

 

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スロダメは随所に相反する描写や感情、セリフが散りばめられていました。

一見華やかに見える新神海にも影があり、鷹郷組の強い支配に反感を抱きつつも暗黙のルールの中で均衡が保たれていた。

住みにくい街なのかと思いきや、実は誰でも受け入れてきた懐の深い場所でもある。

自分がこの街に適応しなければ生きていけないのなら、時にはそうした道を選ばざるを得ないでしょう。

ラストは鷹郷組の支配が終わり、新たな時代の幕開けとなりました。

何かのきっかけで人の心にも新しい風が吹くならば、変われるチャンスは必ずやってくる。そんな風に思えた真相ルートだったと思ってます。




それと各キャラのエンディングについて。

前回、藤枝感想の冒頭でも触れたのですが…

藤枝幸福エンドがどうしても大団円的な位置づけに見えてしまう。

他キャラにはないような演出とかエンドロール仕様など。明らかに力の入れっぷり違うよね??

他キャラについては、これはこれでトワが選択した生き方なのは理解できるんですよ。

それでも考えてしまうのです。

もしトワが他のキャラで母親の記憶を取り戻すことができたなら、どんな結末になっていたんだろう…って。

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過去を思い出したからと言って藤枝エンドのようになるとは限らないし、むしろあのルートは藤枝だったからああなったとも言えるんですけど。

それなら斑目なんて、もっと個別エピソード盛って欲しかったなーって。せっかく加賀という美味しいキャラがいるのに、アレでおしまいとか勿体ない。

斑目は加賀のこと煙たがっていたけど、組の中じゃまだまともな奴だと思っていたんでしょ?それなら、鷹郷組を潰しに来た理由は「自分がそうしたいから」だけじゃない何かを感じたかった。

このあたりは私が過剰に期待してしまった分もありますが、ライナーノーツ読んだらいろいろ消化できたのでこれ以上は言いません。

プレイヤーの数だけ感じ方が違うように、トワにとっての幸せも同じことが言える。

客観的に見て良い・悪いではなく、そのキャラにおいての幸せとはなんなんのか。これに注力したストーリー展開だったんだなと理解しました。

いつ死んでも構わないと惰性的に生きてきたトワが、各ルートでは一緒になったキャラと生きる意味を見つける物語であったと解釈しています。



ゲーム開発においては非常に厳しい環境だったようで、そんな中これだけの作品を作り上げることは本当に苦労なさったのではないかと思います。

発表から随分時間が経っていて、一時は本当に発売されるのかなと思っていた時もありました。

それでも動き出してからは一気に進みましたよね。あの勢いはすごかった。

今後はスロダメで様々な展開があるかと思いますが、私としてはFD制作発表があることを期待しています。

以上、スロダメまとめでした。

 



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BL雑誌 Cool-B 2021年5月号 Vol.97 感想 ラキドSwitch デ王 スロダメ 患者Sなど

春です。
桜です。

クルビです。

表紙がラキドですよ。それも久々のCR-5。5人揃うとさらに華やかだわー。何気にタペストリー販売復活しててワロタ。今回だけだと思うんですが、なんでだろ。

ラキドだから??

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はい、余計な詮索はやめます。タペはもちろん購入させていただきますよ!それではタイトル別に簡単に感想を綴りたいと思います。

 

 

 

ラッキードッグ1 Switchと第3弾バクジャンCD

 

ついにSwitchですか!

PS Vita版はフルコン済です。表紙にも『移植』の文字がデカデカとありましたので、それならVita版の移植だろうなとは思ってました。

プロトタイプさんのインタビュー記事があったんですが、Vita版はずいぶん息の長いソフトだったんだねー。

今はPS Vita本体が生産中止となってしまったので、となるとやっぱりSwitchってなるよね。

プロトタイプさんのBLと言えば『オメガヴァンパイア』ですね。やりましたよ私!PC版のBLでCS化できるものは、今後も積極的に移植して欲しいですね。

ラキドに関しては、声優さんはvita版のまま。つまりは無印PC版と同じ方々です。スチルはvitaの時に追加できるところは描き下ろしてもらってあるとかで、Switchでは特になさそう。

えっ。じゃあ、まんま移植なの?

というでなわけではなく、ギリギリまで攻めてくるそうです。アダルティな方へ!最近のレーティング事情はわかりませんが、いけるところまでは是非とも挑戦していただきたいです。

大きな変更はなさそうですが、まだまだ他も計画中らしいので詳細は続報で。発売は2021年秋発予定です。

特典商法はできれば避けたいようですが、ショップによっては付けたい店舗は恐らくあるでしょうね。

Switchあるけどまだラキドやったことない方にはいい機会かもしれません。ちなみにLiteにも対応してるそうですよ。



バクジャンドラマCD第3弾『Howling Bad Guys』について。

4月16日発売。もうすぐそこまでやってきてる!私は公式通販で予約しました。

ツイで特典SSのあらすじが公開されたんですけど、完全にこれにホイホイされた。

テシカガがニシパを尊敬しているのはゲーム中でも察しましたけど、このテシカガはだいぶキテますね。続きが知りたいです。

 

 

過去のクルビに悪卵インタビューで、DG団のパーソナルデータ公開記事がありましてですね。カラーひよこたちへも際どい質問を投げかけています。

テシカガってどんな風に答えていたっけ…なんて懐かしく思い、Vol.87(2019年9月号)を引っ張り出してきました。

ここで『(ジャンさんとバクシーの)2人の関係性をどう思っているか』という質問があるんですけどね。改めてこれを読むと、それぞれの個性が出た回答で思わず笑った。

簡単にまとめると…

・ヴァルター
あの2人の間には入っていけない。だからこそ彼等の為に自分の力を使いたい。
リッカルド
相性ピッタリの素晴らしい2人。
ランドルフ
仲が良すぎて変なウワサが立つんじゃないかと心配している。
・テシカガ
羨ましい…これ以上は波風が立つのでノーコメント。

だいたいこんな感じ。

テシカガの「羨ましい」は、単に唯一無二の相棒である2人の関係性を言っているのか。それとも、ジャンさんの隣に立つバクシーに対しての発言なのか。

4/16ドラマCD特典SSのあらすじを読んだ身としては、後者の可能性が高い気がしてしまうんですけど、そこんとこどうなん??

ちなみにこのインタビューが掲載されているクルビは👇コレです。

Cool-B(クールビー) 2019年 09 月号

Cool-B(クールビー) 2019年 09 月号

  • 発売日: 2019/08/02
  • メディア: 雑誌
 

 

彼等が2人をどんな風に思っているのかが知れる、貴重なインタビュー内容です。ひよこたちの他にも、悪卵で大活躍だったマックスも回答してるよ!

