PS4 テイルズ オブ アライズ キサラとテュオハリム仲間になったよ 感想 その3
ネタバレしてるので、未プレイの方はご注意ください。
あれから寒い国を抜けて次なる舞台へやってきましたよ。
はうわー。
灼熱と極寒の地を旅してきたので、天国のような場所に見える。ああ、これ体験版のフィールドやん。この場所だったんだー。
覆い茂る緑に、葉が舞う風の音。キレイな水の流れる川を目の当たりにして、まさに豊穣を思わせる雰囲気に心が躍るペン吉。
下の画像のブタウサギ。確か体験版でも出てきたけど、耳が長くて牛のようなまだら模様。割と強引に家畜を連想させるデザインで笑った記憶がある。
途中倒れているおっさんを助けたら牧場が開放された。
牧場物語やん。
ミッションで牛の肉が必要だったので、一番高いエサで3匹飼育してみたんだけど。すぐに子牛が生まれ、あまりの成長の早さにビビるペン吉。
さて。領戦王争真っただ中なハズなのに、ココだけぽっかり別世界なのでは？とルンルンで城下までやってきた。
そしたらここはダナ人に強制労働は強いていない『共存』を謳った国だった。
最初訪れたアルフェンご一行は、それはもう驚きの連続ですよ。これまではレナがダナを支配するのが、ごく当たり前の図式だったのに。
みんなが働いていると言う採石場へも行ってみたのですが、ダナ人が自ら領将のために「いい汗流そうぜ★」的な感じで労働に励んでいます。
ここでキサラ登場！
おっ、仲間になる人やん。
ダナ人ながらも、自ら志願して領将を護る近衛兵となったようです。しかも「テュオハリム様がお会いしたいそうだ…」って、テュオハリムって領将だったの！？
だって公式のキャラ紹介では『ダナ人とも友好的な態度で接する、高貴な位のレナ人』って載ってたような…。
あぁ、高貴な位のレナ人って、そういうことですかー。はいはい。
ダナ人の奴隷化を解放する目的で訪れたけど、これならもう戦わなくてもええんでないの？
で、テュオハリムとご対面。
まあ、その…。シオン姉さんが領将に会って早々に銃をぶっ放した粗相もあったりしたんですけどね。
一通りテュオ様の意向を聞いて、アルフェン的にここでは戦う必要ないよね？と感じたようです。
ただ気になったのは、「領将になるのに本人の意思は関係ない」というところですかね。あの口ぶりから想像するに勝手に祭り上げられたんでしょう。
当然ながら領戦王争にも興味ないので、ダナ人を強制的に働かせる理由もない。ただ表向きには星霊力を集めないといけないから、労働の対価として正当な報酬を与え共存しているって感じだった。
このシーンの途中に、学生時代の友人と武器を手に戦っていたところが回想で入ったんだけど。あれってテュオ様が友人を殺したって解釈でいいんだよね。
この人、本来は争いごとは嫌いなんだろうね。
シオンだけ完食しててワロタ。
テュオ様がやりたくもない領将やってるけど、一応体裁は保っている。国も平和そのものだしね。ここからどうやって、キサラとテュオ様仲間にするんだろーって思ったら…。
きたよ、きたよ。
平川さんが！！
平川さんはキサラの兄、ミキゥダさんでした。なんでも今は≪金砂の猫≫とかいう組織の代表らしい。アライズっていろんな組織があるのね。
兄は昔キサラと同じ近衛兵だったようですが、世間的にはテュオ様裏切って処罰を受けて死亡。でも実は生きていたということのようです。
で、いろいろ端折るとですね。
領戦王争に全く興味がないテュオ様を見限ったナゾの黒幕が、彼のあずかり知らないところで暗躍してるって寸法です。
『共存』には全員が賛成してるワケじゃないってことなんだよね。やっぱりダナ人を快く思わないレナ人も少なからずいるってことだよ。
ペン吉ね。この黒幕の話聞いて、真っ先に思い浮かんだのはあのメガネ爺だった。これは恐らく多くの人が悟ったかと思う。
兄ちゃん曰く。
おかしな赤い果実をダナ人が食べると興奮状態になり、通常より多くの星霊力を放出するようです。ダナ人はそれを知らずに普段から果実が混入された食事を口にして労働してるらしい。
果実を採り続けて星霊力を完全に失った身体は、採石場奥の『医療施設』とやらで秘密裏に処分されていたようです。
兄、自らの身体を使ってコレを証明し、テュオ様に真実を伝える。
『共存』が決して上辺だけでなく、本当の意味でダナ人が安心して暮らせる未来を領将と妹に託したワケですよ。
多分ここまでキレる兄ちゃんなら、テュオ様がやりたくて領将やってんじゃないのわかってたよね？それが結果的にダナ人には救いとなっていただけでさ。
