腐ったゲーム箱

SwitchとBLゲームのプレイ日記です。

Switch BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) リンボ ネタバレ 感想その5

バスタフェ、ラストはリンボです。

弁護士。メンバーの中で1番恵まれている環境で育ってきた人。家族は存命、家も裕福。兄弟はおっかない検事補の姉ちゃんがいるんだけど、ものすごく愛されているんだなーというのがわかった。

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これまでリンボ以外のキャラを攻略してると、大抵がストーリー上で窮地に陥る。そんな中、彼はいつも冷静で正しい判断と指示ができる人。

私としては非常に頼りがいのあるキャラでしたね。

共通ルートで彼の仕事っぷりを見る機会がありますが、法律上での弁護も勿論のこと、どちらかと言えば被告人の心情に寄り添う。そんな弁護士です。


時に強引に、法すらも破って自らの信じる正義へ向かう姿は痛快でもあり、また彼が悪徳弁護士と言われる所以なのかもしれません。

今回、リンボの話は、また違った彼が見えましたね。やっぱり誰にもウィークポイントがあるんだなーと。

その中のひとつがお酒でしょうか。

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しっかり者かと思いきや、ちょっと子供っぽいところが垣間見えたりと、不覚にもカワイイなんて思ってしまいました。

一般的にカワイイのポジションはクロちゃんじゃないかと思うんですが、私はリンボが可愛かったですね。

頼りになるキャラが見せるカワイイ素顔。ああ、鉄板のギャップ萌えってやつか。

では、リンボのネタバレ感想です。

 

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さっきも書きましたけど、リンボが可愛かった(о´∀`о)

他のキャラを先にやったせいか、頼れるアニキ的なイメージだった私。この酔っぱらって膝枕とか、可愛すぎだろぃ。

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クロちゃんが膝枕羨ましくて、必死に起こそうとしてるのに笑った。



リンボは共通ルートで1度殺されています。時間を遡ったテウタに助けられますけど…。

死ぬ間際のセリフの中に「ナヴィード」という名前が出てきている。というこで、やっぱりこの人が登場しました。

ナヴィードは、リンボの昔の仕事仲間。

彼も弁護士だっけど、不法入国者の女性を買おうとしたのがリンボに見つかり、告訴され弁護士資格を剥奪されている。今は法務コンサルタントをしていると言っていた。

当時の彼等は不法入国の斡旋業者の検挙に協力していて、どうにかしようと特に力を入れていた問題でもあった。だから尚のことリンボは彼のことを許せなかったようです。

ところが久しぶり現れたナヴィードは、「昔はいろいろあったけど水に流して、また仲良くやろうぜ」っていうスタンス。

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ただリンボの表情からも見て取れるように、死ぬ前に名前を言うくらいなんだから、そんな簡単に事が進むわけないですよね。

ここからナヴィードの復讐劇が始まります。

なんだろ、この人めっちゃ怖い人でした。もともと人懐こい性格で、人の懐に入ってくるのが上手い人。顔は笑顔だけど、やってることがエゲツない。

リンボにありもしない殺人罪の容疑を掛けたり、事務所の車を爆発させてみたり。テウタを狙い殺そうとする行為など。

なによりリンボの昔のトラウマを強引に引き出し、とにかく困らせたい、傷つけたい、そしてあわよくば殺したいと、それはもう完全に復讐の鬼と化してました。

いつものリンボなら、持ち前の強引さで解決に向かうのでしょうが、今回はなんとも歯切れが悪い。さすがの仲間も心配になり手を差し伸べますが、俺の問題だからお前らには関係ないの一点張り。

ここで驚いたのが、ヘルベチカさん。珍しく大きな声を上げてリンボに怒鳴っている姿に驚きましたよ。この人、こんな熱い人だったの!?



最終的に、ナヴィードは自分が弁護士資格を失ったから恨んでいるのではないと告げられる。

どうしても助けたい女性と子供がいたが、リンボによって最悪の結果になったことが復讐の発端となったようです。

彼には家族がいなかった。不法入国者の問題を解決したい立場にありながらも、自分が女性を『買う』という行為でしか救う手段がなかったからだと…。

子供は死に、女性は自殺。しかも自殺した姿をリンボに見せつけるようにして死んでいった。

リンボが言う『正義』とはなんなのか。

自分の正しいと思ったことが全て『正義』であるとは限らないということを、まざまざと見せつけられた、そんな事件だったように思います。

彼が良く言っていた「分かろうとする人間でありたい」ってやつ。リンボはまともな環境で育ってきているので、特に移民街に住んでいるような人の辛さは分からないかもしれない。

でもそれを理解しようとする姿勢は、彼を必要とする人にとっては何倍もの励みになるんじゃないかと思うのです。


リンボは弱き者に対し、1人の理解者としてその人を救う。そんな弁護士なのではないかと思います。

できればもうちょっとリンボが法廷で活躍している様子とか見たかったですね。自分を弁護するシーンはありましたが、やはり誰かのために弁護してる姿の方がかっこいい。

ちょっとテウタからだいぶかけ離れちゃいました。

彼女も今回は辛抱強く待ってましたね。無理に聞き出そうとするんじゃなくて、ずっと一緒にいることで彼女なりにリンボのことを「わかろう」としていたんじゃないかと思います。

テウタの『お願い、絶対死なないで!』が私の心に刺ささりました。
 

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あとね。さすがメインキャラだけあって、甘かったわ。この前がモズだっただけに、余計にそう感じてしまう。

でもバスタフェにおいて言うなら、イチャイチャやそういう行動が少なくても全然乙女ゲーとして成り立っていると思うんですよ。

まあ、あれば嬉しいけどさ。

比較的どのルートも家族愛のようなものから恋愛に発展してる感じなので、無理に密着させなくても大丈夫。私はむしろこのくらいでちょうどいい。

リンボが終わったら、新しい話が出てきました。これが『ルイ・ロペス』の話なのかな。これまで5人攻略してきましたが、ここで全部繋がるのだろうか…。

BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ) - Switch

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