後から悪卵ハマった方には是非とも読んで欲しい記事なので、未読であればチェックして欲しいなと思います。

 

ディストピアの王

 

いよいよ今月発売! 2021年6月25日発売延期となりました。

新しいスチルは庵士と水明クンです。

庵士はSSありました。A地区の音楽事務所が、庵士のバンドのスカウトにきた話ですね。Z地区では最強のバンドがついにA地区でデビューか!?的な感じの。

ここからどんな風に桐久と出会って、「挿れる穴をよこせ(桐)」まで発展するのでしょうか。今から非常に楽しみです。

そしてペン吉推しの水明クン。新しいスチル、ありがとうございました。驚き顔の水明クンがとっても可愛いです。

水明×桐久なのは、十分承知していますが。なんとなくリバってしまいそうな危うい雰囲気が素敵ですね。

ゲームの予約事情ですが。Amazonは予約したんだけど、シーガル(水明クンSSペーパー)と公式はまだ手付かず。どうしようかな。

桐久の中身がわりとぶっ飛んでいそうなので、もしかしてツボるかもなんて思ってるんですよ。

ここのところずっと精神的に重めのゲームが続いていたので、もしかしてコレ笑いがきたらヤバいし嬉しいカモと期待してる。

トラウマが売りのブランドさんなのでアレですが、前号の半左「陰茎を出せ(桐)」事件では、その片鱗が垣間見えましたから。発売が待ち遠しいですね。

 


ディストピアの王 初回限定版

  

 

スロウ・ダメージ

 

掲載記事は攻略情報がメインです。

最初にゲームシステムの解説があるのですが、これ前号で紹介して欲しかった。Vol.96が出る前に体験版は発表されていたので、ここまでは載るかなーって期待してたんですよ。

今号では、タクの攻略チャートがかなり詳しく紹介されている。

もしかして、毎号1人ずつの攻略チャート紹介になるのだろうか…。藤枝まではずいぶん長い道のりになりそう。

スロダメはこれまで私がプレイしてきた中で、ボブゲにしてはかなり歯ごたえのある難易度だった。ただ1人目、2人目とやっている内に流れは掴めるかと思います。

新しい情報はすでに公式からTwitterで公開になってたスピンオフ。基本無料で配信されるそうで、スマホでまだまだスロダメの世界を楽しめそうですね。

配信予定は4月末。今月やん!

 

スロウ・ダメージ

 

患者Sの救済

 

vol.96で、まさかのクラウドファンディング発表に驚いた記憶が新しい。今回はクラファンの結果報告でした。

目標金額150万に対し、最終的には400万を超える支援額が集まりました。スゴイ!!

ペン吉もゲームのパケ版で参加しましたよ。ジャケットやトールケースの絵柄が公開されてます。

OPムービーはこれまた意外過ぎるほど爽やか!!

 

 

だって「せいしをかけていきぬく」んだよ?

5年以内に死亡する確率100%の奇病『キャンドル病』に罹患した主人公・空歌。文字通り、空歌の精液がこの難病の治療薬となるかもしれない。

前作『裸執事』をプレイしているペン吉としては、医療現場で起こる生死を掛けた人間ドラマで終わるワケがないことはわかっている。

というか、ストーリーにもそう書いてあった!!

マーダー工房さんには、予想の斜め上を行く驚きと感動を期待したい。

ゲームは2021年夏発売予定。

 

 

贄の町-いろむすび-

 

発売は未だ未定ですが、前回新しいキャラも紹介され、今回は笑男とあすくの新しいスチルが公開されていた。

これ公式では先に出てましたね。ファンディスクは着々と進んでいるんだなーといった印象です。

本編は発売日に購入してフルコン済ですが、パッチ出たあとは未プレイなんですよね。いろいろ追加されてるらしいのですが、また最初からっていうのがどうしても億劫で。

でも本編忘れてるところもあるから、どこかでもう1度プレイしてみようかなーとは考えています。

ペン吉はあすく推しです。あすくの帰還エンドでブチ抜かれました。

 

 

その他

 

裸バスケはやっぱり延期なんですね。時期は2021年発売予定。ということは今年中には出るのかな。

ほか、アニメイトゲームスでは4月23日に『シニシカント』がスマホ版で登場。

PC版は公式で公開されてるVer1.1のパッチ当ててプレイしたんですが、それでも動作が不安定な時があったので、これからプレイされるならコチラの方がいいかと思います。

共通ルートは無料で、各ルートは課金の必要あり。個人的にはカルロルートが面白かったのでオススメです。

 


最後になりましたが、Cool-B 16周年おめでとうございます。

女性の萌えを支え続けている情報誌を、定期的にこの世へ送り出してくださっていることにいつも感謝しています。

時代の流れと共に、この業界を取り巻く環境も変化の時を迎えているかと思います。

限られた新作やネット普及により、情報誌として厳しい局面もあるでしょうが、BLをメインとした本誌が今後も存続していくことを、一読者として心より願っています。

次号の『衝撃スクープあり』、楽しみに待ってます! 

 

Cool-B(クールビー) 2021年 05 月号

Cool-B(クールビー) 2021年 05 月号

  • 発売日: 2021/04/02
  • メディア: 雑誌
 

 

BLゲーム スロウ・ダメージ 藤枝 ネタバレ感想 スロダメ

ニトロプラスの許可の上でニトロプラスの著作物を引用しております。これらは他への転載を禁じます。



スロダメ、藤枝を終えてフルコンプしました。

公式購入組の方は発売月で既に終えていた方が多いのではないかと思うのですが、ようやくたどり着きました。

ここ真相ルートなんですね。

私ゲームプレイしてるときは、ネタバレ踏まないよう極力SNS徘徊しないようにしてるんですが、これ2月末あたりは相当盛り上がっていたんじゃないかな。完全に出遅れてる。

このルートは別格だった。面白かったです。

ただちょっと気になったのは、他キャラルートはどのように受け止めればいいのかという点ですかね。

このあたりは、真相ルートと一緒に次回のまとめに載せたいと思います。



さて、藤枝ですけど。

他ルートでは時々チラっと登場していたくらい。トワには全く興味ないようで、あまり良い印象は持たれてないなって感じましたね。

でも、こういう堅物ほどeuphoriaしたら、きっとスゴイ事になっちゃうのカモ!とか、安易な発想で進めていったら、とっても申し訳ない気持ちになりました。

すごくいい人だったので。

藤枝の感想は語り出したらほぼネタバレになるので、ここまでにしておきます。

  

👇FANZA GAMESへ飛びます。スロウ・ダメージ

 

 ここからネタバレです。

  

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弁護士です。

鷹郷組の顧問弁護士。きっといいトコの坊ちゃんで一流大学卒業して、それはそれは輝かしい経歴の持ち主なんやろって思ってました。

ところが徐々に見えてくる藤枝の過去。

新神海にいる時点でアレなことは察するべきだったのですが、なんと過去ホストをやっていたと!そこからのし上がるために、年齢・性別問わず必要なら誰とでも寝てきたらしい(お金のために)

その後は検察官になったけど、身動き取れないからから弁護士へ転身。そんな彼の目的は売られた妹を探し出すためだった。

『売られた』ワードから、以前、鷹郷組が人身売買してたって話がレイのところで出てきてたよなーって思い出した。レイのオトン、この仕事を手伝っていたのか。



鷹郷組を調べれば、妹に関する情報が得られるのでは??