元近衛団にいたくらいだし、多分彼のそばにいたからこそ今回のことも気づいて単独で調査してたんでしょうよ。
目を背けないで黒幕と向き合い、メナンシアのために立ち上がってほしい。兄は自分を犠牲にした方法が1番説得力あると思ったんだろうな。
もともと果実を大量に採らされて先は長くないとわかっていたとしても、これはペン吉の心に刺さったよ。平川さん、アンタ立派だよ。
ところがですね。
目の前で兄が死んでいく様を見ていたキサラの悲痛な叫びがすごいのなんのって…。この叫びがテュオ様の過去とフラッシュバック。
ここでテュオ様大暴走！
え、これ戦うの？もう最初からブースト入ってますって感じでおっかないんだけど。
ちょ、途中からOVLを繰り返すテュオ様に手こずって死にました。
みんなは普通に戦っていたよ。しばらく放置して見てたけど、終わらなそうだったから素直にアイテム使って復帰したわ。
なんとかバトルには勝ちましたけど、非常に後味が悪くてアライズの闇が徐々にのぞき始めた。そんな印象でしたね。
しかもこの後は黒幕メガネ爺が一部のレナ兵と城を占拠。
本人は頭がキレるわけでも、腕っぷしも強いわけでもない。仮にこのまま暗躍していても、自身が領将になれるはずもないのに、なぜこんな勝ち目のない勝負に出てきたのか。
ラストはメガネ爺の飼い慣らした透明化できるズーグルとバトル。
初めて訪れたときは「なんて夢みたいな場所なんだろう」と思ったけど。
フタを開けてみれば、人の苦しむ姿に目を背けた領将と、そんな領将をただ盲目に素晴らしい方だと仕えた者が、迎えるべくして迎えた結末であったように思う。
どちらも身近で起こった事に気づこうとすることもなく、自らの思いを優先した結果が大事なものを失うという最悪のケース。
これゲームだからアレだけど、領将やめるって出てきて大丈夫なん？？キサラもだけど。
ここはどちらも残って後始末なり、住人の不安を早く対策してあげるのが本来の姿じゃないのかい？？
ところがですね。幸か不幸か、ここの住人はすでに心も豊かになっているようなので、領将が不在でも自分達がなんとかしなきゃで問題なさそうです。
本意じゃないにしろ、テュオ様がやってきたことはムダじゃなかったということですよ。
そして次なる目的地へ向かいます。
いきなり釣り始まった！
しかもムズイ。
ニーアレプリカントでも釣りあったんだけど、これより操作が複雑。押すボタン多くて最初はまったく釣りあげることができませんでした。
キサラが魚逃げられるたびに言い訳してるけど、コレ負け惜しみにしか聞こえないからね。
とりあえず兄の竿が全然役に立たない件。
この竿で他の魚釣りにいく気力が起きないよ。釣りマニアなおっしゃんは「あと2種類釣ったら来い」っていうけど、正直めんどくせー。その気になったら頑張ります。
先進めるよ。
道中、速水さんが襲って来た。あのフードの男。つ、強いわ。
この人、前に冬山で見かけた危険人物やん。中は速水さんだったのか。アルフェンのこと知っていたっぽいけど、記憶をなくす前に会ったことでもあるんかな。
ここでみんなで応戦するも、相手の方が段違いで強く全く歯が立たない。
リンウェルもやられ、危険人物の前に勇敢にも立ち向かうフルル！
1カメ
2カメ
3カメはスクショしてないです。すみません。
この後フルルごと斬りかかってきた(꒪⌑꒪.)!!!
間一髪でアルフェンが助けに入りますが、あまりの怖さにフルル失神で落ちる。でもペン吉的に、ここはフルル最大の見せ場だと思うの。
どんどん追い詰められ、いよいよアルフェンが殺される！とその時、シオンの銃が相手の顔を掠める。
危険人物は一旦アルフェンから離れ、ターゲットをシオンに変更。これを阻止すべくアルフェンが姉さんの前に出ますが、ここで姉さんが庇いに入り相手の剣で胸を貫かれてしまう。
ここまでこの2人って結構いい雰囲気だったんですよねー。アルフェンの気遣いがあると、どうしていいかわからずツンツンな態度を取ってしまうシオン。
シーン的にはキッつい応対にアルフェンがムスッとすることが多いんですけど、ペン吉は知っている。姉さん、少しずつだけどアルフェンのこと意識してるよね。
自分のことを心配してくれたり、庇ってくれたり。
今アルフェンに抱いているモヤモヤが特別な気持ちに変化していくのは、そう遠くない未来に訪れそうな予感♡
姉さんの方が先に気づきそう…かな。
次回へつづく。
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