腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

BLゲーム DRAMAtical Murder re:connect 感想1 ドラマダ リコネクト ネタバレ

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リコネクト、紅雀・ノイズ・ミンク・クリアまで終了しました。

 

本編『DRAMAtical Murder』で各キャラエンドの「それから」を描いたFD。キラルでFDという扱いは初ですよね??

キャラによっては恋愛要素薄くて物足りなかったり、話の内容も「もっとこのへん知りたい」とか、そういうのがあったのでFDは嬉しいです。

ただ意外と短い。

GOODとBAD、それぞれのその後があるのは、さすがキラルだなと。BADの「それから」については、紅雀とミンクが好きですね。

アイツ(もう1人の蒼葉)が登場しているので。

BADエンドのアイツの壊れっぷりが、ものすごくハマっていて良かった。

 


『DRAMAtical Murder re:connect』OP

 

それと、ドラマダ舞台化だそうで。

これを機にボブゲ業界が賑わってもらえたら嬉しいですね。私自身、舞台化はあまり興味ないけど…。

でもこれをきっかけにゲームやってみました!って言う人が出てきたり、グッズとか発売されたら話題になりそうじゃない??

ではこれ以降、紅雀・ノイズ・ミンク・クリアまで終わったので、ネタバレ感想となります。

 

 

紅雀

 

風呂エロです。

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蒼葉がしきりに「声がやばい」と思っているように、紅雀のささやきがかなりキてます。いやー、もう紅雀のちょっと低くした甘い囁きっていうんですかね?これが本当にやばいです。

そのあと紅雀に、「お前…もう喋るな…」って言ってて笑ってしまった。

中の人はそれはもう有名なお方なので、BLやら乙女やらアニメ好きな人ならほとんど人が「あの人だ」とわかる方です。

紅雀は蒼葉が嫌がるようなことはしないし、とにかく可愛くて甘やかしたいんでしょうね。これは幼い頃の様子を本編で見ているので、これがそのまま大人になってしまった感じ。

お風呂シーンで、蒼葉が紅雀の刺青に触ろうとするシーンがあるんですが…。

この刺青に触れることで『自分の背負った罪』というものに、蒼葉が汚れてしまうのではないかと躊躇いがあったようでした。

触らせたくない、でもやっぱり触れて欲しい…。自分の過去を知って欲しいって思う気持ちもあるのも事実で。

これまでは危険なものから蒼葉を遠ざけたいと思っていたでしょうが、むしろ蒼葉からの寄り添うような歩み寄りで、穏やかな日常を迎えられそうなエンディングでした。

リコネクトには、このゲームのスチル以外にもこれまで出したイラストが『Gallery』という別メニューで収録されている。ここに紅雀が蒼葉の髪を切る絵があるのですが、これがすごく好き。

 

ノイズ

 

すみません、って誰に謝っているのかわからんでのですが。エロも含め、終始萌えのオンパレードでした。

本編では、後のこと顧みない無謀さが目に余ったノイズですが。しばらくして蒼葉を迎えにきた時は、同一人物なのかと疑うほどしっかりした人になってました。

で、よくある「娘さんを俺にください」的なシーン。

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実際は、「俺には蒼葉が必要だからドイツに一緒に連れていきたい」ということなんですが。蒼葉が「ノイズって俺のことこんな風に思ってくれてたんだ」って隣りでめっちゃ感動してたw

以前は他人に全く興味を抱かなかった彼が、蒼葉と共にいるためにはどうしたらいいのかと必死に考え抜いた結果が、今回の話になっているのかなーと。

前なら相手の意見なんか聞かずに自分のやりたようにやってきたんだろうけど、島に来てからは蒼葉の意見も聞くし、無理強いはしていない。

エロも最初は蒼葉ファーストだったし!

時に言葉が足りなくて誤解させるようなことがあったりもしますが、そのへんは年相応な部分があって微笑ましい。

一方の蒼葉は、将来有望なノイズの未来を潰してしまうのでないか?と思い悩む。

覚悟を決めてドイツから迎えに来たノイズにとっては「何言ってんの?(-"-)」ってなるのは分かるけど。私、蒼葉がそう思ってしまうのは、ごくごく自然なことだと思うのですよ。

ノイズの可能性については、何でも思い切り挑戦して欲しいし、それには当然新しい人との繋がりが出てくるでしょう。

そこで自分が枷になりたくないって思うのは、やっぱり蒼葉が年上らしいって思わせるシーンでもあった。

ノイズは頭もキレるし家は金持ち。それでも足りないものはたくさんある。そんな足りない部分を蒼葉が教えてくれるし、それは今後も続いていくんでしょう。

これまで閉ざしてきたものをこれからは2人で共有し、新しい一歩を踏み出して欲しいと願うばかりのエンディングでした。

エロはかなり萌えました。
ありがとう、キラル。


ミンク

 