調べていくうちに、トワの亡き母、摩耶の店にいたことがわかったんだけど、妹が生存している可能性は限りなくゼロに近いことを知る。

これまで妹のためになりふり構わず生きてきた藤枝にとって、これがどれほど残酷な真実なのか…。

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摩耶の血縁者でもあり、最悪犯人である可能性も否定できないトワに矛先が向いてしまうのは仕方ないんですけど。

それでもトワが過去を思い出すことで、真実が解明される可能性が1番高い。ここからは2人で情報を共有し、互いの目的を果たそうということになります。



藤枝って最初メガネのオールバックだったけど、これ戦闘用なんですね。

鷹郷組から解雇されてプライベートでいる時間が長くなったせいか、メガネなしの髪おろしがデフォに。

初めてこの姿を見たときは、とんだイケメンで驚いたわ。弁護士モードに切り替わると別人みたい。



藤枝が思いのほか壮絶な人生を送ってきていたことにショックを受けましたね。

藤枝に限らず、攻略キャラは皆それぞれ色んな事情を抱えて生きているんだけど。そういうのとは1番縁が遠そうだと思っていたので。

藤枝の身体の傷痕が親からの虐待によるものとか。
お金欲しさに妹を簡単に手放してしまう親へ対する憎しみとか。

トワも摩耶の子として生まれてきただけで、望まない行為を受け入れざるを得なかった。

辿ってきた人生は違えど、2人の過去には肉親から与えられた大きな傷痕があり、このあたりは過去が明るみになると同時に、非常にやるせない気持ちになりましたね。



当時、妹がトワと一緒に摩耶の店から逃げようとしたけど、結局は見つかってしまいそれから姿を見なくなったという。

これ、トワが廃館となった摩耶の店でようやく思い出した過去です。

この過去をトワからもたらされたことによって、妹の死と向き合うことができた藤枝。同時にトワも母親の呪縛から解き放たれようと、まさにそんな状態だったわけです。

もうね、ここのシーン。

泣いた。

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藤枝の傷痕だらけの身体を見て、それが自分と同じであること。そしてどちらも心に未だ癒えない傷があることを、彼を通して知ることができた。

その傷痕を愛しく感じたなら、ここにきてようやく自分を受け入れ認めてあげることができたんだなーって。そう思ったら感動しちゃって涙が溢れてきた。

藤枝の存在がトワの孤独を断ち切った、と言ってもいいよね?そして逆も然り。そう思ったら胸がいっぱいになってしまった。

これまでレイ・タク・斑目の3人のルートをプレイしたけど、照準はあくまで攻略キャラだった。

ここは藤枝に加え、ほとんどのプレイヤーが望んでいるであろうトワの解放ルートとなる位置づけなだけに、これでもかというくらい中身が濃かったわ。


エロシーンは藤枝が余裕のリードのかますのかと思いきや!

上のキスシーンから煽られまくってて、思いもよらない藤枝の反応に釘付けでした。

ホスト時代に散々経験してるんでしょ?あのスーパー弁護士のふてぶてしさはどこへいった!

ベッドではトワくんの更なる魅力に引き摺られ、夢中になりそうなのを必死で抑えている姿がものすごく新鮮でした。


いやー、実によきよきです。

もうトワくんの可愛さとエロさの虜になってしまえばいいと思っている。

エロシーンのトワはどのルートもエロカワなんだけどさ。「もっともっと」とせがむところは本当にたまらないわ。

この可愛さはチート級だよ。

ここまででも十分お腹いっぱいだったんですが、終わったあとの「俺とのセックスはよかったか」って藤枝さんが直球過ぎて死…。

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もう最初のツンツンメガネはどうしたんだよ。ほんと、ごめん。藤枝さんがカワイイです。もし未プレイの方がここを読んでいたら、戦闘モードとのギャップに酔いしれて欲しい。

 


さて。

このお話の発端ともなった、トワに送られてきた荷物ですが。送り主は榊󠄀だった。

これはね、なんとなく予想できた。摩耶のことを積極的に思い出させようとしてたから。ただ、目的まではわからなかったな。

摩耶はもういないから本当のところはわからないけど、榊󠄀もeuphoriaされたクチなのだろうか。ずいぶん摩耶に傾倒してて、自分はそんな彼女に信頼されているんだって言ってた。

榊󠄀の願望は『新神海』を今以上に発展させていくこと。そうなれば、必然的に鷹郷組が支配し続けていくことになる。

摩耶がいなくなったことで新神海は衰えていき、組もその影響を受け弱体化していたようですね。これはイカン!と第2の摩耶を誕生させるべく、トワに過去を思い出すよう荷物を送ってたんだね。

ビックリなのはエイジだよ。

爆弾魔が警視庁の人間だったとは恐れ入りました。そんな立場でも、彼は彼なりに新神海のことが好きだったんだなー。

治安はアレだけど、ここに住む人は新神海のいいも悪いも引っくるめて魅力を感じていたのかな、とそんなことを感じた。

 


幸福エンドはゲーム中のセリフにも出て来た通り、2人の仲が「傷の舐め合い」から「支え合い」へと変化していくところだった。

これまで見えなかったトワの視覚に変化が起きて、心境も穏やかになりつつあるのが見て取れる。

藤枝に関しては最後の最後まで爆弾要素が全くなかったなー。物語が終わりに近づくほど、正常な世界へ戻っていく。そんな感覚だった。

新神海が新しい時代へ移り変わるように、トワが自身の過去を受け入れたことで起きた様々な変化。

この世に不変なものはないとか、明けない夜はないなんて言うように、一歩先へ踏み出せば思いもよらない世界があること。

これを知ることができたのは、もう1人の自分のような藤枝の存在だよね。こんな展開へ持ち込んでいくのは、さすがキラルだよねって思った。



狂気の方は、トワと摩耶が共存ってことでいいかな。藤枝がやっぱりその魅力に絡めとられてしまっているというエンドだった。

これは絶対抗えない。
ものすごい吸引力です。

榊󠄀が摩耶のことを大絶賛してたけど、それがよーくわかった。セリフもしぐさも計算され尽くしてる感がパネェわ。

ここエロシーンあったんですが、超がつくくらいの退廃的なエロでした。このタイトルの中で、1番ヤバいじゃない?ってくらいの。

最後の「タスケテ」は果たして本心なのか。それとも藤枝をここへ縛り付けておくための呪いの言葉か…。

どちらにせよ藤枝がトワのもとから離れることはなさそう。 というより、できないと言った方が正しいかも。

 

次回はまとめのターンです。

 

 

↓↓ スロウ・ダメージ まとめ 真相ルートについてのネタバレ感想 ↓↓

penkichi-201902.hatenablog.com

 



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BLゲーム スロウ・ダメージ 斑目 ネタバレ感想 スロダメ

ニトロプラスの許可の上でニトロプラスの著作物を引用しております。これらは他への転載を禁じます。

 

 
斑目クリアです。
スロウダメージよろしく、スロウペースでプレイしております。

クリア後メニュー画面に戻ったら、なんか禍々しい色合いで怪しい雰囲気になってんだけど、これ大丈夫なん??

