腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム Paradise 結 感想2 フルコンプ パ極に更なる期待を込めて

Paradise 結、フルコンプしました。


アニメイトオンライン BLゲーム Paradise 結-MUSUBI- 通常版

※以下、『Paradise』は『パ』と略します。

以下、結の全体的な感想と次回作の『パ極』について。その後はタカラ・シマダ&ホンゴウのネタバレ感想となってます。

目次からお好みの場所へ飛んでください。

 

パ結全体的な感想&パ極について

パ全体感想

本編だけで終わらせなくて本当に良かった。いろんな足りないものが満たされました。キャラ全員が、等身大の言葉で自らの内面を語ってくれます。

メインキャラの過去話や、逆視点ではどんなことを思って行動していたのか等。本編を終えた時に感じたモヤモヤは無くなってました。

どのルートも楽しめたけど、中でもマツダアフターが響きました。序盤から結構切ない感ありましたが、1番笑ったのもこのルートでした。

ボイスコレクションはツボに入ったマツダのシーンよりw

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どこか歪んだ2人の関係からのスタートでしたが、どちらも相手を想う気持ちからきてると分かるので違和感はなかったです。

ここからある事がきっかけとなって、ラストへ進んでいくことろは本当に見どころでした。未完成だったパズルが、どんどんピースが埋まって完成に近づいていくような感覚。

本編『Paradise』とファンディスク『Paradise結』は絶対セットでプレイした方がいいですね。本編だけで止めてたらもったいない。

パ結のOPです。EDも良かったのでサントラ出るなら買いたい。


『paradise 結-MUSUBI-』オープニングムービー

 

パ極について

ミツギとマツダアフターで、「島で全員が力を合わせることができたら、結末が変わっていたかもしれない」的なセリフがありました。それがパ極にあたるんだろうな~。

ツアーに参加している客の性格からして、全員で協力していく事自体が難しそうな気がするけど…。

特にモブキャラであるウチムラとかキド当たり。どこかで足を引っ張ったり、裏切りそうな予感。

もしかしたら、そんな彼らに「見直したわ!」と思わせる場面があるのでしょうか…。

そしてタカラ家の根深い恨みの連鎖をどうやって断ち切るのか。個人的にはこの2つが焦点となってます。

発売まで楽しみに待ってます。



アニメイトオンライン BLゲーム Paradise極-KIWAME- アニメイト限定セット

 

以下、タカラ・シマダ&ホンゴウについての感想です。
ネタバレなのでご注意ください。

 

 

ネタバレ感想

 

タカラ

「アヅマは俺のもの」から「俺はアヅマのもの」へ。

本編ではタカラ自身は自ら人質となって、ミツギ・アヅマも含め4人で海外逃亡。タカラの気まぐれなのか、それとも何か自分の一族に対して思うところがあったのか…。


タカラの一族は、昔島流しになった罪人の末裔となります。食糧難から生き残るために、その後島流しにあった罪人たちを食べて生活していた。

いつしか流刑がなくなり、「人食いは始末しましょう」という流れで、政府が島へ軍人の小隊を送り込む。一部生き延びた者が本土へ渡り、その一族が復讐の為に軍の子孫を殺す、というのがこの事件の背景にあります。

軍の子孫だったアヅマを含む本編のツアー参加者全員が、復讐の為殺される運命にあったわけなんだけど。

タカラはアヅマを殺す担当で、幼い頃からずっとそう言い聞かされて育ってきている。そのせいか、アヅマに対して異常とも思える執着を見せていた。

アヅマを食べるのは俺。
でも食べたら無くなっちゃう。
だから食べない。

それなのに海外へ来て4人で生活していくうちに、こうして暮らすも悪くないと思い始めていた矢先…。

マツダたちから「一度帰国して、タカラ父に会い復讐をやめるよう説得してみるか」という話が出てくる。

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アヅマたちを見ても食糧としか見れないというタカラ。食糧だけど、実際みんなといると楽しいと思う自分もいて。

普段のタカラは自信たっぷりだけど、ここのルートでは色んな事に葛藤して、なかなか答えを導き出せないでいる姿が印象的でした。

最終的に父を説得することができず元の場所に逃げ帰ってきますが、一族の縁を切られても何故かそれほど落ち込むこともなく、かえってスッキリしていた。

一族であれば当たり前に感じる人を食べたい欲求や、一方たまたまアヅマの血縁が軍人であったというだけで、どちらも自分の意思で変えられるものではない。

そんな中、徐々にアヅマ側に歩み寄っていこうとしている姿がとても新鮮だった。というか、今までやりたい放題だったから尚更。

 

最後はまさかの結婚式!

 

お互い変な家に生まれて、こんな出会い方だったけど…。
仮に今の両親が出会っていなかったとしても…。
俺たちは必ず生まれて出会っていた。


なんとも前向きなタカラらしく頼もしい。こんな出会いだったけど、どちらも生を受けたことには意味があったと言えるエンディングでした。

今回は失敗したタカラ父への説得も、いつか先の未来で決着がついたらいいのにな…そんな気持ちになったタカラアフターでした。

シマダ&ホンゴウ

 

本編ではどちらもBAD要員な2人。アフターとは言えハッピーではないので、またドン引きしたくなるような話なのかと思ってました。

でもこの2人、嫌いじゃないよ。

どちらもかっこよく話が終わってた。

シマダさんはこの島で死ぬんだと思っていたのか、救助ヘリを確認した後の表情がなんとも言えなかった。

ホンゴウさんは、これは死を覚悟して自分の責務を果たすということだよね。

名残惜しいのはエロシーンがなかったこと。でもこの話の流れだとさすがに厳しいか。

パ極は、この2人のハッピーエンドがあるんだよね?どんな内容なのか、かなり気になるところです。

果たしてハッピーと言えるエンディングなのかってところが!

 

 

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