本編では愛を感じられるエロは一切なかったので、リコネクトではようやく聴きたいセリフが聞けて、見たいエロが観られた。

それでも最初の方は蒼葉の来訪を喜んでいるようには見えず、むしろ遠ざけようとしている始末。

というか、蒼葉がこれほど強く相手を求めたシーンが初めてで驚きましたね。

本編ではもう1人のおっかない蒼葉との対話もあり、自身も能力者であることから、蒼葉の本質を1番理解していたのがミンクだと思います。

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ようやく蒼葉の願いを受け入れる頃になると、当時の彼の思いをここで初めて聞くことに…。

簡単に言うと、これまで自分の目的の為に蒼葉を使い捨てにしようとしていた。散々ひどい扱いをしておいて、今更一緒にいようはないわーってことらしいです。

まぁ、これも確かにそうなんだろうけど。

私としては、ミンクが暴露(スクラップ)され突然生きるという道を与えられてしまったことで、今もまだ戸惑い迷っている部分があるから、簡単に蒼葉を受け入れられないんじゃないのかと思ってました。

本来は、一族の仇をとったら自分も死んで仲間のもとへいくはずだった。ミンクにとってそれだけが全てで、自分の感情やほかの全てを捨ててきたわけですから。

蒼葉という存在がミンクにとって大きな影響を与えすぎてしまい、また会ってしまったら今度こそ最終目的は果たせなくなるもんね。

だからこれまでも、蒼葉が追いかけてきたことを知ってても会おうとしなかったんじゃないのかな。会ってしまったら、こうなるの予測つくから。

ラストのスチルは本当に美しくて感動した。

暴露(スクラップ)と蒼葉との再会で、次なる旅路の門出となるエンディングだった。その表情はとても穏やかで、蒼葉もそう感じたように、きっとこれが本来の彼の姿なんだろうと思う。

 

クリア

 

泣いた。

もう!クリアルートは本編もFDも、泣かせるの前提に作られているとしか思えないんですけど!

一度は蒼葉を守る為、自身を破壊して機械としての生を閉じます。その後蒼葉が機体を回収し修理を試みますが、直すことができないでいました。

最終的に婆ちゃんと婆ちゃんの知り合いの手によって修復され、再び蒼葉の前に姿を現すクリア…。

屋根の上で傘さしてるスチル、何度見てもこの再会シーンは泣ける。

このあと、亡くなったおじいさんと一緒に暮らしていた家へ連れて行ってもらった。

家の佇まいや部屋に至っても、おじいさんが東江からクリアを発見されることに、かなり警戒してたというのが伝わってくる。

このクリアが鏡を見るシーンも切なかった!

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自分の顔を初めて見たクリア。わかっていたことだったけど、オーバルタワーで後継機種である兄弟たちと顔のつくりが全く同じだった。

自分の姿を見たけどで、改めて自身が機械であるという現実にショックするクリア。

そしてやっぱりこの流れになった。

 

おじいさんが先に逝ってしまったように、この先どうあっても蒼葉との別れはやってくる。

それは蒼葉が人間でありクリアは機械である以上避けられない事実。蒼葉が死んだら、自分も壊れる仕様にしようだとか、いろいろ考えたようです。

『どうやったらずっと一緒にいられるのか』


この手の、互いの寿命の長さで問題が生じる恋愛ゲームって、過去にやったことあるんですけど。久々にそれを思い出しましたね。

ゲームの世界だからね…どうとてもできるんだけど。奇跡が起こって寿命という概念がなくなったエンドとか実際あったので、プレイしてて心配になりました。

個人的にはそういうエンドは望んでいないので。


寿命に関して自分はどうするべきかを悩んだクリアだったけど、蒼葉に会ったら「そんなことはどうでもいい。1分でも1秒でも長く蒼葉さんと一緒にいたい」と言い切った。

おまい、わかってるやん!!

永遠の愛というものを否定する気はないけど、限られた時間の中でどれだけ2人が充実した時を過ごせるのか。

クリア「今この時を大事にしたい…」⇐ペン吉号泣

お互いがこの結論に至っ時点で満足だったけど、クリアの修復に関して婆ちゃんの心遣いにも泣けた。

クリアの破損したパーツは、タワー内で見つかった後継機種、αたちのものを使っている。ただし、クリアが自分で破壊した右目と右耳だけはひどい状態で修復が不可能だった。

今も右目は見えず、右耳は聞こえない。もちろんパーツを交換すれば修復は可能だったが、婆ちゃんはあえてこれをやらなかった。

できるだけ元のパーツでの修理が望ましいのだろうけど、これを残すことに意味があったから直さなかったんだね。

エロに関しては、挿入部分を鏡に映して恥ずかしがる蒼葉に見せるシーンが非常にエロかったです。

クリアは至って真面目ですよ。ちゃんと蒼葉に見て欲しくてお願いしてるんだけどね。

「蒼葉さん……、ッ、可愛い、です……ッ」


リコネクト、短いけど満足度は高かった。

 

 

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