次いくのが恐いんだけど。

ウサギのぬいぐるみが突然手前に移動してきた。ウサギの可愛さでごまかそうったって、そうはいかないんだからね!

ついさっきまで斑目の狂気エンドを見たばかりで、非常にナーバスになっております。次はどんな狂気が襲ってくるのか…。

今、そんな心境なのであります。



ストーリー冒頭で斑目はすでに死んだということになっていましたが、突如として新神海に姿を見せるように…。

鷹郷組の跡目争いの最中、なぜ再び戻ってきたのか。トワの前に現れた斑目の目的とは!?

 

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ここからバレです。

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元鷹郷組の人。

体験版やったときから『こいつヤバい奴、危険』認定され、ペン吉の中で警告音が鳴り響いていました。

ちなみに👇が体験版をやったときのツイ。


140字という限られた文字数で、あえて斑目に触れているのは、それだけ強烈だったということですね。

この時点でトワが斑目によってひどい扱いを受けることが確定していたんですよ。だってボコられて目が覚めたら首輪って。

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あらすじ簡単に説明すると。既にプレイ済の方はすっとばしていただいても問題ありません。

過去、組織内の抗争で斑目が姿を消してから、トワの記憶は曖昧でほぼ何も覚えていない状態だった。

昔は一緒につるんでいた仲で、当時組のトップだった鷹郷隆二郎の隠し子である加賀も含め、よく3人で一緒にいたみたいですね。

斑目自身、誰にも縛られず『俺は俺のやりたいようにやる』がモットーの男。

もともとケンカが強いところにきて怖いもの知らずな性格もあり、戦力は相当のものだったようです。

鷹郷組としても彼を持て余していたところ、組の経営方針で内部分裂が起こり加賀は殺されてしまう。当然つるんでいた斑目もその対象となります。

怪我を負った斑目は身を隠していたけど、しばらくして隆二郎が亡くなり、地盤が揺らいでいるこの時を狙い新神海に戻ってきたということですね。



もうハッキリ言っちゃうと、斑目のルートは非常にシンプルです。

斑目の目的は、鷹郷組を潰すため。
そしてトワを連れ戻すこと。

ルートの多くを強制連行したトワの意識改正に割いていて、そのやり方が行動の自由を奪ったり、圧倒的な暴力で支配するというものだった。

正直なところ、これは人によってはキツイだろうなと思う。どちらかと言えば私も苦手です。

これが斑目のやり方だと言われればそれまでなんですが、そもそもトワは痛みを快楽と思っているし、自らの望みが叶うならそれで死んでも構わないって人。

これを1番知っているのは斑目であり、何より彼が望むものを与えてあげられるのはこの人しかいないんですよね。

それを知っている人間が本来のトワに戻そうと思うなら、ギリギリまで追い込むやり方になるのは道理なのかと感じた。

右眼を失ったのも、斑目が銃で打たれそうになったところへ飛び出したのが原因ですが、しょっちゅう顔を殴られてるから流血してるんですよ。

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こういう描写が結構多くてちょっと気になってたんですが、眼の痛みとリンクするよう昔の記憶を取り戻していく。

昔を思い出すは、当時斑目と共にいたときのギラギラして本能を曝け出したトワを呼び覚ますためのものだったんですよね。

もともとトワは斑目に引き摺られてしまうことから苦手意識があったけど、実はその強い力を持つ者の支配下に置かれることに悦びを感じていたことも事実。

ここまでくると望む望まないに関わらず、2人の相性は最高という結論に至った次第です。



正直、斑目euphoriaは必要ないんじゃないの?とさえ思ったよ。

斑目の願望は本人からハッキリ言われているし、これほど「お前をそばに置いておきたい」と熱烈なアピールをされれば、あとはトワ次第じゃない?

一時、レイやタクの元へ帰るという選択肢も与えていたけど、『お前の戻ってくる場所はここしかない』とわかってて泳がせたのが彼らしい。

レイとタクって、時にトワに対して腫れ物を扱うように接する時があるけど、当然斑目はそういうのが一切ない。

誰かに言われたわけでもなく、自然と斑目のそばにいた過去を思うと、居心地は決して悪くはなかったんでしょうね。似た者同士が気づいたら一緒にいた、そんな感覚。



主導権はあくまで斑目が握っていますが、私としてはこれまで彼がトワにしてきた行為全てが、トワを強く求めているのが故のものと思えて仕方ないです。

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このあとのエロシーンは趣向を変えるとかで、これまでの暴力的セックスとは違い、あの斑目が前儀をするという驚きの展開!

トワが物足りなさそうにしてるのに思わずクスってなった。

これまでそういうセックスをしてこなかっだろうし、痛みこそが自分にとっての快楽だと思っているだろうから、こんな恥ずかしい行為に耐えられないトワくんがカワイイ!

ついつい監禁やら暴力の方に目がいってしまったけど、斑目がトワを求めることに一途で真っ直ぐなのは、始めから終わりまで変わらなかったなと思う。



その後、鷹郷組が解体して本土の警察が新神海へ介入。2人は国内を放浪したあと海外へ渡り、海外版デスマッチに参加してた。トワがまた金髪になってる!

ラストスチルは斑目とトワの表情が何とも言えないくらい満ち足りていて、スッキリ終わったなーって感じですね。

スロダメ、ここまで3人攻略したけど、どのルートもちゃんと終わってて非常に好ましい。きちんと話が起承転結しているのが好感触です。




狂気エンドについてですが。

euphoria失敗してるけど、2人の本質は変わっていません。

ここを終えたあと真っ先に思ったのは『痛ェェー!』ですね。

鷹郷組潰したあと組を乗っ取り、なんと斑目組と改名。斑目って、こういうのにはー全く興味ないのかと思っていたので意外でしたね。

ここでは組織に裏切り行為をした組員を、斑目の命令でトワが殺していた。これをやるとひどく興奮するのか、必ず斑目にセックスをせがむようになっていた。

斑目がトワの望みを叶えるために、彼の身体にナイフを走らせ無数の傷を作るという、非常に痛いシーンが続く。ここらで生稲さんのeuphoriaが蘇った。

いやいやいや、これはマジ痛い。

そしてトワが斑目を憎んで殺そうとするシーンもあり。斑目はそれを受け入れようとするのですが、結局トワがそのナイフを振るうことができないでいる。

斑目の影響を受けて、完全に自分の感覚が狂ってしまったトワにとって、彼は憎むべき対象であるにもかかわらず、逆にいなくてはならない存在でもある。

こんなことを繰り返していけば、いずれどちらも命を落とすことになりかねないのですが…。

常に『死』に近い位置にいながらも、どちらも殺されてもいいと思うくらい今を100%で生きてるって感じてしまうんですよね。不思議なことに。

生と死を、これほどまでに違和感なく調和させたシナリオにちょっと震えたわ。

言葉の意味は対であっても、『表裏一体』とは正にこういうことを言うんだろうなと思った。



斑目のルートって。

幸福も狂気どちらにも言えるけど、トワの中にいつも相反する感情があって、その2つのせめぎ合いだったような気がする。

斑目に流されたくないと思うのに、やっぱり最後はアイツの思い通りになってしまう、そういうの。

これにささやかな抵抗を見せるものの、斑目はそれすらも楽しんでいるようでしたけどね。まあ、euphoriaが難しい時点で、トワが彼より有利になるのは厳しいでしょう。

過去斑目がいなくなった後、なにもかもがどうでもいいという虚無感に襲われたものの。

圧倒的な強さと存在感が再び自分の元へ戻ってくれば、これはやっぱり惹かれてしまうのは言わずもがな…といったところでしょうか。

私から言わせれば、『元の鞘に収まる』って言葉がピッタリな2人の話だったなと思いました。



いよいよ次回はラストの藤枝さんです。

 

 

↓↓ スロウ・ダメージ 藤枝のネタバレ感想 ↓↓

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BLゲーム スロウ・ダメージ タク ネタバレ感想 スロダメ

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タク攻略しました。
うおー、ここのルート面白かった。

ゲーム内で初めて彼等の年齢を知りました。公式HPの登場人物欄見ても、年は載ってなかったので。

トワ27歳
タク46歳

年の差19歳(; ・`д・´)!!

タク、もっと若い設定かと思ってた。だいぶ苦労してるみたいだから老けて見えるだけで、実はまだ30代だったりして!!とか思ってたら年相応だった件。

 私個人的に、オッサンは受けの方が好みだけど。このオッサンは良かった。

👇FANZA GAMESへ飛びます。スロウ・ダメージ


これ以上はネタバレ。 

  

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医者です!

トワの幼少期を知っていて、昔から怪我の多かった彼の診察や治療を行ってきた先生です。ゲーム中でも言われてましたけど、完全に過保護なオトン。

トワにはメチャメチャ甘いなーっていうのがプレイしててもわかるくらいでした。溺愛の方ではなく、心配で心配で仕方ないっていう、まさに保護者。

ただレイほどクチうるさくはないにしても、なぜかのあまり踏み込んでお説教はしないんだなという印象が強い。

ここはのちに後ろめたさからきてるものだとわかるんですが、トワはこの距離感が心地良かったみたいですね。

 

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クリニックを経営してて患者からの信頼も厚い。そんなタクが、このゲームの舞台である新神海には似つかわしくないよなー、って思ってプレイしてたんですけど。

やっぱりあったよ。
彼にも知られたくない闇が…。

医者になりたいけど、家庭の事情でお金なくて遠野に工面してもらった過去があった。

これが原因で鷹郷組おかかえの医者となり、公にできない治療やカルテ改竄、診断書の捏造など。今回事件の発端にもなった怪しげな薬の開発までさせられる羽目に…。

研究者や医者になる費用を面倒みてもらったから遠野に感謝する反面、母親を奪った薬物を自らの手で生み出すことになるという、なんとも皮肉な人生を送ることになってしまった。



ところで。
タクの前にeuphoriaした浅倉!

今回はトワが積極的に浅倉に食い付いててニヤニヤしてたペン吉。

トワ貪欲すぎるw

タクに診てもらえばいいのに、わざわざ予約して浅倉のいる病院へ通うくらいには気になっているようで、これは珍しいー。

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興味ある対象となると、臆せずグイグイ攻めていくところが無邪気というか危ういというか。タクが必要以上に心配するのがよくわかる。

ところが浅倉先生、トワの誘いになかなかノッてこない。ずいぶんな慎重派でダテに眼鏡キャラってわけでもなさそうです。

それでも、ここに来れば求めていた答えがあるのかもしれない。もう自分ではどうしようもできないところまできている。

そんな気持ちを抱えつつも、トワに促されたこともあってか、やっとの思いで自分のことを話はじめる様子が初々しくて可愛らしい。ついでに言うなら下まつげも魅力的。

眼鏡の堅物かと思ったら、ツンデレだよこれ。

euphoriaするキャラってこれまで3人で出て来たけど、どれもサブキャラとは思えないくらい魅力的じゃない??euphoriaの『狂気』エンドはある意味、そのキャラとのエンドってことになるのかー。

3人の中で1番お気に入りは生稲さんですけどね。



タクルートは鷹郷組との繋がりや、トワの幼少期の話もあって面白かったですね。

まさかここでトワの女装姿が見れるとは思ってなかったけど!

遠野がトワの腰に手をまわしてボソッとひと言。「骨っぽいな」には爆笑した。

ついでに言うなら、俺の見立てが正しいと言わんばかりのドヤ顔っぷりにも笑。でも本人、あまりトワには興味ないよね、きっと。

タクが昔、トワのオカンに好意を寄せてたから面白そうだと思ったんでしょ?敵対している榊󠄀に対してもそうじゃない??

みんながトワに入れ込んでたから、それを「俺が奪ってやる、ざまーみろ」とか思ってんだろうなって。

女装と言えば、マユエンドもトワの女装が見られるのかと期待してしまった。

マユが二次元のユキミちゃんに入れ込んでいて、しきりに女装させたがっていたんですが、ここはさすがに断ってたね。ウィッグつけてあげたのはトワの優しさですかね。

マユが意外と可愛くて驚いた。レイルートでは小太郎エンドもあったけど、この先エイジともあるのかな??

もともと小太郎とマユは遊びで寝たことがあるって言っていたけど、エイジはそういのに興味ないからと、未だ関係を持ったことがないらしい。

これまで2人攻略したけど、どっちも情報に強いエイジが大活躍なんだよね。正直なところ、エイジとそうしたシーンも見てみたいなーんて。

完全に興味本位ですが。



タクに関しては、トワのことをずっと肉親的な情で接してきたつもりのようですが、実はそうでなかったということですね。というより、恋愛的な感情は持たないようにしてきたのではないかと思う。

まあ、さすがに19歳も離れてますしね。

レイの時もそうだったけど、トワにとってこの2人とのセックスはハッキリ言って物足りないんじゃないかと思った。

ところが!なんとタク先生から、素晴らしいお言葉を頂戴しました。


「お前がこれまでしてきた、痛みを求める行為はじゃセックスじゃない。自慰だ」


よく言った!



このセリフは正直予想外。タクが言うと妙に説得力があるのはどうしてだろう。やっぱりそこは年の功か。

トワにしてみれば、本来は暴力で味わう痛みの方がいいけど、セックスはあくまでその代わりみたいなもの。

相手を思うことで得られる快楽とは程遠い行為だったのは、これまでの彼を見ていればよくわかる。

でもそれをここで「違うやり方もある」と自らの行為で示そうとするタクに萌えたね。

さすが感受性豊かなトワなだけあって、自分に起こる身体の変化に戸惑う姿がどうしようもなく愛おしいと思えた。

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この2人にとっては、共に長い間過ごしてきた時間と、タクが唯一自分のことを守ってくれる大人だという信頼関係があった。

いつもそばで自分のことを見ていてくれる安心感は、何にも代えがたいもの。

今はまだ恋愛という感情に置き換えるのは早いのかもしれない。それでも互いが一緒にありたいという思いは十分伝わってきた。

最後の方でトワの幼い頃の写真が出てきたんだけど、ペン吉無事死亡したのでご報告申し上げます。もうトワが本当に可愛くてヤバいんですわ。

きっとスロダメをプレイした姉さんたちなら、トワの可愛さはこれでもかというくらい浴びているんじゃないかと思う。



『狂気』エンド。

うわー、こうきたか。あれだけ廃人になる薬の開発に否定的だった先生が、結局は遠野の言う通りになった場合のエンドですね。

薬がどうとかより、トワの安全を優先したと言った方がいいのか。

はじめからこうすれば良かったと、トワを地下室に監禁。あげく薬漬けにしてしまうという、壊滅的な結末でした。

先生の過去と真面目な性格が全部裏目に出てしまい、どうしても守りたかったトワもこんな形でしか自分のそばに置いておけない。

話の内容はアレだけど、狂ったトワくんと、色んなものから解放された先生の表情が見ものです。ここのスチルがとても美しかった。

 

↓↓ スロウ・ダメージ 斑目のネタバレ感想 ↓↓

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BLゲーム スロウ・ダメージ 始めたよ&レイ ネタバレ感想 スロダメ

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スロダメ始めました。

今回はニトスト公式・ステラ・とらの3本購入。布モノ・クリアファイルはフォトフレームに入れて飾ってます。どっぷりスロダメに浸かってますよ。

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ラマダをプレイしたのが今から1年半くらい前。ウイトリにドハマりしたのが記憶に新しいですねぇ。

スロダメは前作からガラリと変わってかなりアダルティな雰囲気でした。トワがやたらバー通いしてるせいもあるんですが、プレイスタイルもしっとりまったりのスローペースに…。

だってこんなトワくん見たら、じっくりプレイしたなるやん。

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ただシナリオを追っかけるだけではなく、ゲームそのものを全身で感じたいと思った作品ですね。雰囲気がすごくいい。


それとやっぱり心配だった攻略について。

今作は、選択肢を選んでいくだけのゲームではないのは知ってはいたものの。

街を徘徊する探索パートや、相手との駆け引きともなる心理パートが思いのほか大きな割合を占めていた。

で、案の定心理パートでルートが分岐する仕様でしたねー。

難易度については体験版に毛が生えたくらいかと思ってたら、想像以上に難しくてたまげた。クイックセーブをこんなに使ったの初めてだよ。

そりゃ相手が触れられたくない部分を暴いていくワケだから、簡単にはいかないよね。砂時計からピシィィって音すると「ひぃぃぃ~」ってなるわ。

探索パートで拾った『インスピレーション』の使いどころに、いつも悩んでいます。

難しいことは難しいのですが、相手の反応を見ながら『ネガティブ』・『ポジティブ』選んでいくのが、すっごく楽しい。ゾクゾクする。

レイ攻略前に別の人の欲望を暴きにいくんですけど。相手の秘められた欲望のことを『傷』に見立ててるのがいいよね。

心理パートではこの傷が開いたり閉じたりするのが可視化されてるので、プレイヤーにも相手の状態がわかるのがいい。これはテキストだけでは味わえない面白さだと思う。



いやー、それにても。1人目の生稲さんがちょっとやばない??これ。

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トワは行きずり全然OK。むしろドンとこいだから、あーこれ生稲さんとセックスするんだなーって普通に思ってました。

え!ボブゲの民ならほとんどの人がそう思うシチュじゃないの?

そしたら…

『ありきたりに体を繋ぐことなど眼中にない』とか。
『そんな月並みの快楽など欲しくはない』ってピシャリ。


トワにしてみればこの欲望を糧に絵を描くんだから、セックスなんてしてる場合じゃないわな。すぐエロへ結びつけようとした自分が恥ずかしいよ。

でも確かに、剥き出しの欲望ってだけで充分人を惹きつける力がある。それを絵に起こして表現するっていうのは、絵描きにとってこれ以上ない題材だよね。

しかしながら理性がない願望というのは、おおよそ人として歪んでいたりするもの。トワが描くのはまさにこれで、身体的に痛みを伴うものがほとんどだった。

この生稲さんのも例に漏れずすごくて、「うおぉぉぉ~、痛ぇぇぇ~」って思いながら進めてたんだけどね。

生稲の吐き出した願望をトワが受け入れ、それを2人共有するところは、エロシーンと同じくらい情欲的でかなり衝撃を受けました。


傷と傷で繋がりたい。


ああ、まさにこれだなって感じ。Chapter1からこんなやばい人で、私ラストまでいけるんだろうかと心配になりましたよ。

それでも元々トワ自身が『道具のように扱われて、めちゃくちゃに蹂躙されたい』という人なので、自分の欲求も満たされながら趣味である絵も描けるんだから最高じゃんね。

ただやりすぎるとうっかり死んでしまうので、心理パートでは慎重に相手の話を引き出していかなくてはならない。

トワが生と死の綱渡りをしているんだから、当然プレイヤーも相応の緊張感の中で選択肢を選ぶことになります。

私、最初の生稲さんがインパクトありすぎて、その後の彼がどんな人生歩むのかものすごく気になるわ。

 

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ここからレイのネタバレ感想となります。


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オネエです!

トワに近しい人物はレイとタクになりますが、ぶっちゃけこの2人がトワの生命線。レイは世話焼きオカンって感じでしたねー。

このゲームの食事シーンは、すいぶん気合いの入った美味しそうなご飯を拝めたのですが、飯テロかと言わんばかりスチルにどれだけお腹をすかせたことか。

そしてさすがに攻略キャラの心理パートは長い!1コ前の水野も手こずったけど、特に『狂気』エンドへ入る調整が難しかった。



レイの心理パートでは、自身が女として生きてきた人生と、実は人を思い切り殴りたいという雄々しい部分の矛盾に悩み続けてきたことがわかる。

男しか愛せないことを打ち明けた時に父親からひどく言われたことや、当時の母親がレイを女の子のように扱ってきた過去があり、小さい頃から自分が女なんだと思い込むことでしか存在を肯定できないところは胸が苦しくなりましたね。

ただね。正直言うとレイルートに関しては、もうひと頑張りして欲しかったなって。

レイにはトワじゃなきゃダメだ!っていうのは強く感じたんだけど、逆にトワにとってのレイはどうなの??ここがちょっと弱いかな…と思ってしまった。

心理パートやったあとって、欲求が満たれた相手は必ず幸せだと感じてる。

なのでサブではない攻略キャラとは、そういう気持ちを僅かでもいいからトワにも味わって欲しいと思っちゃうんですよね。

もともと惰性的に生きてきたトワが、この人なら一緒にいてもいいと思えるような何か。



レイが父親のことや自分の気持ちになかなか整理をつけられずにいた時、やや距離を置いたところで見守っていたトワの男前っぷりが際立ったなと感じましたね。

レイに興味を持って絵を描いてみたいという欲もあっただろうし、普段から世話になっている恩もあるだろうから、彼のためにトワが色んな行動を起こすのは理解できる。

でも私が思っていたトワって、もっとこう利己的で気まぐれっていう感じなんですよ。だから、こんなに融通が利くキャラだったの!?ってちょっと意外でしたね。

まだ1人目なので、他のキャラにはどんな態度で臨むのかはこれからのお楽しみですが…。



ちょっと悶々として進めてましたけど、エロシーンで悶々が全部吹っ飛んだので、結果的には満足しました。

トワがおかしいくらい可愛くて困る。

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もっと痛くして欲しくて肩に噛みつくとか、催促の仕方が可愛くてマジでやばい。

レイの性格からして好きな人には痛くしたくないんだろうけど、そこは今後の課題ということですね。

ただ大笑いしたのが、ここでレイが童貞だったと悟ったときのトワの顔つきとセリフ。

「お前、経験ないのか?」
「童貞?」
「こんなにデカいのに?」

最後の問いには「それは関係ない」ってしっかりツッコミ入ってて笑った。



うーん。どちらかと言えば『狂気』エンドの方が好みかも。

ここのエンド見た時にまず思ったのは、「キラルっぽいエンド」ですね。レイはボディアートをやっているので、トワを自分の作品として随分愛でていた。

目玉のない眼窩に発射するのは、初めての経験です。

人体改造で作品というワードから、咎狗のビトロ様が脳裏をかすめたのですが。あのお方はもっと変態の領域にいるので、レイとは全く違うのはわかっているんだけど。

咎狗懐かしいなー。
ちょっとやりたくなってきた。

『狂気』の方は、マネーマッチでレイが負ければそこで2人も終わる刹那的なルート。

もちろん将来性は限りなく皆無だけど、変わることを選ばなかった2人には『狂気』と呼ぶにに相応しいエンドだなと思いました。

 


一方『幸福』エンドは、レイが思いっきり短髪になっててビックリ。いろいろ吹っ切れた、ということなのかな?

ラスト。レイの父親(マダ男)と対話するあたりはグッときました。

今さら薄っぺらい親子の情ってわけでもないんだけど、やっぱりこうして対話することはレイにとっても前へ進む助けにはなるだろうから。

2人で旅行かー。

タクの『幸福』エンドもやっぱり、こういう感じなの??レイとタクは完全にオーバーグラウンド側の住人だろうから、お日様の下がよく似合うだろうね。

そう言えばトワに関する秘密はほぼ何も出てこなかった。時折チラっと出てくる赤い不思議シーンが、何か関係してるんだろうか。

しいて言うなら、レイの父親がトワの両親の仕事に関わってたってくらいか。

 

  

次はタク攻略してくる。   

 

 

 

↓↓ スロウ・ダメージ タクのネタバレ感想 ↓↓

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BLゲーム CAGE OPEN&CLOSE まとめ ANOTHER/SCHOOL感想 リメイク版クラウドファンディングについて

CAGE OPEN&CLOSEフルコンプしたので、まとめ記事となります。

リメイク版クラファンと、新作『カリカチュアカメラ』について。後半はANOTHERとSCHOOLの簡単なネタバレ感想となっています。

 

 

 

まとめ&リメイク版クラウドファンディング

 

月並みな言い方だけど、とにかくすごいゲームだった。私、このままのほほんと生きてていいのだろうか…と、そんな気さえ起きてくる。


はー。


余韻が覚めない( ゚д゚) 
いつまでも引きずってて。 


このゲームってどうなん?って聞かれたら、『萌えの宝庫だった』と答えるね。迷わずに!!



それにしても。

グロい・エグい・エロいというボブゲ三種の神器が全て揃ったタイトルだった。

もともと残酷なシーンがあるのは承知してましたが、一部のBADでは唸るほどのグログロもありましたよ。

グロ以外でも、精神的にキツー!っていうのは何度も味わってきた。

なんですが。

振り返ってみれば、意外にも前向きな気持ちの私がいます。というか、むしろスッキリ!としたイメージの方が上回っている。

私がこのゲーム全体を通して感じたのが『欲しいものは自分で掴み取れ』ですね。

特に攻略キャラとの関係性においては、紺野が苦しいながらも自分の手で掴み取った結末。そんな風に思えるからです。

理不尽な環境でも前に進もうとする姿や、自分が傷ついても最終的には全部受け入れようとする潔さに何度胸熱になったかわからない。

それと面白いなと思ったのが、同じ攻略キャラでもルートによって設定が異なる仕様があったこと。これは斬新でしたね。初めての経験でしたが、一味違ったキャラを楽しめました。

このあとは『副読本』を購入してみたいと思ってます。

ブログには勝手な考察記事を上げてきましたが、実のところはどうなんだろうって、やっぱり気になりますので。



では、ここから好きキャラ語りへ。


好きなキャラはぶっちぎりで主人公の紺野です。

どんなところが好きかと問われたら、セックスしてる時の顔。もうくエロくて可愛くて最高だった♥ここは重要なところなので、正直に打ち明けます。

そして強さ・弱さどちらも合わせ持つ、家族思いなごく普通の人。普通の人が普通ではないキャラにどうアプローチしていくのか。

時に図太く。時に流されてみたりと随分忙しい人でしたが、相手の変化には機敏に反応していたことが印象強い。

つい手を差し伸べちゃうところとか、その人の領域へ臆せず踏み込むのを見てると、長男ゆえの面倒見の良さからきてるのかな?と思える。



そして好きカプは石松×紺野。

正直なところ、どのキャラも萌え要素(大)で迷いましたが、やはり最初の印象と全く違っていたというのが大きい。

いつの時代になっても、ギャップ萌えは不滅です。

私としては、石松のルートが1番心を揺さぶられたという点も影響してますね。

ゴリゴリっと胸の内を削られていくような痛みと、口数が少ないながらも、石松の優しさに触れられたストーリー展開は本当に秀逸だった。



逆にプレイしてて気になったのは、BGMブツ切りとバッグログが見にくいところ。バッグログは1つずつしか画面が戻せないので、ちょっと使いにくかった。

あとバッグログのセリフが誰のものなのか時々わからなくなることがあり。セリフのところは名前表記が欲しかった。

恐らくこのへんはリメイク版で修正入るかなと思ってます。

それと可能であれば、リメイクでBGM鑑賞ができたら嬉しいですね。好きな曲たくさんあるので、感想記事作るときや普段PC立ち上げている時も聞きたい。



今作はカテゴリ的には同人ゲームとなるんですが、この同人であることを最大限生かしたゲームだったように思う。

私、商業でも同人でも、ゲームが面白ければそうしたジャンルには全く拘りません。それぞれの強みを生かして展開していけばいいと思っている。

今はSNS等でクチコミが広がりやすいですし、ファンがつけばクラウドファンディングという手もあるので、面白いゲームは適正な評価が受けられる時代じゃないかと考えてます。



本作も2021年3月より、リメイク版のクラウドファンディングが行われる予定とのこと。実際プレイしてみてすごく面白かったので、パワーアップした『CAGE』を是非とも体験してみたい。

というわけで、クラウドファンディング参加予定です。

これ…集まる支援額とラブデスさんのやり方によっては、化けるんじゃなかな?と思ってる。あくまでも個人的な予測ですが。



リメイクの前に新作『カリカチュアカメラ』が先になるのかな?

公式で登場キャラが続々と紹介されていますが、これまた一癖も二癖もありそうなキャラばかり。キャラによっては、すでにツッコミ入れたくて仕方ない感じのお方もいらっしゃいます。

現在公表されている範囲で見た限り、ガチガチな雰囲気ではなく、どこかゆるく抜けた感じが非常に好みですね。


今度のマスコットキャラはインコ。
名前はクラブ・パラキート!!

ふくよかな出で立ちが鳥好きにはたまりません。キバ太郎もクラパラも大好きなので、引き続きグッズ販売を強く希望します。

って、ちょうど今『キバ太郎ダイカットクッション』の受注販売やってるんですよね。ペン吉はもちろん全種注文済み!

★受注期間スケジュール
第1回 2021年2月14日~3月14日
第2回 2021年5月14日~6月14日
第3回 2021年7月14日~8月14日



👇クッション届いたので、ツイ貼っておきます。




イラストはキバちゃんとクラパラちゃんです。キラキラ☆にしてみました。

…ちょっと盛りすぎました。

 

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CAGE  -ANOTHER- ネタバレ感想

 

ANOTHERはだいぶ前にダウンロードしてあったのですが、その時点ではサブキャラの誰なのかは存じ上げておりませんでした。

ところが先日そのキャラの誕生日SSが公開されていて、ANOTHERは大野さんだったと判明。

大野さん、大野さん…。
大野さんって、斎木グループにいる来栖の上司って人だよね?

ゲームの中の大野さんを初めて見たときは、幸薄そうな人というイメージでした。そして作中のセリフは、杉田智和氏の声で脳内再生されています。

 

大野さん、ええ人やん。

 

苦労人のようだけど、部下からの信頼は厚い。

紺野とは胃薬で繋がった奇妙な関係だけど、とあるエンドはCAGEらしからぬ爽やかさだった。

このあと誕生日SS読みにいったんだけど。2月の寒い夜、湯豆腐から立ちのぼる湯気が2人を包んでいる様子にペン吉もホクホクになりましたよ。

忙しさにかまけて色んなものを置き去りにしてきた大野さんだけど、これからは大切な友人と少しずつ取り戻していけたらいいな。そんな風に思ったSSでした。

 

CAGE  -SCHOOL- ネタバレ感想

 

やべ。
ゲーム開始早々ずっと笑いっぱなしでお腹痛い。

ひと昔前の不良学生がとってもリアリティで、こういうのどうやって仕入れてくるんだろ…と感心してしまった。浜省とかそういうの。

そして立ち絵が学生服です!当たり前だけど。

キャラの個性がそのまま反映されてる学生服姿が、もうね…本当にたまらんわ!!⇐なんか私どこかのオッサンみたいな反応で一瞬我に返った。

シナリオも本編と薄っすらリンクされているので、これはあのシーンからきてるのかな?なんて想像しながらニヤニヤしてた。

攻略についてはマップ選択型なので、お目当てさんをずっと選んでいけばエンディングを迎えられる仕様になっている。特に難しくはない。

ただ、私は本編と同じ順番で攻略したのですが、来栖を終え残り石松・斎木となったところで、どうやってもこの2人が来栖のエンディングになってしまう。

もう1度ゲームをダウンロードして、新しい状態から石松・斎木エンディングは見れました。来栖は1番最後の方がいいかもしれない。

以下、簡単なキャラ別感想です。


 

新田


新田はね。もう何もしてなくても『萌え』の塊みたいな人だよね。ごく普通の友達っぽさの中に見え隠れする、お前のこと気に入っているオーラをガンガン浴びました。

 

吉本


立ち絵からして大ウケ。学校に来てる理由が学食。紺野の「そして飼育員の気持ちで吉本を見つめていた」に心底同意した。

 

九条さん


胸元が大胆にはだけた制服姿で目のやり場に困った。スクール編では美しい生徒会長だったが、壊れキャラの壁を越えそうで越えないところが絶妙過ぎる。

 

矢ヶ崎さん


風紀に厳しい生徒会副会長。生徒を意のままに動かすところを見ると、この学校を実質的に掌握しているのは矢ヶ崎さんじゃないのかと思えてきた。

 

牧さん


エル・オー・ブイ・イー牧さん!
エル・オー・ブイ・イー牧さん!
ちょっwwwww 腹痛ぇ。

全く高校生には見えません。唯一学生らしく見えたのは、おもしろいことを自ら積極的に探している姿。ものすごい生き生きしてた。

 

大衡


大衡ー!!ぐわぁぁぁ。なこれめっちゃカワイイ。スマホもったブレザーの学生服が、とっても眩しいよ。私は本編で何を見てたんだ!っていうくらい大衡が可愛くて困りました。

 

来栖


こんちくしょー。茜ちゃんはホント策士。ノリは軽いが学生としては1番身近に感じたキャラですね。立ち絵のアクセサリーが素敵でした。

 

石松


紺野に金髪ほめられて咳込むシーンがカワイイ。びしょびしょになった小鳥を拭いて温めるシーンは、脳内で絵付きとなって再生された。

 

斎木


「俺はこの世界の王になる男だ」

飛び級でやってきた全身白ランの彼は、いついかなる時も自信に満ち溢れた男の子だった。紺野のプリンに目を奪われるところは、ラブデスさんの愛を感じました。

 

 

新作のカリカメやCAGEリメイク出たら、また感想記事を上げたいな。まずはクラファンがどこまで伸びるか楽しみですね。応援してます。

 

 


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